頭の良い人がもつ、一般人とは違う特徴を調査したので、分かったことを報告します。
「知的好奇心が強い」
- 自分の知らない事・よく分かっていない仕組みを、知りたい・理解したいという欲求を強くもつ
- 知的好奇心の対象となる分野は広範にわたる
- 学校での勉強も、楽しんでやっていることが多い
- 知的好奇心の対象分野は限定的
- 自分が知らないことを、知って理解しておきたいという欲求はあまりない
頭の良い人は、読書や勉強を、義務感というよりも自己の楽しみのために進んでやっていることが多いです。
知的好奇心が非常に強く、知識を吸収すること・応用することを娯楽的感覚で継続できるので、同じ事をやる一般人とは負担の程度が雲泥の差となります。
「批判的・批評的視点で物事を見ている」
- 社会での通説や新説に「それは本当なのか?確かなのか?」と疑問を抱くことができる
- みんなが「これはこうなるのが当たり前だ」という常識に染められない
- 時には、真偽を確かめるために自分で検証することができる
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- 情報を疑わず、鵜呑みにしてしまうことが多い
頭の良い人は、「クリティカル・シンキング(Critical thinking)」という思考を持つことが非常に多く、クリティカル・シンキングは「批判的思考」といった意味合いになります。
性格がこじれているせいで何もかも疑い、あらゆるものをバッシングするような人は、「常識を疑い、自分の頭で物事を考え、検証していく」というクリティカル・シンキングを持っているとは言えません。
「物事の本質と共通点を見抜くのが上手い」
- その物事・現象の根幹となっている要素(=本質)を見抜くことができる
- 大局にはあまり影響しない、不要不急のものはやらなかったり後回しにできる
- 目の前のものがただ当たり前に見えるだけで、その物事・現象の根幹や規則性は見抜くことができないし、興味も向かないことが多い
頭の良い人は、その物事・現象を注意深く観察し続けることで、ある時に何らかの規則性を見出し、その物事・現象が動いていたり成り立たせるための根幹の機構を解き明かすことができます。
それが、物事・現象の本質を見抜く、ということです。
本質を見抜くことができると、問題を解決するための最重要ポイントと、どうでもいいポイントの両方が理解できるようになるため、問題解決で成功することが非常に多くなります。
「自分という人間のことを、よく理解している」
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- 「自分が得意で、自分にできること」と「自分が苦手で、自分にできないこと」の両方をしっかり理解している
- 人生の中で最も欲しいモノを理解し、そのための行動をしたりライフプランを設計することができる
- 自分の能力・人格を、過大評価も過小評価もせずに、冷静になって評価できる
- 「自分は何でもできて、何でも知っている、すごい人間」とごう慢になりがち
- 自分が道徳的に優れた聖人的人間である、と思い込みがち
- 「自分が、人生の中で一番欲しいモノって何だろう?」という発想にすら至らないことが多々ある
頭の良い人は、自分の得意分野・苦手分野、得意な人付き合いの仕方と苦手な人付き合いの仕方、などを細かくしっかり理解しています。
自分になら容易に成功できる分野ばかりを選び、自分が苦手で失敗の確率が高い分野は極力避けるので、人生で成功を収めることが多くなります。
「積極的にリスクを負おうとする」
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- リスクを必要以上に恐れず、果敢に挑戦する
- 真に気にするべきことと、気にしなくていいことの区別がしっかりついている
- 自分の頭・知見で物事を考察できるため、周りの人達が言う的外れなおびえ方に惑わされることがない
- 頭の良い人は「ストリート・スマート(組織に依存せずに、個人の能力でビジネスの現場を生きぬくことができる人)」というタイプ
- 起こる可能性がほとんど無いタイプのリスクや、賢い人が「大局には影響しない」と割り切っているタイプのリスクにも、必要以上におびえてしまう
- 机での勉強が得意な人は「アカデミック・スマート(学術的な知識がある人、学校の勉強ができる人)」というタイプで、このタイプはリスクを恐れ、安定を求める
頭の良い人は「ストリート・スマート」というタイプであり、人生の選択において積極的にリスクを取り、そして成功しやすくなります。
派遣社員や契約社員のような非正規労働者が増え、1つの会社に留まることが少なくなってきた現代では、学歴しか誇ることが無い「アカデミック・スマート」のタイプの人よりも、自分の頭で考えて大金を稼ぐことができるストリート・スマートのタイプの人の方が活躍できると言えます。
一概に頭が良いといっても、色々なタイプの賢者がいる
記憶力に秀でているタイプの頭の良い人
有名大学卒の高学歴や、そういった高学歴達が主に就職する大企業などに、このタイプが多い。
要領が良いタイプの頭の良い人
重要なポイントのみに力を注ぎ、他のところは上手く力を抜ける。他人を上手く利用する技術や処世術に秀でていることが多い。
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独創的な発想ができるタイプの頭の良い人
発想力に優れ、これまでに無い新しいアイデアを生み出すことができる。特殊な才能が必要となる、作曲家や漫画家のようなクリエイティブな職に就いている人にこのタイプが多い。
構成力が優れているタイプの頭の良い人
いわゆる「仕事ができる人」がこのタイプに該当する。時間的スケジュールや人材のレベルや今ある材料を調整して、物事をスムーズにゴールまで運ぶことが可能。
頭の回転が速いタイプの頭の良い人
短時間で高度な推論ができる人。パズルなどが得意であることが多い。
頭が良い人は、本ページで解説した「批判的・批評的視点で物事を見ている」「知的好奇心が強い」といった共通の特徴をもっていますが、それらの基本的特徴を備えた上で、色々な賢者のタイプへと分かれます。
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