社会人になって、ライトノベルの内容のあれこれに「キツい…」と感じ、これまで読んできたライトノベルから卒業する現象について調査したので分かったことを報告します。
「ラノベからの卒業」についてのネット上の意見
おっさんになると、
・萌え絵のゴリ押し
・上っ面だけのギャグテイストなやりとり(読んでいて白ける)
このあたりが非常にキツくなってくる。
・萌え絵のゴリ押し
・上っ面だけのギャグテイストなやりとり(読んでいて白ける)
このあたりが非常にキツくなってくる。
異世界転生モノの、
転生先の世界観がどれもほぼ同一なので飽きる。
RPG世界の中世ヨーロッパ的なものばかり。
転生先の世界観がどれもほぼ同一なので飽きる。
RPG世界の中世ヨーロッパ的なものばかり。
「年を取って、昔とは感性が変わった」
「現代のラノベが昔よりも劣化した」
なんかの理由以外に、
現代の娯楽の主流が「定額見放題の動画配信サービス」とか「ソシャゲ」へ移り変わった、
というのが大きい。
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相当なラノベマニアでも無い限りは、みんな楽で楽しくて世間で流行している娯楽へ移行する。
「現代のラノベが昔よりも劣化した」
なんかの理由以外に、
現代の娯楽の主流が「定額見放題の動画配信サービス」とか「ソシャゲ」へ移り変わった、
というのが大きい。
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相当なラノベマニアでも無い限りは、みんな楽で楽しくて世間で流行している娯楽へ移行する。
作品が未完のまま、作者がラノベ業界から消えるというパターンが多すぎる。
お気に入りの作品が未完のままだと、ラノベを読む意欲が消失して卒業する。
お気に入りの作品が未完のままだと、ラノベを読む意欲が消失して卒業する。
中高生の頃にリアルタイムで
イリヤの空とか狼と香辛料みたいな名作ラノベを読んでいた層は、
現代のラノベはギャップが大きすぎてついていけない。
タイトルが長すぎたり、異世界転生しすぎだったり、ラノベがほぼ別物に変わっている。
イリヤの空とか狼と香辛料みたいな名作ラノベを読んでいた層は、
現代のラノベはギャップが大きすぎてついていけない。
タイトルが長すぎたり、異世界転生しすぎだったり、ラノベがほぼ別物に変わっている。
ラノベの作中で
・ジョジョネタ
・ガンダムネタ
・最近起きたネット上の事件やネット上の流行語
このあたりが出てくるとげんなりする。
「これ出しときゃ、まあとりあえずウケるでしょ」
という作者・編集者が読者を舐めている魂胆が透けて見えるから。
・ジョジョネタ
・ガンダムネタ
・最近起きたネット上の事件やネット上の流行語
このあたりが出てくるとげんなりする。
「これ出しときゃ、まあとりあえずウケるでしょ」
という作者・編集者が読者を舐めている魂胆が透けて見えるから。
ハーレムとか、過剰なエロとか、
不健全な要素が多すぎて距離を取りたくなり、そのままラノベから卒業。
こういう不健全要素が多い理由って、今のラノベがストーリーのみで勝負できなくなったことの表れでしょ?
不健全な要素が多すぎて距離を取りたくなり、そのままラノベから卒業。
こういう不健全要素が多い理由って、今のラノベがストーリーのみで勝負できなくなったことの表れでしょ?
ある程度年を取ると、紙面で文字をずっと追うのが辛くなってくる。
だから、絵がメインの漫画とか、受動的に楽しめるアニメ・映画へと自然に移行しちゃう。
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だから、絵がメインの漫画とか、受動的に楽しめるアニメ・映画へと自然に移行しちゃう。
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社会人になって仕事が忙しくなると、当然余暇がかなり少なくなる。
そうなると、余暇に費やせるものは、
・短時間で多くのモノを吸収でき、実用性が高い
・少ない労力で楽しめるもの
おのずとこのあたりに限定されるようになり、
キャラ同士の無意味な掛け合いが多くて内容が薄かったり、読書行為なので精神的なハードルが高いという特徴があるラノベは自然と忌避されるようになる。
そうなると、余暇に費やせるものは、
・短時間で多くのモノを吸収でき、実用性が高い
・少ない労力で楽しめるもの
おのずとこのあたりに限定されるようになり、
キャラ同士の無意味な掛け合いが多くて内容が薄かったり、読書行為なので精神的なハードルが高いという特徴があるラノベは自然と忌避されるようになる。
ライトノベルというジャンルの未来に、希望を全然感じられないんだよ。
大人になって、ラノベで「ここがキツい」と感じる部分
- 年端もいかない少年少女が主要人物であり、学園などが物語舞台であるところ(読者の現在の生活環境とギャップが大きすぎるため)
- 正規軍隊よりも強い生徒会
- 主人公の「やれやれ…」と斜に構えた態度
- 主人公の中二病的な言動や思考内容が、自身の黒歴史を想起させるので読んでいて辛い
- 本文がキャラ同士の会話文ばかりで、小説全体がまるで演劇用台本のようになっているところ
- 本文に、ネットスラングが平然と出てくるところ
- 「スキル」「ギルド」「ステータス画面」など、ゲーム的要素が平然と物語中に出てくるところ
- 「ストーリー進行とは無関係な、キャラ同士の漫才的展開」が多すぎるところ
- 「元いた現実世界の人生がダメなものだったから、異世界へ転生してそこでチート能力をもらって今度こそ人生を成功させる」という思考法やストーリーテーマ
- 落ち着いた内容のストーリー・骨太なストーリーを期待して読み始めたのに、主人公がチート能力を得て無双して周囲にちやほやされるというストーリー内容だったとき
ラノベから卒業した人が次に向かう趣味としておすすめなもの
次に向かう趣味としておすすめなもの
- 一般小説
- ノンフィクションやビジネスやアートといった、小説とは別ジャンルの本
- 漫画
- アニメ
- 映画
- ゲーム(RPGのようなストーリー性が重視されるジャンルのゲーム)
「桜庭一樹」「有川浩」「中田永一(「乙一」の現在の筆名)」といったライトノベル畑出身の小説家の作品は、一般小説でありながらどこかライトノベルチックであり、ライトノベルファンにとっては特に親和性が高くておすすめです。
また、「重松清」「京極夏彦」「伊坂幸太郎」「恩田陸」「森見登美彦」「東野圭吾」「江國香織」「森博嗣」などといった小説家の作品も漫画的で、ライトノベル読者とは相性が良いので、こういった作家の小説を読んで、少しずつ一般小説へシフトしていくと良いでしょう。
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