「放送中のアニメを観ていて、途中で切る(途中で観ることを止める)」ということを起こさせるアニメのストーリー展開や設定について調査したので分かったことを報告します。
「アニメの視聴を途中で切ろう」と決意させる、7つの瞬間
1「ストーリーや世界観が複雑すぎて、理解するのが大変な時」
- 話の導入部で、その作品の世界観や、その作品での特有の能力・特殊な現象の解説が延々と続く
- その作品での特殊用語が多数出てきて、理解が追いつかない
2「不快すぎるキャラクターが作品中に存在している時」
- 難聴系主人公
- 超鈍感な主人公で、女の子キャラ達の好意や好意アピールに全然気付かない
- 主人公が人の話を聞かないタイプのキャラクターで、愚かしい暴走を繰り返してトラブルを頻発させる
- 魅力が皆無の主人公と、そんな主人公に盲目的に恋をしている美少女ハーレムの構成員達
- 腐女子キャラ
- テンプレートすぎる特徴の、ツンデレヒロイン
などが、アニメを切ることを誘発させる代表的な不快キャラクター
3「途中の放送回を見逃してしまったり、予約録画をし忘れてしまった時」
- プライベートのスケジュールが忙しかったせいで、ストーリー途中の回を見るための時間的余裕が無かった
- 途中の回を、うっかり見忘れてしまった
- HDDレコーダーの予約録画をし忘れてしまったり、予約録画の設定を間違えて目当てのアニメを録画できなかった
4「ストーリーの展開の仕方に、色々と不満が溜まった時」
- 単純に話がつまらなくて、そのせいで「次回もぜひ観たい」というわくわくした気持ちが消失する
- ストーリーの展開が遅くて、なかなか話が先へ進まない
- 「そのアニメを見ていて、眠気を覚える」「30分間が長く感じられる」「気がつけばTV画面から目をそらして手元のスマートフォンをいじっていることが多い」という状況だと、そのアニメを切る事態になりやすくなる
- キャラクターが唐突に死んで、鬱展開へ突入する
- そのキャラクターの人物背景が全然掘り下げられていないのに、唐突にそのキャラの感動展開が始まり、感動の押し売りがスタートする
- 品性下劣な主人公が、周囲のキャラクター達から賞賛・肯定され続ける
- 原作の漫画・小説のストーリーを、悪い方向へ改変している
- 「オタクは素晴らしい!」とオタクを過度に持ち上げたり賞賛する展開が多すぎる
- 「腐女子ウケを狙った、男子キャラクター同士のBL的な展開・雰囲気」が多く見受けられる
- 作品のあらすじ・ストーリーの導入部はシリアスで硬派なものだったのに、途中から日常系やハーレムモノになり、期待を裏切られた
- キャラクターが口頭で理屈をこねているシーンが長く続き、目を引くアクションシーンがなかなか起こらない
などが、アニメを切ることを誘発させる代表的な展開
5「そのアニメのノリが寒かったり、ノリに付いていけない時」
- 他作品のパロディーネタが多すぎる
- ネットスラング(ネット上でのみ使われる卑俗な言葉のこと)が作品中に使用される
- アニメの作品中に、アニメ制作側の内輪ネタが盛り込まれている
- 作中でのギャグが、視聴者側にとっては高確率でつまらない
6「そのアニメ作品の各種クオリティーが低すぎた時」
- 声優の演技が棒読み
- その作品のアニメーションにおいて、作画崩壊が目立つ
7「そのアニメ作品の構成スタイルに、受け付けないものを感じた時」
- ストーリー上の伏線を大方回収して大団円で終わったのに、2期の放送がスタートした
- 「2期」「3期」「4期」と続編が制作され、長期的に話を追いかけるのが辛くなる
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