信頼性が高い性格診断・MBTIで、ISFP型が自身の生活や生き方に「状況が変化しないこと」「心が平穏であること」などを希望していることについて解説します。
ISFP型が自身の生き方や生活や人生に望む、4つのこと
1「ISFP型は原則的に、心乱されることなく静かに暮らしたい」
- 「不快な人間関係」のせいでストレスを受けたくない
- 「過密なスケジュール」のせいで時間・やるべき課題に追われて忙しくなりたくない
- 「騒音」「悪臭」「不潔な物体が身の回りにあること」などによって生活上のストレスを受けたくない
- 自身が苦手な事を心の中で意識したり、苦手な事に関する問題にとらわれることをしたくない
2「状況の大きな変化は望まず、今の状況を維持していきたい」
- ISFP型は欲望・欲求が薄い傾向が強くあり、あまり大きなことは望まず、平穏な現状が続けばそれで良いと考えやすい
- たとえば、「リーダーのような、集団内で目立ったり自身の責任と負担が大きい役回りを任されること」は避けたい
ISFP型は、
自身の身の周りの状況が変化して、そのせいで自身が混乱したり、
難しい目標を達成するために辛い思いをすることなどを、強く嫌います。
心が乱されることが無い平穏な状況が続くことは、ISFP型が望むことの根幹的要素であると言えます。
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3「自分が好きな物事・趣味を楽しむ生活を続けていきたい」
- 好きな音楽を聴くこと
- 好きな香りのアロマを焚いてリラックスすること
- 美しい自然風景を眺めたり、五感で自然に触れること
- 自身の自慢の美的センスを活かしたインテリアの部屋の中で、暮らすこと
- その他、読書や映画鑑賞やゲームなどの、自身が好きな趣味をのんびりと続ける生活をしたい
4「集団内では、目立たずにいることを希望する」
- ISFP型は積極性にとぼしいので、自身が黙っていても許されるようなタイプの集団・人間関係を希望する
- 他者にあれこれ指示を出したり、厳しくしかりつけることは精神的に苦しくなるので、そういうことが起こらない裏方的な役回りを希望する
- 他者達に、こちらの事情や内面をあれこれ詮索されたり、イジられたくない
- 他者達に、こちらについて何かを決めつけられたり何かの負担を押しつけられたくない
- 集団内では傍観者・裏方的なポジションを希望するが、集団内で完全に孤立していると心が苦しいので、
多少は優しく接してもらいたいし、こちら側からも優しく接したい
本記事で解説しているISFP型が望むことを実現するように生活や人間関係を調整していくと、
ISFP型にとって非常に心地良いタイプの人生を送ることができるようになります。
その人間は全16種類の性格型の1つに分類できるとする「MBTI性格診断」
16種類のそれぞれの性格の簡潔な解説図
ISFP型の心理機能の組み合わせと、ISFP型の得意不得意
ISFP型の心理機能の組み合わせ
優勢機能 | 補佐機能 | 代替機能 | 劣等機能 | |
---|---|---|---|---|
ISFP | 内向的感情(Fi) | 外向的感覚(Se) | 内向的直観(Ni) | 外向的思考(Te) |
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補佐機能(第二機能):その人が2番目によく使う機能
代替機能(第三機能):補佐機能の効果をもってしても状況を解決できない場合に、この代替機能が働いて優勢機能をサポートする
劣等機能(第四機能):その人の性格型が最も苦手にしていること
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外向的感覚:現実世界で起きている出来事や、自身の五感で感じる感覚で物事を判断しようとする気質。略称はSe。
内向的直観:現象の本質・共通性・関連性を見出そうとする気質。略称はNi。
外向的思考:この世界を客観視して、物事を判断したり思考しようとする気質。略称はTe。
「心理機能」の詳細は、当ブログでの専用解説ページ↓をご覧下さい。
ISFP型の心理機能の組み合わせから生じる長所
- 優勢機能の内向的感情:豊かな内面世界を持っていることが主な長所
- 補佐機能の外向的感覚:娯楽を楽しむ能力が高いことが主な長所
ISFP型は自身の内側へ意識を向けて、個人としての考え方を確立したり自身の感覚を明確に感じ取ることを得意としています。
そこへ補佐機能の、娯楽行動への高い適性が加わるため、
ISFP型は「個人的な楽しみ・個人的な娯楽を、黙々と追求することが非常に得意」という長所をもっています。
また、代替機能の内向的直観の効果で物事の本質・関連性を見出すことも得意なため、研ぎ澄まされた知性を身につけることができます。
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ISFP型は外向的思考が劣等機能(その人にとって最も苦手なこと)になっていて、
このことはISFP型が「客観的に見て大事なこと」「他者や組織から高く評価されること」を正確に判断することが非常に難しいことを意味しています。
ISFP型は「自分にとっての娯楽と安楽さを追求することに没頭しがちで、社会的には評価されなくてもべつに構わない」というタイプの考え方や行動を取ることが多いですが、
ISFP型の4つの心理機能の組み合わせ方を考慮すると、上記の考え方・行動はISFP型にとっての得意不得意の傾向に応じた自然なスタイルであると評価することができます。
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MBTIの性格診断と合わせて診断すると、より自身の強みと適性をはっきりさせることができるようになります。
当ブログでの、ISFP型の性格の基本的特徴と適職を解説した記事↓も合わせてご覧下さい。
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