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ギャルゲーのストーリーとヒロインにありがちな事・あるある

 

ギャルゲー、あるいは、コンシューマー版ギャルゲーの原作であるエロゲーにありがちなこと・あるあるを解説します。

 

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ギャルゲーのストーリーとヒロインに、ありがちなこと

ギャルゲーのストーリー展開にありがちなこと

 

 

ヒロインを攻略して恋人関係になる一般的な流れは、
「ヒロインの生い立ち・出自」「ヒロインが所属している組織での立場」「そのヒロインの性格や体質」などにおける問題点・欠落点を、ヒロインと親しくなるうえで主人公が理解する

主人公の奔走・尽力により、問題点・欠落点が解決する

以上のストーリーの流れの中で、ヒロインと恋人関係になる(個別ルートのENDを迎える)

 

主人公の同性の友達で、
・ノリが良くて軽薄な態度&ちょっとアホ
・友達思いの熱い性格
こういう特徴を備えた友達が、ほぼ確実にいること。

 

主人公の両親が、県外や海外に赴任しているため、主人公が独り暮らし状態。
そこへ、ヒロインとの同棲イベントが発生。

 

ギャルゲーの主人公が、
目が前髪で隠れている(イケメンの部類であることは顔の造形から感じ取れる)
・鈍感
・かんじんなシーンで難聴が発動して、ヒロインの告白的セリフを聞き逃す
・おせっかいな性格で、他者の内情に干渉せずにはいられない

 

各ヒロインのルートごとに、主人公の立ち位置が大きく変わる場合がある。
あるヒロインルートでは正義側勢力に主人公が属していて、
別のヒロインルートでは悪側勢力のヒロインに主人公が協力する形で悪側勢力に属する、みたいに。




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主人公が、
「学業成績は悪い」「よく授業をサボるなど、校則違反の常習犯」「喧嘩早い態度で、すぐにトラブルを起こす」
など、準不良みたいな立場。

 

18禁のエロゲーから移植されたギャルゲー作品である場合、
ストーリー上でかなり残酷なシーン・キャラクターのショッキングな設定が出てくることが多い。
原型のシーン・設定よりも内容が緩和されていることが多いけれど、それでもなおかなりエグい。

 

共通ルートではどのヒロインもそれなりに主人公にデレていたのに、
特定のヒロインの個別ルートに入ったとたんに、
他のヒロイン達が主人公と距離を取るようになったり急によそよそしくなって、ストーリー上からフェードアウトしてしまう、なんとも言えない寂しい現象。

 

大多数の凡庸なギャルゲーは、ドラマが目に見えて動くのは序盤と終盤だけで、中盤の中だるみがひどい状況。
日常シーンやギャルゲーにおけるテンプレ的イベントをだらだらと続けるだけの引き延ばし展開の連続。
特に、「学園モノ」というギャルゲージャンルでこの傾向が顕著。

 

ギャルゲーの歴史の中で、
・感動系(泣きゲー)
・燃え系(少年漫画的な熱い展開が続くギャルゲー)
・衒学系(博学でなければ理解が追いつかない、かなり難解なギャルゲー)
みたいなストーリージャンルが生まれ、そのほとんどは次第に消費者達からの支持を失って消えていき、
現代ではスタンダードな萌え系ギャルゲーしか生き残らないようになった。

 

 

 

 

攻略対象の女の子キャラクター達にありがちなこと

 

 

主人公とその女の子キャラが初めて出会った時点で、すでに淡い好意を抱いていてなかば主人公に惚れている。
出会いがしらに主人公が「付き合って」と言い寄ったら、表面上は拒否するけれどやぶさかではない、といった感じ。

 

ツンデレという属性が売りだったキャラが、
主人公とある程度親しくなるとデレ一辺倒になって、ツンデレ属性の意味が無くなる。

 

メインヒロインは、ゲームプレイヤー達からヒロインに求められる各種要素を浅く広く備えた、優等生的な性能のキャラ。
サブヒロインは、ある特定の魅力に特化したとがった性能のキャラ。
ヒロイン達の人気投票では、一点特化したサブヒロインが人気トップになりやすい。




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攻略できない(そのキャラのストーリールートが用意されていない)けれど、
ぜひとも攻略して恋愛関係になりたい女性キャラが、それなりの確率で存在する。
ストーリー上でのサブキャラクターや、ヒロインの同性の友達や、ヒロインの母親など。

 

まれに、そのギャルゲーの各ヒロインと同等以上の可愛さを備えた
「男の娘キャラ(サブキャラクターであり攻略不可)」
が登場する。

 

・過去のトラウマのせいで、心を閉ざしている
・心に闇を抱えていて、他者との交流を絶っている
こういう前提条件のキャラクターだったはずなのに、
主人公と交流(恋人未満の関係)を始めたとたんに主人公にデレデレになるヒロイン。

 

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