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おもいでエマノン…鶴田謙二の絵と作品雰囲気が魅力的な漫画

 

生命誕生以来の30億年分の記憶をもっているという、謎の多い女性「エマノン」。

船の上で出会ったエマノンとの、刹那にして、彼女にとっては永遠に記憶に刻まれる恋。

人気イラストレーターの手によって全ページが漫画化されている、雰囲気抜群のおすすめ漫画「おもいでエマノン」シリーズの紹介です。

 

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シリーズ第1作「おもいでエマノン」のストーリー

 

「おもいでエマノン」のストーリー

この話の主人公・大学生の「ぼく」は、失恋の傷心旅行として、フェリーに乗り込んでいた。




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そのフェリーの中でふとしたきっかけで知り合った、謎めいた女性「エマノン」とぼくは意気投合していっしょに食事をする。

SF小説が好きなぼくに、エマノンは「自分は、地球に生命が誕生して以来の記憶を全てもっている」と、冗談なのか本気なのか判らないことを語る。

 

 

翌日、エマノンはぼくの前から消えていて、フェリー内を探し回ってもエマノンを見つけ出すことはできなかった。

13年後、駅の中でぼくとエマノンは偶然再会する。フェリーでの出会い以来ずっとエマノンのことが気がかりだったぼくが望むかたちの再会とは、まったく別の不思議な再会となった。

 




シリーズ第2作「さすらいエマノン」

 

 

漫画・エマノンシリーズの第二作。




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第一作に引き続き、旅をするエマノンの様子と、歴代のエマノン史上で初めて兄が出来たというエピソードが語られます。

 

 

シリーズ第3作「續 さすらいエマノン」

 

漫画・エマノンシリーズの第三作。

エマノンが男性と結婚して、家庭を築き、生まれた新エマノンへ世代交代をしていくエピソードが語られます。




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エマノンシリーズの主人公にして人気の女性「エマノン」

 

「エマノン」という女性

  • 地球上に生命が誕生して以来の、30億年分の記憶を引き継いでいる
  • どうしてそのような状況にあるのかは、エマノン自身にとっても不明
  • 長い髪・顔には少々そばかすがある・上はセーターで下はジーンズ、といういでたちで、黄色いナップザックを背負っている
  • 現在のエマノンが子どもを生むと、その子どもに30億年分の記憶と人格が引き継がれ、その子どもが新しいエマノンになる。
    子どもを生んだ旧エマノンは記憶と人格が欠落したぬけがらになる。
  • 歴代のエマノンは、独りでずっと世界中を旅している
  • 「エマノン」という名前の由来は、「no name(名前無し)」の逆さ読みの「emanon」。
    エマノン自身が名前というものにこだわりが無いので、そのように適当に名乗っている。
  • エマノンが地球の生命の記憶を引き継いでいる理由は、「地球の出来事を記憶し記録していくことが自身に与えられた使命では?」とエマノンは考えている

 

 

エマノンという女性キャラクターは、古参のSF小説ファン達の間では非常に高い人気がある、みんなが好きなキャラです。

 

小説のエマノンシリーズ

 

小説家・梶尾 真治(かじお しんじ)による、エマノンを主人公にして同一の世界観を共有した小説シリーズが、エマノンシリーズ。

小説の表紙のイラストは、漫画家・イラストレーターの鶴田謙二が担当している。

 

 

エマノンシリーズ

  • おもいでエマノン(1983年6月発行)
    • 1987年、2000年、2013年に、それぞれリニューアル版・新装版の小説「おもいでエマノン」が発売されている
  • かりそめエマノン(2001年10月発行)
  • まろうどエマノン(2002年11月発行)
  • ゆきずりエマノン(2011年5月発行)
  • うたかたエマノン(2013年11月発行)
  • たゆたいエマノン(2017年4月発行)

 

 

エマノンシリーズの短編小説「あしびきデイドリーム」で、で2001年の第32回星雲賞日本短編部門受賞。星雲賞は、日本で最も古いSF賞で、権威ある賞。

2006年、「SFマガジン」で行われたオールタイムベスト投票で、「おもいでエマノン」が国内短編部門の6位に入る。

 




エマノンシリーズを担当する漫画家「鶴田謙二」

 

原作小説のエマノンシリーズの表紙絵を担当している漫画家・イラストレーターが「鶴田謙二(つるた けんじ)」です。画集を複数出しているだけあって、精緻で味わい深い絵柄が非常に魅力的な作家です。




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漫画化されたエマノンシリーズは、その全ページが鶴田謙二が描いているという超豪華仕様。

鶴田謙二は寡作・遅筆の作家であることで知られ、活動期間は20年を超えているのに数冊の漫画と画集しか発表していません。

連載中の漫画も、途中で話がとだえて永遠の未完になることは決して珍しくありません。

そんな寡作作家・鶴田謙二が、継続してエマノンの漫画を発表してくれることは、奇跡と言っても過言ではありません。

鶴田謙二は「自分の描く少女にはすべてエマノンの影響がある」と語り、エマノンシリーズに強い思い入れがあるようです。

 

 

鶴田謙二の漫画作品

「冒険エレキテ島」

 

 

 

 

「ポム・プリゾニエール La Pomme Prisonniere」

 

 

 

 

「Forget-me-not」

 

 

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