バブル経済の崩壊や、リーマンショックのせいで、不景気から企業就職が非常に難しくなってしまった世代を「就職氷河期世代」と呼びます。
就職氷河期世代の特徴や、彼らが就職氷河期の後にどうなったのかを調査したので、分かったことを報告します。
「就職氷河期」の世代にありがちなこと
就職活動で10社や20社も受けて、
ようやく1つのブラック企業から内定をもらえるのが就職氷河期。
ようやく1つのブラック企業から内定をもらえるのが就職氷河期。
国家側の勝手な事情によって、
人生を破壊されたのが氷河期世代。
氷河期世代が子どもを作らず少子化を悪化させることで、
無言で国家への復讐を続けている。
人生を破壊されたのが氷河期世代。
氷河期世代が子どもを作らず少子化を悪化させることで、
無言で国家への復讐を続けている。
受験勉強と、大学での勉強を頑張ってきたというそれまでの努力が
巨大なマイナスのせいで丸ごと無にされたような世代。
大卒なのに、多くの人達が無職・フリーター・派遣にならざるを得なかった。
巨大なマイナスのせいで丸ごと無にされたような世代。
大卒なのに、多くの人達が無職・フリーター・派遣にならざるを得なかった。
株式投資の才能とか起業できたりするような、
ごく一部の特殊スキルの持ち主達や、本当の本当に仕事ができる人達だけは助かった。
凡百のサラリーマン型の人間達はまとめて地獄へ堕ちた。
ごく一部の特殊スキルの持ち主達や、本当の本当に仕事ができる人達だけは助かった。
凡百のサラリーマン型の人間達はまとめて地獄へ堕ちた。
旧帝大卒ですら就職に苦労し、
旧帝大卒の肩書きを捨てて、高卒だといつわって高卒枠に就職せざるを得なかった。
旧帝大卒の肩書きを捨てて、高卒だといつわって高卒枠に就職せざるを得なかった。
第一次氷河期の最中に、ちょうど折り悪く
「フリーターって生き方はかっこいい」
って社会風潮が生まれてしまった。
その風潮に乗せられて、血反吐を吐いて正社員就職をすることをせずに、フリーターになった人達は、
現在生き地獄を味わっている最中。
「フリーターって生き方はかっこいい」
って社会風潮が生まれてしまった。
その風潮に乗せられて、血反吐を吐いて正社員就職をすることをせずに、フリーターになった人達は、
現在生き地獄を味わっている最中。
氷河期世代で、同世代に連絡がつかない奴が多すぎ。
死んでいるのか、引きこもっているのか、現在は話せないような悲惨な状況なのか、
とにかくろくな状況じゃないことだけは確か。
死んでいるのか、引きこもっているのか、現在は話せないような悲惨な状況なのか、
とにかくろくな状況じゃないことだけは確か。
2019年現在、中小企業が深刻な人手不足で苦しんでいても、
フリーターや無職の氷河期世代は企業群に「あ、大丈夫っす…」とスルーされる。
年齢がいきすぎていること・ろくにスキルを持たないことから、企業群に倦厭されて救いが全く無い。
フリーターや無職の氷河期世代は企業群に「あ、大丈夫っす…」とスルーされる。
年齢がいきすぎていること・ろくにスキルを持たないことから、企業群に倦厭されて救いが全く無い。
日本の「新卒一括採用文化」の暗部を体現したのが
就職氷河期世代。
新卒一括採用なんてアホらしいことをせず、もしも日本企業が中途採用に積極的だったら
氷河期世代は十分に幸せになれた。
就職氷河期世代。
新卒一括採用なんてアホらしいことをせず、もしも日本企業が中途採用に積極的だったら
氷河期世代は十分に幸せになれた。
就職氷河期の惨状を見ていると、
「人生は運」
って言葉は怠け者の戯れ言じゃなくて真実だと思わざるを得ない。
生まれが数年早いか遅いかという運要素で、人生の明暗がはっきり分かれているんだから。
「人生は運」
って言葉は怠け者の戯れ言じゃなくて真実だと思わざるを得ない。
生まれが数年早いか遅いかという運要素で、人生の明暗がはっきり分かれているんだから。
2種類の氷河期世代
第一次就職氷河期世代
- 1993年から2005年にかけて、学校を卒業し就職活動をしていた者達が1番目の就職氷河期世代
- 1991年に日本でバブル経済が崩壊したことで、景気が冷え込み、いろいろな業界が新卒採用数を少なくしたり1人も採用しないという事態になってしまった
- 第一次就職氷河期の中で、2000年から2004年にかけての期間が最も就職が難しかったとと言われている
- 2種類の就職氷河期世代で、この1番目の就職氷河期世代の方が状況がより悪かったと言われている
第二次就職氷河期世代
- 2010年から2013年にかけて、学校を卒業し就職活動をしていた者達が2番目の就職氷河期世代
- リーマンショックにより、世界中の投資家達がリスクを警戒して投資を控え、そのせいで世界中の景気が後退した。日本の企業も新卒採用数をしぼり込むなどを行い、就職難の状況になってしまった。
- 前回の就職氷河期よりは氷河期期間が短くて就職率もマシなので、前回ほどの悲惨なものではない
氷河期世代の悲惨な現状と、彼らのこれから
第一次就職氷河期世代の現状
- 2019年現在、第一次就職氷河期世代は30代半ばから40代後半という年齢
- 第一次就職氷河期世代の多くが「フリーター」や「派遣社員」のような社会保険費を雇用主に負担してもらえない労働形態になってしまっている
- 第一次就職氷河期に正社員就職できた優秀な人達は企業内での管理職に就いている事が多く、同世代の非正規雇用者達とは人生の明暗がくっきり分かれている
- 厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、10年・15年では他の世代が賃金が上昇しているのに対し、第一次就職氷河期世代に相当する年代では賃金が減少している
- 第一次就職氷河期世代は不安定な雇用状況だったり低収入だったりで家庭をもつことが難しく、子どもを作れないため日本の少子化の大きな要因の1つと言われている
- 政府や企業からは、第一次就職氷河期世代は「見て見ぬふり」をされているのが実状で、はっきりとした効力がある救済策は施されていない
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リーマンショックによって第二次就職氷河期世代になってしまった人達は、就職難の憂き目に遭ったものの、学校を卒業してまだ年齢が若いことや、第二次就職氷河期の終了直後にアベノミクスによる売り手市場が到来したことで、現在は正社員就職ができて人生を持ち直すことができた人も多い状況です。
第一次就職氷河期世代の多くは非正規・低収入という経済状況に置かれたまま、少しずつ高齢へ向かって近づいている状況です。
高齢になれば働ける場所も今まで以上に限られてしまい、収入がさらにダウンする可能性が高くなります。
また、自身の健康問題や、親の介護のせいで就労が難しくなる問題も浮上してきます。
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