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アニメ作品の売上・視聴率が爆死したり空気化する、主な原因

 

アニメ作品の視聴率・Blu-rayの売上が爆死したり、放送時期に存在感が空気になる、

その主な原因を解説します。

 

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アニメ作品が爆死・放送中に空気化する、主な7種類の原因

1「そのアニメ作品の一部、あるいは全体が、低クオリティー」

  • 作画が良くない(アニメーションにおいて、ぬるぬると動かない・止め絵がかなり多い)
  • 場面ごとのカメラアングルが、良くない
  • アクションシーンにおいて、作画・演出などで迫力に欠ける
  • 声優のキャスティングが、ミスマッチ
  • 音響効果に力を入れておらず、音周りが凡庸な印象
  • 作画の労力削減のために作中でCGが多く使われていて、そのせいで視聴中に違和感を強く覚えるアニメーションになっている
    • 上記のリストのような問題点を複数抱えている場合、
      視聴率・有料動画配信サービスにおける再生回数にはあまり影響しなくても、『Blu-rayの売上』が悲惨なものになりやすい(大金を支払ってまでリピート鑑賞したいとは思えない出来)




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2「そのアニメ作品の原作」が存在しない、オリジナルアニメーション作品

  • オリジナルアニメーション作品は、放送の結果が「大成功」「大失敗(こちらの結果が大部分を占める)」の両極端になる
    • 「そのアニメ作品の人気の下地」となる、原作の漫画・小説などが無いせいで、
      多くの人達が警戒し、そのオリジナルアニメーション作品の視聴を避けるか、辛口評価前提で視聴するようになるから

      • この大きなハンディキャップを乗り越えるためには、そのオリジナル作品の内容が圧倒的に優れていることが必須条件であり、
        その条件を満たしていないと爆死直結になってしまう

 

 

 

 

3「そのアニメ作品の原作」に、アニメ版が不人気になる原因がある

原作の人気自体が低い
  • 典型例として、「人気が並程度の、なろう小説作品」という原作をアニメ化すると、たいていは爆死する
    • 原作小説および原作の漫画版は、一部でのみもてはやされていることが多く、そのような作品は世間全体という視点では知名度が低すぎる
  • ストーリーの面白さ・売上数がイマイチの原作で、「アニメ化基準のボーダーラインにぎりぎりで引っかかった作品」も、アニメ化するとたいてい爆死する




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「原作の媒体」が、アニメ化に不向き
  • コンシューマーゲーム(アクションRPGなど)
  • ソーシャルゲーム
  • ライトノベル
  • ギャルゲー
    • 上記のリストのような媒体の原作は、
      「ストーリーが、アニメ向きではない(原作では気にならなくても、アニメだとちぐはぐなものになりやすい)」
      「テキストがメインであるため、映像化のためのビジュアル面での手がかりが少なく、そのせいでアニメ化が失敗しやすい」といった問題を抱えている

 

 

原作が、一部の玄人向けだった
  • 「一部の、センスがある読者達にウケる漫画作品」という原作が、マイナージャンル内での大物、という状況になっていたため、アニメ化の対象になったパターン
    • アニメ作品として大衆へ向けて公開すると、全然ウケずに爆死という結果になりやすい

 

 

原作が、ネット発のコンテンツ
  • よくあるパターンとして、twitterのようなSNSのアカウント上で漫画を描く→人気を博してネット上の漫画配信サービス内で漫画連載→アニメ化、という流れ
    • 漫画のノリ・内容のクオリティーが、
      「あまりにもニッチすぎる内容」「SNS・ネット文化に精通していないと、面白さがよく分からない」「アマチュアにしてはよくやっている」といったものであり、原作自体がアニメという媒体に適していない




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4「そのアニメ作品の原作」が、数年前~十数年前の作品

  • 「過去に、かなり話題になった作品」が現代でアニメ化されるケースがままあり、このケースはかなり爆死しやすいと言われている
    • 「キャラクターデザインが、現代からすると古くさい」「ストーリーのあちこちで、現代人の感覚とは合わない要素が含まれている」といったことが主な原因
    • 作品が、「ライトノベル」「ギャルゲー」のようなマイナー寄りの原作ジャンルであると、さらに爆死の危険性が上がる

 

 

 

 

5「そのアニメ作品の放送期間中に、何かしらの事情で炎上し、評判がいちじるしく悪化した」

  • 一例として、アニメ版において原作ストーリーの悪質な改変をしてしまい、そのせいでネット上で炎上し、作品の評判・評価がいちじるしく悪化した、という珍しいパターン
    • 悪評が広まってしまったせいで、作品の視聴率・Blu-rayの売上が悲惨なものになる

 

 

 

 

6「そのアニメ作品の放送時期」が、たまたま悪かった

  • かなりの話題作(SNSやまとめサイトなどで継続的に大きな話題になったり、各ニュースサイトで繰り返し取り上げられるレベルの作品)が複数放送されている時期に、
    たまたま放送時期が被ってしまうと、人気度で劣る方の作品が爆死しやすくなる

    • 「みんなが話題作の方を観るから」「その話題作との比較対象として、同時期に放送されていた爆死作品が叩かれる場合があるから」などが原因
    • 運悪く話題作と放送時期が被ってしまった場合、
      「その放送時期に、そのアニメ作品(爆死アニメ)の存在感が空気」という状況になりやすい




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7「そのアニメ作品の公開の仕方」に、何かしらの問題があった

  • 「メジャーな、有料動画配信サービス」で、そのアニメ作品を配信していない
  • 「ある特定の、有料動画配信サービス」で限定公開されており、そのサービスと縁が無い人達には視聴する手段が無い
    • 上記のリストのように、作品の放送・配信のスタイルに何かしらの問題がある場合、爆死しやすくなる

 

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