巨大経済圏であるEUが、アメリカに勝てない主な理由を解説します。
巨大経済圏であるEUが、アメリカに勝てない主な4つの理由
1「EUは国の数が多すぎて、そのせいで1つにまとまれない」
- 人種
- 言語
- 宗教
- その国家独自の国風・価値観
- EU圏ではこれらの要素がバラバラであり、構成国同士が1つにまとまって同じ方向(たとえば、効率的な経済発展)を目指すことが困難
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2「EU内の特定の経済大国ばかりが得をするため、他のEU加盟国の不満が溜まる」
- ドイツ(EU加盟国の中で、際だって成功している)
- フランス
- フィンランド
- デンマーク
- 上記のリストのようなEU内での経済大国が、EU圏から「安価な労働力」「ユーロ(EU圏での共通通貨)」を吸い上げ続ける状況がずっと続いている
- 「ギリシャ」「スロバキア」「ポルトガル」などの経済力が低いEU加盟国は、搾取される一方である状況に不満をつのらせており、
EU圏内で「勝ち組国家」「負け組国家」に分かれていて、加盟国全体で足並みがそろわない
3「EUでは理想論・きれい事に走る国家が多すぎて、あさっての方向へ向かいやすい」
- 先進的な人権意識
- クリーンエネルギー
- 環境保護
- EU圏では上記のリストのような理想論に傾倒する国家が多く、その弊害で様々なハンディキャップを負っている
(一例として、人権と人種の多様性を重視して移民・難民を大量に受け入れた結果、EUの各国家に大きな混乱が生じるなど)
- EU圏では上記のリストのような理想論に傾倒する国家が多く、その弊害で様々なハンディキャップを負っている
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4「EUで自分達に都合が良いルールを作り続け、それによる弊害をEU自身が受けている」
次々と新しいルール・規制を持ち出すため、他国から反感を買いやすい
- 「EUの経済圏に有利な経済ルール・規制」を勝手に作り続けるせいで、EU圏外の国々から反感を買いやすい
- EU圏外の国々からの賛同・支持を得られないということは、新しく作ったルール・規制が世界に広がらないことを意味する
- EU圏内の企業も、数々の新ルールにスムーズに対応できずに業績が悪化するパターンが多く、EU全体が自縄自縛状態におちいる場合もある
EUの姑息なやり方に嫌気が差し、有能な人物がアメリカ等へ流出してしまう
- EUにばかり都合が良いルール・規制を設定し、それを他の国々に強要する
(他の国々がそのルール・規制に従っていない場合、非難したり訴訟を起こしたりと、他国の足を引っ張るためにルール・規制が利用されている側面が強い) - EUのマイルール・規制のせい面倒事が増えすぎていて、EU圏では自由な技術開発・ビジネスができなくなっている
- これらが原因で、有能な人物がEUからアメリカなどの経済大国へ流出してしまっている
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