「人生が上手くいかずに、追い詰められていて、他人の足を引っ張ることを繰り返している人達」の特徴や、彼らが取る行動を調査したので、分かったことを報告します。
ネット上で報告される、追い詰められた人間の特徴
たとえば、ニートとか会社を即辞めする無職とか。
人生が好調な人は、仕事に趣味にと忙しくて、わざわざ他人を気にしている暇は無い忙しい人。
常にぶちキレて発火している人は、心にも経済的にも余裕が無い人と考えて間違いない。
「能力が低くて何をやっても良い成果が出ない」
「性格がゴミ」
「これらの特徴によって、人生がずっと不幸な状態」。
「みんなに嫌がらせをして、不幸にしてやろう」って陰険であさっての方向の努力しかできない。
たいていの人間、底辺になるような人間は特に、そんな根性は持ち合わせていない。
だから、周りの足を引っ張って順位を落とすことで、自分の相対的順位を上げようとしている。
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「自分を不幸にする、この腐った世界を叩き直してやる!」って思考回路で
正義感にかられてネット上で政府や芸能人やアニメ作品を叩きまくる。
叩いている最中は悪を成敗するヒーローみたいな気分で大興奮なんだが、
すると今度は、否定的感覚にどっぷり浸かって他人と煽り合いを続ける日々を過ごすうちにだんだん自身のメンタルが病んでいく。
そして立派なメンヘラのできあがり。
「ダメな奴は何をやってもダメ」って言葉の通りの状況。
「ずるして、楽して、金持ちになったに違いない!許せない!」って
一方的で見当違いな怨嗟を向けている。
負けたくない・見下したいという目的から他人を攻撃して足を引っ張る。
そのせいで、他人をおとしめたりして目立つことしか頭に無い。
承認欲求の次の段階の「自己実現」の段階には、能力が低くて精神力も無いから到達できない。
自分の手で何かを生み出すことができないから、他人とか作品を叩いたり足を引っ張ることしかできない。
叩いている本人はさも高尚な人間であるかのように振る舞っているけれど、
やっていることは、「ぼく、これ嫌い!」って幼稚園児が言うことにほんの少し理由付けがされただけ。
やっていることは幼児の行為と変わらないよ。
「不満は言うけれど、改善案とか代替案は口にできない」って幼児達とまるっきり同じだから。
努力できる人{=自分に厳しい人}は、たとえ能力が低くてもそこまで落ちぶれることはない。
どん底まで落ちる人の種類は、努力できなくて自分に甘い人達。
「他の楽しそうにしている奴らは、見識のある自分からすればろくなものじゃない」って考えで、
自分を持ち上げて他人を見下す目的で批判をし続けている。
そうでもしなきゃ自分を保てないほど、自己肯定感が低い人達。
やがて社会や政府に対する憎悪に駆られるようになる。
その人達の人生の末路が、テ口みたいな犯罪をする奴ら。
人生が行き詰まって追い詰められている人が取る行動
他人を批判したり攻撃したりする
追い詰められた人の行動の基本原理。
行き詰まった現状から生じる鬱屈した感情・イライラをどうにかしたくても、能力不足でそれが叶わないので、内側に溜まった負の感情のほこ先が他人へ向かい、他人に対して攻撃的な態度を取るようになったり、足を引っ張ったりする。
「世の中、つまらないモノばっかりだ、やれやれ」といった厭世的な気持ち
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「けしからん」「つまらない」「くだらない」「低俗すぎ」といった風に、作品や社会を批判するようになる。
このような考えに至る原因は、「自分は他人とは違う、高尚な人間だ」と思い込んでハリボテの自尊心を作らなければ、自身が置かれている最悪的な現状に精神が耐えられなくなるからである。
参考:人生が順調に進む人の行動と特徴
- 「自己管理能力」が高く、てきぱきとした行動・生活リズムを続けている
- 「得意な分野」があり、得意な事を続けることで自信やお金を獲得している
- 「健康管理」に余念がなく、「健全な精神は健全な肉体に宿る」を体現している
- 「実践主義」で、さっさと行動してさっさと成し遂げてしまい、あれこれうだうだ文句を言う時間は無駄だと考えている
- 「未来志向」で、過去にはこだわらずに、「なりたい自分」「成功している自分」を目指して、未来に向けて今日を頑張っている
追い詰められた人間の全てを表す言葉「ルサンチマン」
- 「ルサンチマン」とは、弱者が強者に対し「嫉妬・憎悪・怨恨・非難・憤り」などの感情をもつこと、を意味する。
哲学者・ニーチェの著書で頻用されることで有名。 - ルサンチマンが表れる例として「敵を想定し(政府・大企業・資本家などが多い)、敵を悪とし、自分達は道徳的に優れている善人だ」と主張するようになる
- ルサンチマンによって想定される敵が拡大されると、敵=社会全体となり、陰謀論・否認主義・急進主義などにおちいりやすくなる
- 強度のルサンチマンにおちいった者は、引きこもり・放蕩・厭世観・自殺なども引き起こしやすくなる
- ルサンチマンをもつ人の特徴は「無力・受け身・欲求不満を溜めた状態」であり、社会的弱者。
社会的強者は主体的行動によって欲求不満を解消することができるので、ルサンチマンにおちいるのは一時的にすぎないが、社会的弱者はルサンチマンから逃れることはできず、欲求不満を肯定して社会的価値観を否定するようになる。
常に苦しんでいる人は、他人の不幸を喜びやすくなる?
- この実験の結果、「妬んでいる対象に不幸が起きると、脳は快感を覚える」ことが判明した
- 被験者である健康な大学生19人に、各種の登場人物のシナリオを読んでもらい、それらの登場人物に対する脳の反応をfMRIで測定するという実験を行った
- 嫉妬の度合いが最も高かった種類の登場人物は、「被験者と同性、進路や人生の目標が共通している。なおかつ、被験者よりも学業成績や異性からの人気などが優れている登場人物」だった
- ↑の嫉妬の度合いが最も高かった種類の登場人物に、不幸を起きた時の脳の喜びが大きかった
- fMRIで脳の状況を画像で視覚化した結果、妬んでいる対象に不幸が起きると、脳の「線条体(意志決定や快の感情に関係する部位と考えられている)」が活性化することが判明
- 脳の「前部帯状回(葛藤や身体の痛みに関係する部位と考えられている)」は、嫉妬の感情に関係していることも判明した。前部帯状回の活動性が高い人ほど、上記の線条体が他人の不幸に強く反応した
「独立行政法人 放射線医学総合研究所」と「日本医科大学」と「慶應義塾大学」と「東京医科歯科大学」の共同研究
本実験で得られた、脳の「前部帯状回(葛藤や身体の痛みに関係する部位と考えられている)」の活動性が高い人ほど、線条体(意志決定や快の感情に関係する部位と考えられている)が他人の不幸に強く反応した、という知見は、1つの可能性を示唆している。
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普段から不満な生活状況にあり、脳の前部帯状回が強く活動している人ほど、他人の不幸に脳の線条体が強く反応して、喜びを見出しやすくなる、という可能性である。
つまり、人生で追いつめられた不幸な人達(常に脳の前部帯状回が強く活動している人達)は、他人の足を引っ張ったり攻撃して不幸な状態へと変えることで、脳の線条体を大きく反応させて、喜びの感覚を得ている、と考えることができる。
あちこちで言われ続けている、「不幸な人ほど他人の足を引っ張って不幸の仲間入りをさせようとする」、という事は、脳の反応から考えるに至極納得できることではないだろうか。
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