高偏差値の有名大学と、無名大学の、講義の違いや学生の質の違いなど各種の違いについて調査したので分かったことを報告します。
有名大学と無名大学の、4つの違い
1「大学での、講義や設備」の違い
有名大学
- その学問分野の根幹に関する重大な情報や、研究の先端に関する情報を、講義で教わることができる(ただし、そのぶん講義は難解)
- 「TV番組に、その分野の見識者として出演している教授」「その研究分野での有名人である教授」から、講義を受けたり、研究での指導を受けることができる可能性が高い
- 研究設備や、図書館や学食といった学内設備が、それぞれ高品質
- 研究のための環境と、国から回してもらえる研究費が充実しているため、高度な卒業研究と大学院での先鋭的な研究をすることが可能になる
無名大学
- 講義の内容の質
- 大学教授の質
- 学内の設備
これらが、有名大学のそれよりも大幅に劣る場合が多い
2「学生の、人間的特徴」の違い
- 教養があり、自身の専攻分野以外に、話の引き出しを豊富にもっている
- 育ちが良いので、モラルに欠けた言動をほとんど取らない
- 真面目な努力家である場合が多く、怠惰である場合が非常に少ない
- 自身の興味や自身の目標を追求することに集中しているため、周りの人達のうわさ話や世間でのゴシップにあまり興味が無い
- 心に余裕があり、無意味に他者を害するような行為をほとんど取らない
- 実家が裕福だったり、両親が社会的ステータスが高い職種に就いている場合が多い
有名大学の大学生達には、上記の傾向が見られる
意外と知られていない、有名大学に入学することのメリットに、
優秀な学友達と切磋琢磨をして効率的に向上していくことができたり、
スポンサーリンク
学友達は大学卒業後に各方面で有力な地位に就くことが多いので、大学時代の交友関係がそのまま強力なコネクションになる、
というものが挙げられます。
3「在学中での、学生の心理状態」の違い
有名大学の大学生
- 「難関大学の入試に合格して、有名大学の大学生として勉強している自分」という状況により、自己肯定感が高まる
- 両親・親戚・友人などから、能力の高さを賞賛されることが多いため、自信が身につく
- 「卒業して、有名大学卒という学歴を獲得して、人生における大きなアドバンテージを得る」という大学生活でのゴールに向けて着々と進んでいるため、
日々の勉強生活があまり苦にならない
無名大学の大学生
- 自身の現在の状況を、他者に賞賛されたり肯定されることがあまり無いため、自己肯定感への良い影響はあまり望めない
- 自身の学歴が、後の就職活動にあまり寄与しないため、後の就職活動や自身の将来にばくぜんとした不安を抱えている場合がある
4「在学中での就職活動」の違い
有名大学の大学生
- 大企業での採用に存在するとされている「学歴フィルター(特定の学歴基準以下の大学生は、書類選考の段階ではじかれる、というフィルター)」の影響を受けなくなる
- 高学歴の大学生は、「記憶力や情報処理能力が高い」「計画的に努力できる能力がある」と面接官に期待されるため、採用されることがかなり多くなる
無名大学の大学生
- 上記の学歴フィルターの段階でフィルターに引っかかり大企業に採用されない、という事態になる可能性が非常に高い
- 相当にコミュニケーション能力が高かったり、有用なスキル・資格をもっていないと、選考において高学歴大学生よりも優位に立つことは困難
有名大学に入る事の最大のメリットは、自身の選択肢が広がる事
有名大学に入ることで選択肢が広がる例
- 大企業に入社することができるようになる
- 現代の先端の研究・技術・知見に触れることができるようになる
- 大学在籍時に築いた人脈が、卒業後に有力なコネクションへ変化し、コネクションを利用して有形無形の恩恵にあずかることができるようになる
- 大学卒業後に就職関連でつまずいたとしても、若いうちならば高学歴の効力で優良企業に再就職しやすい
- 「とても賢いと自負していた自身よりも、はるかに賢い教授・学友」に出会う確率が高く、
そのおかげで、「それまで知らなかった、賢さ・発想の仕方の次元」を知ることができ、自身がさらに向上するための大きなヒントになる - 起業をする際に、有名大学卒という最終学歴は、取引相手から信頼されやすくなる
- たとえば「有名大学卒のYouTuberとして人々の注目を集める」など、高学歴であることは自己をブランド化することに大いに役立つ
スポンサーリンク
有名大学に入学し、その後に卒業することは、
「大は小を兼ねる(大きいものは小さいものの代りにも用いることができる)」
スポンサーリンク
という言葉が示す内容とよく似ています。
有名大学を卒業しておけば、無名大学卒業では得られない複数の貴重な選択肢が生じるようになり、
その貴重な選択肢を本人が活用するにせよ活用しないにせよ、選択肢が多いこと自体がその人の状況を大きく有利にします。
したがって、
世間の色々な場で言われ続けている通り、勉強を必死に頑張って有名大学に入っておくにこしたことはない、という結論になります。
本ブログ推奨の、書籍や漫画の読み放題サービス
コメント