ルーマニアという東欧の国に関する、有名かつ不穏な事情について調査しました。
ルーマニアという国における、3つの不穏な要素
創作物での吸血鬼のモデルが、ルーマニアの「ヴラド・ツェペシュ」
- ブラム・ストーカーの小説『吸血鬼ドラキュラ』(1897年出版)の、ドラキュラのモデルとなった人物が、過去にルーマニアに実在していたワラキア公「ヴラド・ツェペシュ」
- ヴラドは『串刺し公(くしざしこう)』の異名をもち、敵対する国の兵・自国の貴族と農民を大量に串刺しにして殺したなど、極めて残忍であったことで知られている
- 小説『吸血鬼ドラキュラ』のストーリー中でも、ドラキュラは「ルーマニアのトランシルバニアの古城に住む伯爵」という設定になっている
ルーマニアの「治安の悪さ」が世界中で評判になっている
- ルーマニアという国の中でも、首都・ブカレストは「治安が悪すぎる」と昔から各方面で言われ続けている
- 駅の構内は人が多くて安全でも、
駅を出ると路上生活者の数が目立つようになり、「多人数から、お金や物品を乞われる」「スリ」「タクシーなどで料金のぼったくり」などの対象になる確率が高くなる
チャウシェスク政権下での『中絶の禁止』が、ルーマニアの治安悪化の大きな原因
- チャウシェスクによる独裁政権下において、人口増加政策として法律で「中絶の禁止」がなされていた
- この愚かな政策の結果、「ストリートチルドレン(住む家がなく、路上で物乞いや物売りをして暮らす子供たち)」「親に望まれずに生まれてきたため、親から虐待されたり育児放棄された子ども」が激増し、
ルーマニアの治安悪化につながる結果となった
- この愚かな政策の結果、「ストリートチルドレン(住む家がなく、路上で物乞いや物売りをして暮らす子供たち)」「親に望まれずに生まれてきたため、親から虐待されたり育児放棄された子ども」が激増し、
スポンサーリンク
チャウシェスクによるルーマニアの独裁と、独裁者が銃殺刑に処される最後
- チャウシェスク(1980年代当時の、ルーマニア大統領)による独裁・圧政・国民の大量虐殺・多額の不正蓄財にルーマニア国民が耐えかねて、
1989年12月に革命が起き、チャウシェスク政権が倒される- 同年にチャウシェスクの「銃殺刑の即時執行」「執行後の遺体の写真が、複数のメディアに公開される」という衝撃的な最後を遂げる
現代における、ルーマニアの実態
- 独裁体制の崩壊を経て、国の民主化は完了しており、EU(欧州連合)にルーマニアは加盟している
- 農業国として知られている
- 「歴史ある古城」「美しい街並み(それぞれの建物の造りが、非常に美しくて見事)」など、観光的な魅力にあふれている
本ブログ推奨の、書籍や漫画の読み放題サービス
コメント