PR
スポンサーリンク

魔法少女というジャンルの特徴と派生した魔法少女モノの種類

 

「魔法少女」という作品ジャンルの主な特徴と、

王道の魔法少女作品からズレた、魔法少女モノの派生ジャンルについて、それぞれ解説します。

 

スポンサーリンク

魔法少女モノというジャンルの、基本的な3つの特徴

1「変身することで、服装が特殊なコスチュームへ変わる」

  • 変身シーンには、華やかな演出のアニメーションが流れることがお約束
  • 魔法少女モードへ変身することによって、身体能力が格段に上がったり、魔法を使えるようになる
    • 変身するには、特定の特殊な道具(ペンダントやブローチや指輪などの、女の子が好むものである場合が多い)が必要

 

 

 

2「魔法少女になってやることは、主に人助け」

  • トラブルのせいで困っている人達を助けること
  • 人々をおとしいれようとしている悪人達を退治する
    • 上記のリストのような善行を、使命として課せられている場合が非常に多い

 

 

 

3「魔法少女をサポートする、マスコット的な小動物系キャラクター」

  • 主人公が魔法少女になるきっかけ(魔法少女に変身するための特殊なアイテムの譲渡など)となった、人語をしゃべるマスコットキャラ
    • 「子猫」「子犬」「フェレット」のような姿とサイズであることが多い
    • その作品世界において、マスコットキャラの故郷である「魔法の世界」が存在している場合が多い

 

 

魔法少女モノというジャンルにおけるレギュレーション(必ず満たさなければならない条件のこと)は、

1「変身することで、服装が特殊なコスチュームへ変わる」

2「魔法少女になってやることは、主に人助け」

3「魔法少女をサポートする、マスコット的な小動物系キャラクター」




スポンサーリンク



主に上記の3つです。

 

近年では、この3つの特徴を満たした「魔法少女モノの派生ジャンル」の作品がたくさん発表されています。

 




魔法少女モノの派生ジャンル

 

 

魔法少女×『戦隊バトル』

  • 魔法少女モノと、ヒーロー戦隊の要素(各キャラにイメージカラーが付加されていて、キャラ同士の連携で敵と戦う)を組み合わせたジャンル
    • メルヘン要素が強かった従来の魔法少女モノから、バトル色が濃い魔法少女モノへとシフトした

 


本項目の典型例:アニメ「美少女戦士セーラームーン」




スポンサーリンク




魔法少女×『苛烈な戦闘』

本記事の魔法少女×『戦隊バトル』の項目よりも、さらにバトル要素の割合を引き上げたタイプの魔法少女モノです。

 

 

魔法少女×『肉弾戦』
  • 魔法少女が、素手や武器で敵と直接格闘をする、という魔法少女のジャンル
    • 従来の魔法少女モノでは「ビームなどの遠隔攻撃魔法」で敵を倒す場合がほとんどであったため、魔法少女による肉弾戦は新ジャンルとして多大な支持を受けた

 


本項目の典型例:アニメ「プリキュアシリーズ」

 

 

 

魔法少女×『熱血バトル』
  • 「魔法少女と魔法少女のバトル」「少年漫画的な、熱いストーリー」「魔法少女が用いる武器の強化改良」、という複数の「燃える要素」を備えている魔法少女のジャンル

 


本項目の典型例:アニメ「魔法少女リリカルなのはシリーズ」

 

 

 

 

魔法少女×『ダークファンタジー』

  • メルヘン要素が強い魔法少女モノを、「ダークファンタジー(悲惨な出来事が連続するタイプのファンタジー作品、というジャンル)」と組み合わせた、異色の魔法少女ジャンル
    • 「魔法少女達が、無惨に死んだり、化け物への不可逆的変化を遂げる」「作中でのメルヘン要素が、どこか狂気を帯びている」といったダークファンタジー要素が多い

 


本項目の典型例:アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」




スポンサーリンク




魔法少女×『ミリタリー(軍隊)』

  • 魔法少女モノと、軍隊(国防のための軍事組織)を組み合わせた異色のジャンル
    • 魔法少女達が軍人として軍隊に所属し、魔法の能力と銃火器を合わせて前線で敵と戦う

 


本項目の典型例:漫画「魔法少女特殊戦あすか」

 

 

 

 

特殊能力持ちの少女×『魔法少女モノの各種設定』

  • もともと魔法的な能力を使える少女キャラクターが、
    「魔法少女的なコスチュームを着て戦う」「魔法少女モノで定番の、小動物系マスコットがパートナーになる」などの、魔法少女モノの各種設定を借りてストーリーを進めるジャンル

 


本項目の典型例:漫画「カードキャプターさくら」

 

 

 

日本における、魔法少女モノの歴史

魔法少女という作品ジャンルの変遷の歴史
  • 1960年代
    魔法少女モノの原型が初登場
    「魔法使いサリー」(1966年放送)
  • 1970年代
    魔法少女モノの主人公の性格傾向が確定
    「魔女っ子メグちゃん」(1974年放送)で、魔法少女モノの女主人公の「活発でやんちゃ」という性格の方向性が固められる
  • 1980年代
    魔法少女ブームの到来
    「魔法のプリンセス ミンキーモモ」(1982年放送)、「魔法の天使クリィミーマミ」(1983年放送)などの、魔法少女モノの大人気作が数多く輩出された年代
  • 1992年
    魔法少女ジャンルが戦闘モノへシフト
    「美少女戦士セーラームーン」(1992年放送)の大ヒットにより、”魔法少女達によるバトル展開”が一般化する
  • 1999年
    最後の正統派魔法少女作
    「おジャ魔女どれみ」(1999年放送)が大ヒットし、以後は魔法少女モノの派生ジャンルが増えていく
  • 00年代
    人気の派生ジャンル作品が次々と登場
    「ふたりはプリキュア」(2004年放送)、「魔法少女リリカルなのは」(2004年放送)がそれぞれ大ヒットし、魔法少女モノの派生ジャンルが一般に受け入れられる
  • 2011年
    『魔法少女モノの派生ジャンル』のいったんの完成
    魔法少女モノをダークファンタジー化させた「魔法少女まどか☆マギカ」(2011年放送)が大ヒット
    以降は、魔法少女モノの他の派生ジャンルやキワモノ系の派生ジャンルが断続的に発表される

 

本ブログ推奨の、アニメ見放題サービス

Amazonプライム・ビデオ

・Amazonプライムで配信しているAmazonPrimeVideoチャンネルでアニメや映画やドラマが見放題になる
・30日間の無料体験登録ができて、いつでもキャンセルOK
・月額600円という定額で大量のアニメ作品が見放題になるのでコスパが非常に高い
・Amazonプライムの「Amazonの送料が常に無料」「200万曲以上の音楽が聴き放題」「Amazon Photosで容量無制限で写真をクラウドに保存できる」などの特典も付く




スポンサーリンク



 

 



この記事の関連記事一覧

コメント

タイトルとURLをコピーしました