理系の最高クラス職である医師の仕事・人生にありがちなこと

患者に感情移入しすぎると、患者が病状悪化したり亡くなった場合に、こちらも非常に辛い。
かといって、それを警戒して、患者に淡白に接していると、患者に信用されないし医師の仕事を続けている意味を見失う。
気持ちの配分具合が、業務内容に勝るとも劣らないくらい難しい仕事。

めったに無い休日中や、夜中に、急患や患者の容態の急変などで病院へ急行せざるを得なくなる。
プライベートの生活は、もうめちゃくちゃ。

・両親がどちらも医師で、子どもの頃から「お前は当然、医者になるんだよね？」と親に念を押されつつ育ち、結局医師になる
・両親がどちらも高学歴で、自分の意志で医学科へ進む
医師の人生は、こういう人ばかり。

プライドが高めな医師が多い傾向。
社会的ステータスは最高クラスの職業だし、本人の知性・才能もずば抜けているし、
「患者達」「看護師・薬剤師」「MR」その他もろもろの人達に毎日敬われる職種だから、プライドが肥大化するのも必然。

「あなた、そのていたらくで何で医師になったの？」
という人も、現場に少なくない。特に、女医。
生まれつき高知能で勉強の才能だけはあったんだろうけれど、
医学の知識だけはあっても、他の能力がダメダメで業務について行けてない人が多い。

難病を抱えていたり、高齢者で体力・免疫力が落ちている方に、
姑息な対症療法しかできないでいるのは、医師側としても申し訳なくなる。
口では「良くなりますからね～」「頑張りましょうね～」と卑怯な営業トークを吐いていても、実際は…。

外科みたいな、世間での印象が良い科は、超激務だったり医師の責任が大きすぎて、医師側からも忌避されやすい。
眼科とか美容外科みたいな「負担は小さいのに、そこそこ稼げる科」へ逃げちゃう医師も、決して珍しくない。

整形外科みたいな「基本的に、金持ちを相手にして、金持ちの需要に応える科」は、楽にお金が稼げる傾向がある。
不摂生が常、というお金を持っていない人達を相手にする科は、あんまり稼げない傾向。

『医師免許』の効果が強力すぎて、まっとうに医局で働かなくても、稼ぐ道はいくつもあるという状況。
気楽な高時給のアルバイト医師や、
ハイクラスの婚活パーティーに形だけの名義登録することでの高額謝礼金や、製薬会社の医師限定のアンケート調査の高額謝礼金などで、悠々自適な生活を送る人も多い。

精神科は闇が深すぎて、同じ医師としてもなるべく関わりたくない領域。
複数の選択肢の中からあえて精神科へ進んだ医師も、良くも悪くも変わっている人が多い印象。仕事ができない医師が多い傾向。

行く先々のコミュニティーで、
「お金」「玉の輿」「人生一発逆転」しか頭にない低学歴アホ女達から結婚をねだられるので、もううんざり。
こういう人達は、色仕掛けで奇跡的に医師本人を落とせたとしても、
その先の医師の両親（代々医師だったり良家の家系）による結婚のブロックという関門をどうにもできなくて詰む。
成功の目があるのは、女医（仮に相手医師よりも家柄が数段劣っていても、同業ならいける）か、それなりの名家出身か、人智を超えた強運をもつ女性だけ。

女性看護師達が怖い。
立場上は医師の方が上でも、女性看護師は性格がキツい人ばかりだから…。

高齢化社会で高齢者が増えまくっているから、
退職して暇を持て余したジジババが病院に押し寄せて、医師の問診や世間話や簡単な健康診断をする日々が際限なく繰り返される。
病院が、半ば老人介護施設化している。

「頭は良いけれど、プライドが高くてコミュ障気味の医師」は、病院内で高確率で孤立する。
コメディカル（医師以外の医療従事者）と上手く協調する能力も、医師には強く求められる。

研修医時代～新人医師時代→医療の先輩である女性看護師や女性薬剤師を恐れる
医師の業務に慣れて地位も上がってくるころ→女性看護師や女性薬剤師と不倫をし始めたり、地位を利用して相手をもてあそぶような行為を始める

日々、怪我をしないように注意深く生活して、健康管理に十分に気を遣っていれば、医師の世話になることなんて人生でめったに無い。
一部の不運な人達を除いて、来院する患者の大半は自堕落で間抜けな人達。
相手をする医師側のストレスもヤバいレベルに達する。

精神科という、現代社会の闇との戦いの最前線になっている領域。
・精神科医の大半が、もらい鬱のせいで病んでいる
・メンヘラと関わりすぎると医師側が病むので、薬物療法メインにして最初から患者達を薬漬けにする腹づもりの医師もザラ
・同業者の医師達からさえ「まあ、あそこ（精神科）は聖域だから…（笑）」と下に見られて小馬鹿にされる始末

その人の学力が非常に高いことが前提で、
・高レベルの博愛主義者か人道主義者
・ボランティア精神に満ちあふれていて、患者や地域に貢献できることが大きな喜び
・考えること自体が大好き（患者の治療を、推理・考察が関わる知的ゲームとして楽しめる）
こういう人が、性格面で医師の適性が高い。

・親が開業医（代々、医師の家系）
・両親が勤務医
これらの環境はまぎれもなく、自身の人生を制限する強力な呪い。
自分が呪いをやんわりと受け継いで、自分の子孫へ呪いをバトンタッチしていくことになる。
まれに生まれてくる、頭が悪くて医学科に入れない一人っ子は、
その子が呪いの被曝効果で人生の最初から最後まで極大の苦しみを味わうことと引き換えに、
代々の呪いを断ち切る尊い役目を担う。

腕が良くて信頼できる名医を探すポイントは、
・「子ども」「車椅子に乗った患者」に対して、わざわざ彼らの目線までしゃがんで同じ目線の高さで話す
・セカンドオピニオン（よりよい治療法を見出すために、主治医以外の医者から聞く意見）を歓迎している
・1つの症状について、複数の治療法を提案するなど、患者側に寄り添って二人三脚で治療しようとする
こういう特徴を備えた医師。
ヤブ医者は、この正反対の特徴をもつ人物。