現代のドイツで社会問題になっている現象を解説します。
ドイツの、主な3つの社会問題
1「他国の難民を受け入れざるを得ず、そのせいで国内の治安が悪化しやすい」
- ドイツでは国の憲法に、「政治的迫害を受けた難民を、国に受け入れて保護する義務があること」が明記されている
- この事情により、「シリア難民」「ウクライナ難民」などの難民を積極的に受け入れており、そのせいでドイツの経済が疲弊しやすくなったり国の治安が悪化しやすいという社会問題を抱えている
スポンサーリンク
2「移民を積極的に受け入れ続けた結果、ドイツの文化・経済に混乱が生じている」
人種・言葉・文化が違っているせいで、ドイツ社会になじめない
- ドイツへ移ってきた移民の「中途退学率」「失業率」は、そのどちらも純ドイツ人の約2倍の高さになっている
- 「ドイツ語を上手く話せない」「自身の生活スタイルや信仰している宗教がドイツ人のそれとは大きく違っているせいで、ドイツという国になじめない」という状況の移民が多い
- ドイツで安定した暮らしができないせいで、移民による犯罪率が高くなる傾向があり、ドイツの治安の悪化も社会問題になっている
慢性的な労働力不足のせいで移民に頼らざるを得ないが、移民が原因の懸念も多い
- ドイツ国民のうちの移民の割合がだんだん大きくなっていくことで、純ドイツ人がだんだん減っていくこと
- ドイツの昔ながらの文化・宗教が、移民の文化・宗教に侵食されていくという懸念
- ドイツは、日本と同程度の低出生率を記録しているため、慢性的な労働力不足を補うために移民をどんどん招き入れるしかない状況だが、
移民の存在により、ドイツの伝統的な文化が損なわれる可能性が高いことが問題になっている
- ドイツは、日本と同程度の低出生率を記録しているため、慢性的な労働力不足を補うために移民をどんどん招き入れるしかない状況だが、
スポンサーリンク
3「国民達の間で所得格差が広がり、貧困層の増大により治安が悪化している」
- ドイツでは「ミニ・ジョブ」と呼ばれる低賃金(月収450ユーロ未満)の労働形態が広く普及している
- ミニ・ジョブ制度は雇用するドイツ企業側には好まれるものの、
平均所得を大幅に下回る貧困層を増大させる側面があり、国民間の所得格差・経済格差が拡大する社会問題を招いてしまっている
- ミニ・ジョブ制度は雇用するドイツ企業側には好まれるものの、
本ブログ推奨の、書籍や漫画の読み放題サービス
コメント