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依存性が高くて危険なのに「お酒」が禁止・規制されない理由

 

実はかなり危険な飲み物であるにもかかわらず、お酒の販売が禁止・規制されないことの、その理由を解説します。

 

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お酒の販売が禁止・規制されない、主な2つの理由

 

 

1「お酒の製造を禁止あるいは大幅に規制すると、より被害が大きくなるから」

反社会勢力が、密造酒の販売によって多額の資金を得てしまう
  • 過去の史実として、アメリカで禁酒法(酒精飲料の醸造・販売などを禁じた法律。1920~33年に実施された)が施行されたが、
    酒の需要は根強く、密造・密売を手がけたギャングが巨利を得てしまった
    • 酒の自家製造は比較的容易であるため、法律で規制したとしても、ギャングのような反社会勢力が密造酒を資金源にするだけ、という前例が存在する




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2「お酒は、人々の「娯楽」「嗜好品」「憂さ晴らし用」としてなかば必須のものになっているから」

  • 「楽しさを求めるため」「辛さをまぎらわすため」に、人々のお酒の需要は非常に高く、ほとんど社会に必要不可欠の存在になっている
    • この事情から、へたにお酒を禁止あるいは大幅に規制すると、
      本記事の「反社会勢力が、密造酒の販売によって多額の資金を得てしまう」の項目のようになったり、人々が自力で密造酒を作るようになるだけで、マイナスの影響の方が大きくなりやすい

      • お酒を禁止・大幅に規制してもマイナスの影響が大きくなることから、
        「お酒の販売を合法化して、国が製造・販売を管理し、酒税をもうけて国の財源の1つにすること」が、お酒による被害を最小化するための現状でできる最も有効な方法になっている

 




お酒について、はっきりと認識しておくべきこと

お酒は「安全」「国が推奨している、安心な飲み物」では無い、ということ

お酒は禁止・規制が困難なので、国の管理下で販売されているに過ぎない
  • 各種店舗で合法的に販売されていることから、お酒は安全・安心と勘違いする人が非常に多い状況




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「お酒はかなりたちが悪い、ドラッグの一種」であることをはっきりと認識しておくべき
  • アルコール(お酒)の「依存症のなりやすさ」「依存症の苦しさ」は、実は麻薬とそれほど変わらない
  • 「アルコール」「アセトアルデヒド(摂取したアルコールが体内で代謝されて生成される物質)」の両方に、それぞれ発がん性があることが確認されている
    (摂取したお酒が通過・停滞する時間が長い、のど・食道・肝臓・大腸ががんにかかりやすいことで知られている)

    • 上記のリストのような事情から、
      店舗で手軽に買えるお酒を飲み続けているうちに、高確率で『アルコール依存症』『がん』になるため、世間でとらえられているよりも大幅にお酒は危険

 

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