日本人に、ソーシャルゲームが「好まれている」「受け入れられている」主な理由を解説します。
日本人にソシャゲが受け入れられている、主な3つの理由
1「日本人のゲームの好み・プレイスタイル」が、ソシャゲと相性が良いから
近年の日本人は、「携帯ゲーム機」でゲームプレイすることを好むようになっている
- 近年の日本国内のゲーム市場では、据え置き型のゲーム機で遊ぶソフトよりも、携帯ゲーム機で遊ぶソフトの方が日本人消費者に好まれる傾向が強くある
- この日本人特有のプレイスタイルと、手持ちのスマートフォンでプレイできるソーシャルゲームが、上手くマッチしていて日本人にソシャゲが受け入れられている大きな理由になっている
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ゲーム雑誌「ファミ通」を出版するKADOKAWAの浜村弘一常務によると、海外と異なり「日本は、据え置き型の家庭用ゲーム機より、携帯ゲーム機が強い特殊な市場」だ。平成25年度上期(4月1日~9月29日)に国内で売れた家庭用ゲーム機は291万7501台。このうち携帯型の「ニンテンドー3DS」や「PS Vita(ヴィータ)」が約8割を占める。
日本人はゲームにおいて「パズル」「RPG」「育成」などのジャンルを好む
- 日本人が好むゲームジャンルの上位3つが、上から「パズル」「RPG」「育成」という、信頼できる調査結果が存在する
- 日本人はゲームに『ストーリー性』『ゲーム内での各ミッションについての、目的・意義が明確に示されていること』などを強く求めることが推察され、
この日本人の需要は、ゲーム内容が単純化されているソシャゲでも十分に満たすことができる
- 日本人はゲームに『ストーリー性』『ゲーム内での各ミッションについての、目的・意義が明確に示されていること』などを強く求めることが推察され、
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2「日本人は、ギャンブル依存症になりやすい体質を有しているから」
日本人のギャンブル依存症の罹患率は、世界でもトップクラスという調査結果
- 2017年に厚生労働省が成人1万人を対象に行った調査で、「生涯でギャンブル依存症が疑われる状態になったことのある人」は全体の3.6%という結果だった
- 外国でギャンブル依存症者に関する調査が行われた結果では、
オランダは1.9%(2006年時点)、フランスは1.2%(2011年時点)、スイスは1.1%(2008年時点)という割合であり、日本人が抜きん出てギャンブル依存症になりやすいことが判明している
- 外国でギャンブル依存症者に関する調査が行われた結果では、
日本人のギャンブルへの強い欲求を、ソシャゲの制作側に狙い撃ちされている状況
- 「ギャンブルをしたい」という潜在的欲求を、ソシャゲ内での「ガチャ」で満たしている
- 「パチンコ」「競馬」「競艇」などよりもソシャゲはかなりクリーンなイメージであるため、多くの日本人が抵抗なくソシャゲ(ガチャがギャンブル要素を含む)にハマってしまう
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3「学業や仕事が忙しすぎて、本腰を入れてゲームをプレイすることが難しいから」
- 自由時間が多いはずの学生時代でも、受験勉強などの存在のせいでかなり過密な生活スケジュールになる
- 社会人になった後は、連日の夜遅くまでの仕事のせいで、ろくに自由時間を取れない
- 上記のリストのような事情のせいで、「すき間時間で手持ちのスマホで手軽にプレイできる、ソーシャルゲーム」が日本人に好まれやすくなる
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