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昔(平成時代)のネット文化の、みんなの思い出・評価集

 

平成(1989年~2019年)のネット文化についての思い出コメント・評価コメントを調査しました。

 

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ネット上での、昔(平成時代)のネット文化の思い出・評価

個人ホームページという、今のブログの前身となる存在。
・その人の趣味についての情報や、世の中に対する意見などのコンテンツがメイン
・アクセスカウンターでキリ番を踏んだら、何かしらのご褒美がある
・横にスクロールする文章
・HPを開いた瞬間から勝手に鳴り始める、MIDI(音楽)
・HPに設置してある掲示板で、他のユーザー達と馴れ合う

 

ネットは多種多様なジャンルの知識が芋づる式に手に入るから、いくらでも没入できてしまう。
大人でも容易に依存するようになるし、自制心が弱い子どもは言わずもがな。
月額定額制のADSL環境へ移行して、廃人化したり、ネットにハマりすぎて進学・就職をせずに人生が狂った人は数え切れないほど。

 

オタク系の個人ホームページは、その内容が
・新世紀エヴァンゲリオンの、作品の考察
・エロゲー作品(KeyやLeafの作品が特に多い)
こういうのが多かった。

 

00年代くらいまでは、リアル世界で2chの話題を出すことは禁忌・NGだった。
周りにヤバい人だと思われないように、2chねらー達が自粛していた。




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まず間違いなく、2chの全盛期は00年代前半。
・安価で行動
・釣り(嘘のコメントでスレ立てして、他の2chねらー達をだますこと)
・集団で凸
・スレに女神(女性)が降臨
・職人によるAAやコラ画像の作成
VIPを中心にして、これらのテーマで大いに盛り上がっていた。

 

海外(だいたいの場合でアメリカ)で便利なITサービスが誕生し、誕生時から5年後くらいにそのサービスが日本に上陸し、短期間でシェアを独占される。
平成時代はずっとこれの繰り返し。GoogleとかYouTubeとかAmazonとかfacebookとか。
日本側は、サービス上陸後に同じサービスの独自規格を乱立させ、日本市場でどの規格で統一させるかであたふたしたり企業間で内ゲバしている間に、海外に全てのシェアを持って行かれることの繰り返し。

 

隣国なので日本と仲が悪い北・韓・中は、
北朝鮮:笑える馬鹿
韓国:笑えない馬鹿
中国:平成中に目覚ましい成長を続けていたので見直され、だんだん中国の覇権主義が露骨になってきたので警戒と叩きの対象になる(平成終盤では、世界の敵として主要先進国から認定され始めた)
ネット上で、こんな感じでおもちゃにされていた。

 

解凍ソフトとかダウンローダーとか動画再生ソフトとか、個人が開発&配布していたフリーソフト文化が栄えていたのが平成の特徴。
Windows7くらいからあれこれの機能がOSに標準搭載されるようになって、フリーソフトの出る幕が無くなった。




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消えたサイト(厳密には、そのサイトのドメインが更新切れになっている状況)のURLに表示される、あの外国人お姉さん。

 

従量課金制のダイヤルアップ回線でネットをしていた時期に、ネットにハマりすぎて請求額がとんでもないことに。
おまけに、エロサイトを覗いてPCにダイヤルQ2接続ソフトを仕込まれて、高額の請求で親に怒鳴られた子ども達も多かったはず。

 

平成時代のネット文化で、
・クソミソテクニック
・ガチムチパンツレスリング
・真夏の夜の淫夢
これらのホモネタがやたらともてはやされていた。
ネット上にホモが多かったせいではなく、他のユーザー達とのコミュニケーションにおいてホモネタ・作品内での語録を使うことが単純に面白かったり、ホモネタが緩衝剤の役割をして場の雰囲気がなごやかになったから。

 

ネットのアンダーグラウンドな空気感を残しつつ、ネット利用者の結構な割合が識者だったという、ネット文化のピークの時期は、2ch発のWinny(ファイル共有ソフト)がもてはやされた時期。(2002年前後)
ここをピークにして、後は急速にインターネットの一般化が進み、以前のような何でもアリの面白さが消失してしまった。

 

・AA(アスキーアート)を作れる
・面白いコピペ改変ネタを投下できる
・イラストが描ける
・SS(ショートショート)を書ける
こういう人達は職人と呼ばれていて、ネット上で尊敬された。
平成後半では、年齢や就職や結婚などを理由にして引退したか、WordPressみたいなブログへ移住して個人で活動するようになった。




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2ちゃんねるが日本最大のネット掲示板で、平成序盤は2ch以外は個人ホームページくらいしかなかったから、
平成序盤~中盤までは2chがネット文化を引っ張っていた。
平成終盤はSNSや動画投稿サイトが台頭して、ネットユーザーの住み家が分散していった。

 

00年代序盤で、職人達によってFlash動画が量産された。
「時事ネタ」「有名作品のパロディーネタ」「MAD」「空耳ネタ」などなど、クオリティーはピンキリだったけど、一時代を築いた。

 

・Napster
・WinMX
・Winny
中高生時にこれらのファイル共有ソフトと出会ってしまい、
倫理観や商品購入についての感覚が狂ってしまった人はそれなりに多い。

 

YouTubeが日本で周知され初めて、膨大な数の高画質動画をストレス無く再生できる・好きなシーンまでシークできる、という親切仕様でみんながYouTubeに飛びついた。
YouTubeの台頭を境界にして、Flash動画とかテキストのSSみたいなコンテンツが廃れ、動画コンテンツがもてはやされるようになった。

 

2chで職人の立場でSSを書いていたり、創作意欲は高いけれど小説を公開する方法が分からない人達が、
・小説家になろう
・カクヨム
・アルファポリス
みたいな小説投稿サイトで活動するようになった。
登場後しばらくはマイナーな部類のサイトだったのに、
平成終盤あたりからプロの作家を次々と輩出したり、なろう発の漫画・アニメが量産されるようになるのは、ほとんど人達にとって予想外だった。

 

ネット回線を利用したSkypeで、遠隔地にいる他者達と無料で電話ができるようになったり、
Webカメラを使って無料でビデオチャットができるようになったりと、
ネットを使えば無料があれこれできてしまうことが、当時はみんなに驚かれたり重宝された。




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ガラケーを使ってSNSに書き込めたりゲームができる「モバゲータウン」にハマる人が多かった。
twitterみたいな本格SNSが日本に広まるまでは、モバゲータウンに依存していた人も相当に多かったはず。

 

2008年に「iPhone 3G」が日本で初めて販売された時の衝撃は凄かった。
それまでガラケーの小さな画面でネットをゆっくり見るのがやっとだったのに、
手元にある携帯電話の大きなディスプレーでさくさくネットが見られる。タッチパネル形式でアプリを操作できることも非常に画期的。
ネットが一気に身近になって、技術革新が大いに進んだ感じがした。

 

平成後半でtwitter等のSNSが一般利用されるようになってからは、
・高知能だったり才能がある一部の人達は、コンスタントに面白ネタを投下してみんなにちやほやされ続ける
・凡人達(これまで、ネット世界で一切発言せずに透明人間だった人達)は、承認欲求に支配されてみじめな自己顕示行為を繰り返したり、善悪・道徳を武器にして気に入らない人や社会現象を叩き続けて自尊心を満たそうとする
こういう傾向が明らかになった。

 

・9.11の同時多発テロ
・3.11の東日本大震災
リアル世界で、こういう悪い意味での大事件が起こると、ネット上もピリピリした雰囲気になり、その雰囲気が常態化してしまって、もうそれ以前の空気には戻ることは無い、(好景気が継続すれば戻るが、日本の平成時代では好景気は起こらなかった)
という傾向があると思う。

 

平成終盤で、Netflixみたいな月額定額で映画見放題、Kindle Unlimitedみたいな月額定額で書籍読み放題みたいなサブスクリプションサービスが一般化し始めた。
もはやレンタルDVDショップへ足を運ぶ必要が無くなり、大量の映画が見放題になり、娯楽のグレードが一気に上がった。




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ニコニコ動画はオタクユーザー達を囲い込んで独自の文化を築き、ある時点ではネット世界で一世を風靡したけれど、
内輪ネタを連発しすぎたせいで、どんどん閉じたコミュニティーと化していった。
一般ユーザー向けだったYouTubeとニコニコ動画が明暗が分かれたのは、だいたい上記が原因。

 

スマートフォンの普及でインターネットが一般化し、誰でもネットを使えるようになって、
日常生活ではまず遭遇しないようなド底辺とか1万人に1人レベルの基地外が、デカい面してたり元気いっぱいに他者を誹謗中傷して回っていたのが平成終盤のネット空間。

 

YouTubeで投稿動画が収益化できるようになった頃からネットユーザーの顔出しが始まり、
若者世代がSNSを利用し始めてから、顔出し・本名出しが一般化した。
安全性が確保されたから顔出し・本名出しをしているのではなく、
危機意識皆無で顔出し・本名出し→反社会的行為を全世界に公開して炎上・逮捕の流れを何度も繰り返しているから、今のネット世界はアホに厳しい時代。

 

平成後期から台頭し始めた「2chまとめサイト」は、
・特定の誰か・政党・国家などを叩くスレッドばかりを取り上げる(その方がPVが伸びるから)
・しかも、スレッドの中の特に過激なコメントばかりを恣意的に抽出するせいで、記事内容が公平にはほど遠い
これらの事情から、まとめサイトに悪影響を受けるユーザーの方が多かった。
まとめサイトの記事内容を鵜吞みにし続けると、偏見に脳を支配されて何かを叩いて大喜びする陰湿な人間のできあがり。

 

平成前半のネット文化:知る人ぞ知る、面白い深夜番組。とがった番組企画が、一部の人達に大好評。
平成後半のネット文化:上記の深夜番組が、ゴールデンタイム枠へ進出したもの。かつてのとがった個性がそがれて一気につまらなくなり、番組打ち切りも視野に入っている。

面白い人が面白いことをする

面白いから凡人が集まってくる

住み着いた凡人が居場所を守るために主張し始める

面白い人が見切りをつけて居なくなる

残った凡人が面白くないことをする

面白くないので皆居なくなる





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・Wikipediaを始めとした、各種の辞典系サイト
・2chのまとめサイト
・YouTuberやVTuberみたいな、広告収入目的で活動している動画配信者
これらに大部分のユーザー達が吸われて、そのせいで個人サイト・個人ブログが平成終盤で衰退へ追い込まれていった。

 

00年代前半くらいまでは、「ネット世界=よく知らない外国」みたいな認識だった。
みんなおっかなびっくりでネットに触れていたし、よく知らない異国で出会う同郷の人達(自分以外の日本人ユーザー)とは丁寧に接していた。
スマートフォンの普及でネット世界がただの現実の一部になってからは、ネット世界の新鮮味が一気に失われて、ただの悪口・陰口を吐き出す場にまで堕ちた。

 

インターネット黎明期には、ネットが世の中に浸透すれば知識交換がハイペースで進んで世界は確実に良い方向へ向かう、と力説する知識人が大勢いた。
実際は、スマートフォン普及を契機にしてネット上が馬鹿達に占領されて、ネットがただの煽り用・マウント用のツールになってしまった。

 

「ネットに関わることで、精神が汚染されたり人生が暗転する現象」の原因の大部分は、
『馬鹿・凡庸であるのに頭が良い人間の振りをして、ネット上であれこれ叩く遊びをしすぎてしまったこと』
なんだけど、その病理が判明したのはネットが普及してしばらく経ってからだった。

 

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