現代のRPGで基本・当たり前になっているゲームシステム・ゲーム要素の、
その初出作品を解説します。
現代RPGで基本になっているゲーム内要素の、初出作品
1「過去に行ったことがある場所へワープできる、ファストトラベル」
- 移動した経験がある場所・街へ一瞬で移動できるため、移動の手間をはぶくことができて非常に楽になる
- ファストトラベルは「特定の呪文」「ゲーム内のコマンド(ノーコスト)」などで実行可能
本項目のシステムの初出作品:「ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…」(1988年発売)
2「敵モンスターを仲間にして、操作キャラにできる」
- 敵モンスターを「特定の条件下で倒す」「捕獲する」などによって、仲間にすることができる
- このシステムにより、敵モンスターが、ただの敵という従来の認識から仲間にすべきキャラとして認識されるようになる
本項目のシステムの初出作品:「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」(1992年発売)
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3「倒すことは難しいが、大量の経験値が得られるボーナス敵」
- 戦闘開始直後、高確率で逃走して倒せなくなる
- 防御力が異常に高く、ほとんどダメージを与えられない
- 出現確率がかなり低い
- 倒すと大量の経験値・スキルポイントなどを獲得できるため、キャラのレベルアップ用に便利
- これらの特徴を兼ね備えている、ボーナス敵
本項目のシステムの初出作品:「ドラゴンクエストII 悪霊の神々」(1987年発売)
4「上級職へ転職・クラスチェンジができる」
- 基本職とは違う、より高性能のスキル・ステータスを備えている「上級職」へ転職ができる
- 特定の難しい条件を満たす必要があったり、その上級職の存在自体がゲーム内で秘匿されている(上級職が存在していることが示唆されるなど、自力で探せる仕様になっている)など、上級職へのクラスチェンジは難易度が高い
本項目のシステムの初出作品:「ウィザードリィ 狂王の試練場」(1981年発売)
5「ゲームクリア後に、クリア時のレベルやアイテムなどを引き継いでニューゲーム」
- クリア時のレベル・所持アイテム・所持金・スキルの修得状態などを引き継いで、ゲームを最初からリスタートすることができる
- これにより、スムーズに周回プレイできるようになり、ゲームのストーリーなどを再確認しやすくなる
本項目のシステムの初出作品:「リンクの冒険」(1987年発売)
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6「ラスボス撃破後に戦える、裏ボス・隠しボス」
- 裏ボス・隠しボスの強さは、ラスボスを大幅に上回る
- この裏ボス・隠しボスが存在するおかげで、クリア後のやり込みプレイに有意性が生じやすくなったり、ゲームクリアしたプレイヤーにご褒美(さらなる強敵との戦い)が与えられる
本項目のシステムの初出作品:「ウィザードリィⅢ ダイヤモンドの騎士(ファミコン版)」(1990年発売)
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