本家のノベルゲームタイプのギャルゲーは衰退中ですが、
ギャルゲー要素を進化させてゲームに組み込んでいる成功例を解説します。
ギャルゲー要素を上手く組み込んでいるゲームの3つのパターン
1「ヒロインユニットを入手あるいは育成することで恋愛イベントが発生」
- 「可愛い女の子キャラを前面に押し出しているタイプの、ソシャゲ」で本項目のパターンがよく見られる
- ガチャなどのアクションにより、ヒロインキャラを集めて、さらに好みのヒロインキャラを育成することで好感度が上がり恋愛イベントが発生する仕組み
本項目の具体例:ソシャゲ「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」
大人気のソーシャルゲームであり、ガチャによって意中のアイドルキャラを収集し、「キャラ達の編成の仕方」「キャラ達の育成」などの戦略によってリズムゲームをクリアしていく。
各アイドルキャラには3Dモデルが用意されていて立体的にぐりぐりと動くほか、
「特定のステージをクリアする」「特定のアイドルキャラを育成してパラメーターを上げる」などの条件で特定のアイドルキャラとの恋愛イベントが発生し、本ゲームはギャルゲー要素を強く備えている。
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2「特定のヒロインを攻略すること」がゲーム進行のための必須条件になっている
- 「各女性キャラと交流してそれぞれのキャラとの親密度を上げると、ゲーム進行に非常に役立つアイテム・スキルなどが入手できる」というゲームシステムが構築されている
- このゲームシステムのおかげで、意中のヒロインキャラを攻略して恋人関係になることはゲームを進行させるためになかば必須条件となっており、ゲーム内にギャルゲー要素が自然に組み込まれている
本項目の具体例:ゲーム「ペルソナ5」
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本ゲームでは、男性キャラ達&女性キャラ達との会話イベントを続けて特定のキャラとの親密度を上げていくことにより、ゲーム内で「コープ」と呼ばれている協力関係を結ぶことができる。
コープ関係となったキャラ達から様々なタイプのサポートを受けることができ、それによって主人公の怪盗活動がスムーズに進むようになる。
女性キャラとのコープ関係は親密度を高め続ければ恋人関係にまで発展し、
各女性キャラは可愛い3Dモデルが用意されているため、ノベルゲームタイプのギャルゲーよりも、ギャルゲー要素が格段に進化している。
3「ギャルゲーの好感度システム」をRPG内のシステムに組み込んだもの
- 意中のヒロインキャラとの「会話イベント」「デートイベント」「アイテムのプレゼント」などを経て好感度を高め、そのヒロインと恋人関係になることができる
- 特定のヒロインと恋人関係になることで、ゲームシナリオがそのヒロインを中心にしたルートへ分岐したり、そのヒロインと結ばれる個別EDをむかえる、といったことが起こる
- 本項目のタイプは、ノベルゲームタイプのギャルゲーとほぼ同じシステムであり、ギャルゲーの正統進化版と言える
本項目の具体例:ゲーム「シャイニング・レゾナンス リフレイン」
リアルタイムアクション制バトルを採用しているRPGであるが、それと同時にギャルゲー要素を強く備えていることが本作の大きな特徴。
「特定のヒロインキャラとのデートイベント」「ヒロインキャラにプレゼントアイテムを贈ること」「ヒロインキャラとの会話中に、複数の選択肢の中から返答を選び、選択結果が好感度に影響する」といったギャルゲー的イベントを多く含んでいて、
好感度を高めたヒロインキャラの個別EDを見ることができるゲーム仕様になっている。
さらには、「特定のヒロインキャラをパーティーに入れて、その状態でバトルに勝利すること・バトル中に『共鳴(レゾナンス)』というゲームシステムの協力行動を取ること」も好感度の上昇に寄与するため、普段の戦闘から意中のヒロインキャラをパーティーに入れておく必要があるなど、
RPGのシステムとギャルゲー要素が綺麗に融合している。
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