成績が上がる人・受験で合格する人・資格試験で合格する人に共通する勉強方法と、
それとは反対の、成績向上や試験合格につながらないダメな勉強方法を、それぞれ解説します。
成績が上がり試験に合格する人達に共通する、有効な勉強方法
とにかく、かなりの物量をこなしている
- 日々かなりの時間を、勉強に費やしている
- 「問題集」「志望校の過去問」を、繰り返し解いている
- これに対して、成績が上がらない人達は何かと理由をつけて物量をこなそうとしないことが特徴的
「目的地点への方向へ向けた、アウトプット中心の勉強」をしている
『自身の実力に合った、現実的な目標』の設定
- 「全国模試などで判明した、自身の全国偏差値」と照らし合わせて、自身の実力よりも一段上、高くても二段上までの志望対象を確定させる
- 二段上よりもさらに上の目標は、非現実的すぎるため非推奨
志望校の過去問を解き続ける
- だいたいの基礎知識を押さえた後は、志望校の過去問を解き続ける
- 負担はかなり大きいものの、「志望校に合格する」という目的を達成するためには最も有効な方法
- 過去問を解き続けることで、
「傾向を知り、対策を練ることができる」と同時に、自分には解けなかった問題を分析することで理解が不十分だった基礎知識を洗い出すことができ、一石二鳥
「成績が上がる人」「志望校に合格する人」は、
教科書・参考書を読むインプットよりも、
アウトプット(ノートやコピー用紙を使って問題を解いていくこと、実際に大量の文字列を書き出すこと)を優先している、
という傾向があります。
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「集中できる条件・環境」で、勉強をしている
- 早朝の、気力・体力が最も充実していて集中力も最も高い時間帯
- 「塾での自習室」「学校での図書室」のような、勉強以外にやることが無いので勉強に集中できる環境
- 勉強中は、スマートフォンの電源をOFFにする
教師・講師に対して、素直・実直な態度
- 授業中、教師の説明内容を理解しようと努力する
- これに対して、成績が上がらない人達は話をろくに聞かずに、板書された内容をノートへ写すことしかしようとしない
- ひどい場合は、隠れてスマートフォンをいじっていたり、内職(授業中・会議中などに行う他の作業)をしている
- 宿題はきちんと提出する
- 教師の推奨する勉強方法や、成績向上のためのアドバイスを、素直に実践する
- これに対して、成績が上がらない人達は教師を信用しようとしなかったり、我流の勉強方法にこだわってしまって、成績が上がらない
テストに出題される問題を、あらかじめ予想して対策をしている
- 授業中、教師が繰り返し強調している事項
- 参考書で、繰り返し強調されている事項
- 上記のリストのような重要事項が、ほぼ確実にテストに出題される
- 「重要事項に関する問いをスルーして、代わりに、重要度が低い知識を問う」ということは、実際にはほぼ起こらない
成績が上がらず試験に不合格になる、非効率な勉強方法
教科書・参考書を、ただ読んでいるだけ
- 本項目は、時間がかかる割には効果が低すぎるかなり危険な手法であるため、注意が必要
- 「楽な方法ばかりを追求していると、ろくなことにならない」という現象の、勉強における典型例が本項目
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「基礎知識」をおろそかにしている
- テストにおいて、基礎問題が解けない
- テストにおいて、応用問題(複数の基礎知識を組み合わせることで解ける、というパターンがほとんど)が解けない
- 基礎知識をおろそかにしている場合、上記のことが頻発する
勉強方法が、「授業を受けるだけ」「授業の内容をノートに取るだけ」
- 「授業を受けるだけ」「授業の内容をノートに取るだけ」で、他にはこれといって勉強をしない
- 授業中は、板書された内容をノートへ写すだけで、ほぼ何も考えていない
- 『自分なりに「復習」「問題集を解くこと」「考えた末に、納得すること」をしないと、成績は上がらないこと』を理解できていない
教科書とノートの加工・情報のまとめに、不必要に時間を費やす
- 教科書に、色ペンでアンダーラインを引きまくる
- 教科書の文章に追記する形で、メモを書き込みまくる
- 教科書に書かれている情報を再編する形で、まとめノートをいちから作ってしまう
- 「なるべく綺麗な字で、ノートに記述すること」に力の大半を割いている
「分からないこと」「理解度が不足している分野」を放置している
- 「分からないこと」「理解度が不足している分野」を処理しないまま、先へ進んでしまっている
- 授業の内容はどんどん先へ進んでいくため、
分からないことはその都度時間と労力をかけて処理していかないと、時間が経てば経つほど自分が苦しくなっていく
- 授業の内容はどんどん先へ進んでいくため、
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勉強をする際の、「環境」「自身のコンディション」が劣悪
- テレビを見ながら勉強をしている
- 「LINE」「ソーシャルゲーム」などでスマートフォンをいじることと並行して、勉強をしている
- 友達と「勉強会」を繰り返していて、そのせいで大した勉強効果を得られていない
- 寝不足のせいで「思考力」「記憶力」「集中力」がいちじるしく低下しているコンディションで、勉強をしている
「問題集」「過去問」に、ほとんど手を付けていない
- 「問題集の問題を解くことは、負担が大きいので嫌」という理由で、問題を解こうとしない
- 「志望校の過去問に手を付けることは、自身の実力が露呈するので恐い」という理由で、過去問を解こうとしない
複数の問題集・参考書に手を出し、どれも中途半端なまま
- 本項目の行為をやってしまうと、ほとんどの場合で成績が低迷する
- 「世間で評判が良い、精選された一冊の問題集・参考書」を、繰り返し解いたり読み返す方がずっと良い
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