「才能が枯れた漫画家」の、漫画の才能が枯れてしまった原因・理由パターンを解説します。
「才能が枯れた漫画家」の、枯れた主な4つの原因
1「漫画を描き続けるうちに、漫画を創るための大事な要素が枯渇してしまった」
漫画についての「情熱」「モチベーション(動機)」の枯渇
- 漫画を通して、世の中の人々に訴えかけたい主張
- 漫画を通して、その漫画家個人が表現したいテーマ・ストーリー・絵など
- 上記のリストのようなものを、これまで描いてきた作品であらかた実現してしまい、そのせいで描くための意欲が激減してしまっている
- 上記の状況は、読者達からすると、「その作品を読んでいても、心に響くものがほとんど無い」という感想を抱かれやすくなる
- 上記のリストのようなものを、これまで描いてきた作品であらかた実現してしまい、そのせいで描くための意欲が激減してしまっている
過酷すぎる連載生活に、生産のための重要要素が追いついていない
- ストーリーやキャラクターに関するネタ(アイディア)
- 情報や構想のインプット(通常は、大量の映画や小説などを鑑賞することで時間をかけてインプットしていく)
- 体力
- 気力(気力の程度は、ほとんどの場合でその時々の体調に依存する)
- 連載に追われて上記のリストのような重要要素が大幅に不足しており、そのせいで作品のクオリティーが大きく落ちてしまう
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2「その漫画家の名前が売れているため、殿様(とのさま)商売状態になっている」
出版社側から、「できる限りの連載引き延ばし」を要請されている
- その漫画家が過去にヒット作を出した功績から、その漫画家の作品というだけで「作品が連載されている漫画雑誌を買う人」「漫画の単行本を買う人」が一定数以上いる状況になっている
- この状況から、できる限り最終回までの展開を引き延ばして連載回数・単行本の巻数を増やすように、出版社側に頭を下げられている大御所漫画家がいる
- 熱心なファン以外の一般読者達からすると、似たような展開が繰り返されるだけの凡庸な作品になっているため、才能が枯れたと見なされやすくなる
- この状況から、できる限り最終回までの展開を引き延ばして連載回数・単行本の巻数を増やすように、出版社側に頭を下げられている大御所漫画家がいる
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3「その漫画家が商業的に成功したせいで、仕事への熱意が薄れてしまっている」
- すでに一生遊んで暮らせるだけの金額の印税を得てしまったせいで、ろくに漫画を描かなくなる(人気作が途中から唐突に長期休載に入る現象の原因が、このパターンであることが多い)
- 漫画家は「かなりの社会不適合者」が多くを占めていると言われていて、働かなくても良い状況なら簡単に仕事を辞めることが多い
- 社会的に成功して「自己顕示欲」「富・ステータスへの欲望」などが大方満たされてしまったので、安全圏に身を置いたまま惰性で作品を描いているような状況にある
4「その漫画家が高齢になってしまったせいで、いろいろな弊害が生じている」
センスが旧くて、現代人にウケない
- 高齢になったせいで、その漫画家のセンスがどうしても旧く感じられるようになってしまう
- 今の時代に合わせて「絵柄」「セリフの語調」などを今風にしているものの、現代人からするとどうしても違和感を覚えてしまう
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体力が衰えているせいで、漫画の生産ペースが大幅に落ちている
- 漫画の制作は「目」「指先」を酷使し、睡眠時間もいちじるしく短くなりがちであるため、年を取ると、若い頃のようなペースでは漫画を描けなくなる
- 寡作(作品を少ししか作らないこと)になると、読者達から「才能が枯れた」と見なされやすくなる
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