博士後期課程(通称・博士課程)へ進んで、
得・メリットがある人と、損・デメリットの方が大きい人の各種違いを解説します。
博士後期課程へ進んで、得する人・損する人の主な違い
1「その大学院生の学力・能力」での違い
得をする人は、能力が非常に高い
- 誰でも名前を知っているような有名国公立大・最上位クラスの私立大の、その学部を卒業している
- 博士前期課程(修士課程)までの研究で優れた実績を残し、それが評価されて給付型奨学金をもらうなどの経験をしている
- 上記のリストのような実績がある人は、博士後期課程へ進む価値が大いにある
(博士号の取得後により良い企業に就職できたり、アカデミック職に就ける可能性が高くなる)
- 上記のリストのような実績がある人は、博士後期課程へ進む価値が大いにある
損をする人は、能力がそれほど高くない
- 「学歴」「能力」があまり高くない場合、仮に博士号を取得できたとしても、そのことが企業就職やアカデミックの道へ進むことにあまり寄与しない場合が多い
- たとえば、大学でのポストに就くためには非常に優れた学歴・研究実績が求められるため、本人の学歴・能力が大したこと無い場合、博士号があったところでポストに就けない
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2「研究行為についての熱意」での違い
得をする人は、研究行為自体が大好き
- 非常に知的好奇心が強く、研究する行為自体が楽しくてほとんど苦にならない
- 博士後期課程で研究する対象に、並々ならぬ興味・執着を向けている
- これらに加えて、本人がアカデミックの道(大学教授や研究職など)へ進みたい場合、博士号の取得は必須条件であるため、博士後期課程へ進むと得をしやすくなる
損をする人は、研究行為にあまり熱意が起こらない
- 研究をしていても、「寝食を忘れるほど熱中する」といった現象が全然起こらない
- 「その人が、もともと研究者向きの性格ではなかった」ということが主要な原因
- 「企業就職をできるだけ先延ばしにしたいから」といった消極的理由で博士後期課程へ来てしまった場合、本項目の事態になりやすくなる
3「その人の、両親の経済力」での違い
得をする人は、両親の経済力がかなり高くて「実家が太い」という状況
- 大学院生として研究ばかりしていて、ろくにバイトをしていなくても、実家からの強力な仕送りのおかげで問題無く生活できる
- 博士後期課程へ進んでしまったせいで企業就職が困難になっても、実家が資産家であるため、あわてて就職しなくてもとりあえず何とかなる
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損をする人は、実家の経済力がそれほど高くない
- 実家が太くない場合、上記の「得をする人は、両親の経済力がかなり高くて「実家が太い」という状況」の項目が起こりにくく、そのせいで大学院生の人生が危機的状況になりやすい
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