強い霊力をもち、いじめたり殺したりすると祟り(たたり)があるとされる動物を解説します。
強い霊力をもつ・祟るとされる、主な動物
1「狐(キツネ)」
- 狐は化ける能力を持つと言われ、「人間が狐に化かされた」という民話が多数存在する
- ウカマノミタマという神を祀る(まつる)「稲荷神社(日本全国に3万2千もある)」においては、狐は神の眷属・神の遣いとされ、狐があがめられている
- 長い月日を生きた狐は尾が増えて霊獣になると言われている
- 上の階級から順に、「天狐(神に近い存在)」「空狐」「気狐」「野狐(人をたぶらかして悪さをする狐)」という名称が与えられている
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2「狸(タヌキ)」
- 狸も狐と同様に、化ける能力があるとされ、霊力が強い動物だと言われている
- 「狸の方が狐よりも霊力が上」「狐の方が狸よりも霊力が上」と、両方の説があり、結論は出ていない
- 狸は商売繁盛を象徴するありがたい動物とされ、商店の店先などに狸の置物が飾ってある場合が多い
3「蛇(ヘビ)」
- 蛇を「神の化身」だと見なす宗教が多く、蛇は非常に霊力が強い動物だとされている
- 白色の個体(アルビノの蛇)は守り神として神格化され、大変にありがたいものとされる
- 「蛇は執念深い動物」とされていて、蛇を殺したりいたぶると、祟りがあると言われている
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4「猫(ネコ)」
- 猫は強い霊力を宿す動物とされていて、「13年間生きた猫は、化けるようになる」「50年間生きた猫は尾が分かれ、猫又(ねこまた)という化け猫になる」という言い伝えがある
- 化けるようになった猫を「人間に害を為す存在」「家の守り神」のどちらと見なすかは、人によって異なる
- 猫を殺せば七代祟(たた)る(猫は執念深い動物なので、殺すと子孫七代までも祟るという俗説)が存在し、
猫は執念深くて、霊力が強い動物だと考えられている
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