海の世界で天敵が存在しないという、巨体・素早い・賢い・チームワークができるといった長所をもち非常に強い動物「シャチ」の特徴について調査したので、分かったことを報告します。
「シャチ」という海獣に対する、ネット上の意見
一方的に狩る側の生命体で、他の魚や海獣達にとっては恐怖の存在。
「遊び」でいたぶるんだよ。
アザラシを下から海上へと突き上げて、ボールみたいにして遊ぶ。
食事をして生存をするための狩りじゃなくて、ただの遊び。
約1.5倍の体長、
約5倍の体重、
約2倍の遊泳スピード、
それがシャチ。
パンダみたいで可愛い。白い部分がシャチのイメージを相当向上させている。
もしも全身黒塗りだったら、化け物そのもの。
群れによるチームワークで確実に標的を仕留める。
ここがシャチの恐さの神髄。
側面から高速で突撃されると内臓がおしゃかになって重傷を負ったり死亡。
対してシャチは骨格が強固だから防御力が相当高い。
凶悪なイメージが強いサメに軍配が上がる。
サメ映画の方が圧倒的に多い。ジョーズ以外はネタ映画ばっかりだけど。
シャチは可愛い・かっこいい枠の扱い。
獲物の位置を正確に計測することもできる。
巨体で速いのに、チートすぎ。
そして、その文化は群れの子どもへ継承される。
他の海洋生物とは知能とか生き方の次元がまったく違う。
シャチ:高いスーツを着てニコニコしているけど実は本職のヤ○ザ(バックに組がついている)
このくらいの実力差・身分差がある。
ほかの海洋生物とは一線を画す、シャチの強さ要素
シャチの圧倒的な巨体と高い敏捷性
- 体長は7~10メートル程度
- 体重は3.5~5.5トン
- 遊泳速度は時速70km程度
シャチは海洋生物の中でも相当に大きく、泳ぐ速度も速いので、たいていの魚・海獣を狩ることができます。
堅牢な骨格
シャチは魚類ではなくほ乳類の一種であるため、体内の骨格が相当にしっかりしたものになっています。
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この骨格により重要な内臓がきちんと守られているので、他の大型海洋生物との交戦でも優位に立っています。
仲間との連携で敵を屠(ほふ)る
シャチは数匹の仲間と連携を取り、集団でアシカ・アザラシ・小型のクジラなどを仕留めます。
海中で音波を発して仲間と連絡を取り合い、正確なチームワークによって効率的に敵を痛めつけ、エサにすることができます。
このようにシャチはあまりにも強いことから「キラーホエール(シャチの英名であり、殺し屋クジラ、のような意味)」という公式の名前や、シャチの学名「Orcinus orca」は「冥界から来た魔物」という意味であり、非常に物騒な名前がついています。
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シャチのずば抜けた知能の高さ
シャチの賢さの実例
- 「コール」と呼ばれる音波を海中で発し、仲間とさまざまなコミュニケーションを取る
- 「クリック音」と呼ばれる音波を海中で発し、それが海中の獲物や障害物に当たって反射してきたものを感じ取り、獲物や障害物を判別して次の行動に役立てることができる
- 仲間と連携した獲物の挟み撃ち・追い込みといった狩りをするほか、氷の下に隠れて獲物に奇襲を仕掛けるといった戦法も使う
- 氷上にいるシロクマの背後から襲いかかり、脚をくわえて海中深くへ引きずり込み、溺死させてから捕食する、という行動もする
- アザラシやペンギンをわざと死なない程度に痛めつけ、群れにいる子どものシャチの狩りの練習用に利用する
- 子どもを生んだ母親シャチが子ども用のエサを狩る間は、群れの他のメスのシャチが子どものシャチの面倒を見る、という行動が確認されている
- シャチの群れごとに狩りの流儀が違っていて、仲間とのコミュニケーションを続ける事で、群れの流儀は群れの子孫へと継承されていく
- 水族館の飼育員がシャチに複数の芸を仕込むことで、観客を楽しませるパフォーマンスができるほど頭が良い
シャチと、他のクジラやイルカのようなよく似ている海獣の違い
シャチ
シャチは、クジラ目の歯クジラの一種。シャチはクジラの仲間に分類される。
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歯クジラのうち、体長が6~9メートルのものをシャチと呼ぶ。
イルカ
イルカは、歯クジラ類のうちの小形種の総称。イルカはクジラの仲間に分類される。
歯クジラのうち、体長が4~4.5メートル以下のものをイルカと呼ぶ。
クジラ
クジラは、ほ乳類クジラ目の大型のものの総称。
クジラ目のうち、体長が9メートル以上(シャチよりも大きいもの)を一般にクジラと呼ぶ。
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シャチ・イルカ・クジラは、大きさと身体の模様でおおまかに区別されているだけで、厳密な差は専門の研究者達の間でも定義が分かれています。
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