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ほとんどやつ当たり?公務員が市民から叩かれやすい6つの理由

 

不況時などに国を叩く代わりに、身近にいる人間の「公務員」を叩く人達が多いようです。

市民の納めた税金が公務員の収入という事実から、やはり市民の不満のはけ口にされてしまいがち。

公務員がやたらと叩かれやすい理由は何なのか?調査したので分かったことを報告します。

 

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公務員が叩かれやすい主な6つの理由

1.公務員の給料が「元は市民の税金」

 

公務員が叩かれやすい最大の原因。市民の血税が公務員の儲けとなっているのだから、やはり不満や敵対心を抱きやすくなる。公務員が何らかの不祥事をやらかした時などは「俺たちが納めた税金で食っているくせに舐めてるのか!?この税金泥棒!」と市民の怒りが噴出する。




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しかし、公務員自身も実は年収の何割かを税金として国に納めており、その点で市民と立場は同じ。公務員が税金を吸い上げるだけの立場、という考えは間違いである。

 

 

 

2.国の代わりに公務員が憎まれて叩かれる

 

国政に不満がわき上がっても、政治家に直接文句を言うチャンスはほぼ皆無だし、国の実体がどこにあるのかも判然としないので、現実として文句の言いようが無い。

その点、公務員は役所やその他公共機関へ行けば簡単に出会えて、国との関係も深い公職に就いている。国を叩く代わりに、公職に就いている公務員を叩くことで不満を解消する市民は多い。

 

 

 

3.「お役所仕事」が市民の反感を買う




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時間が来れば淡々と窓口を閉める、例外は認められない、融通が利かないなど、利用者からすれば熱意や創意工夫や臨機応変さに欠けるように感じられる公務員の姿勢が反感を買うことは多い。

ただし、公務員の基本的方針は「市民を分けへだて無く、平等公平に対応すること」。特定の個人を優遇したり、その逆に冷遇することは立場上許されないので、お役所仕事化しても仕方の無い事情がある。

 

 

 

4.「楽をしている」というイメージ




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民間企業のように売り上げノルマの達成や長時間労働をしなくても、公務の前例を淡々と繰り返せばそれで良い、という楽な仕事イメージのせいで「公務員は楽をしている!」と反感を買いやすい。

公務員でもサービス残業はなかば義務化しているし、繁忙期には家に帰る暇が無いほど仕事をしているが、そういう裏側の事情はなかなか理解してもらえない。

 

 

 

5.公務員の安定的地位に嫉妬

 

民間企業と比較して、公職の公務員は「ノルマ無し・そう簡単には解雇されない・有給の高取得率や安定した年金などの手厚い福利厚生・営業職やサービス業のように客に頭を下げなくても良い」というイメージが強い。

このイメージは一部間違っているが、先入観のみで公務員の安定的地位に嫉妬して叩く人はかなりの数に上る。

 

 

 

6.公務員試験に落ちた就職難民達による非難

 

高倍率で面接の評価も厳しい公務員試験に突っ込んでいって何年も公務員試験浪人を続け、30歳を過ぎて民間企業にも相手にされなくなって人生が詰んだ人はけっこう多い。




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かつて必死に目指していた公務員に対する愛憎から、執拗に公務員を叩いている元公務員試験浪人はこの世に一定数実在している。

 




特に市民に叩かれて、公務員の心が病む課

福祉課

 

生活保護の申請などの対応に追われる課。五体満足な人に「受け付けられません。働いてください」と妥当な判断を言い渡すと怒鳴られ、罵倒され、恐喝まがいのことをされることもある。

生活保護を申請せざるを得ないような困窮した人達の荒廃した生活事情や、社会の闇部分を直視するのもメンタルがひどく傷つく。クレーマー達と終わらない戦いを続けているような仕事なので、心を病みやすい。

福祉課の公務員の実態をテーマにした有名漫画↓

 

 

税務課

 

市民から、滞納した税金の徴収を行うという性質上、蛇蝎のように嫌われても仕方がない。公務員達が「行きたくない…」と最も恐れている課の1つ。

しかし、税務課の公務員が嫌な思いをして税金を集めてくれるのだから、その税金を使って公務員達が働き、市民の生活が整備され、治安が維持されている。そういう意味で、税務課で働く公務員に感謝しなければならない。

 




あまり公務員さんを叩かないであげて

  1. 自衛隊・警察・消防のような危険とまっこうから向き合う種類の公務員は非常にハイリスクな仕事。職場の人間関係も超体育会系で、上司からのパワハラは日常茶飯事、心身ともに極めて過酷。
  2. バブル経済時代に民間企業に入れずに公務員になった人はともかくとして、現代の公務員は人気職なので競争倍率が高く、それをくぐって公務員になった人はかなりの苦労をしている
  3. 公務員の職場の人間関係は独特な陰湿さがあり、うつ病で倒れる人が続出
  4. 対応する市民の無理難題と理不尽なクレームのせいで精神がボロボロ
  5. 仕事に、ベンチャー企業的な革新性はほぼ無いのでわくわく感はほぼ無し。そのため、つまらないと感じる仕事を延々と続ける苦痛と毎日闘っている。
  6. 自身はちゃんと納税をし、税金によってまかなわれる給料分仕事をしているのに、市民から「税金泥棒!」といわれのない非難を受ける

 

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