ほのぼのとして人気のある中学生神様アニメ「かみちゅ!」。それを漫画化した作品があるのですが、絵もストーリーもアニメ原作と同等か、あるいはそれ以上にレベルが高いです。
「かみちゅ!」という作品と、漫画化を担当した謎の多い鳴子ハナハル(なるこ-)という作家についての紹介です。
漫画「かみちゅ!」のストーリー
中学生の女の子・一橋ゆりえは、ある日突然、神様になってしまった。
しかし、見た目に変化は無く、神様になったゆりえも以前と変わらずに周囲に受け入れられている。
新人の神様であるゆりえが、その身に備わった神通力で身の回りの問題を解決したり、他の神様達と交流をもつようになる。
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かみちゅ!の主人公「一橋ゆりえ」
優れた学力や特技があるわけでもない平凡な女子中学生だったが、ある日突然神様になってしまった。
神様になった後も、以前と変わらない普通の女子中学生として学校に通っていて、周囲からのゆりえの扱いは変わっていない。
「ゆりえ」の名を冠した台風を発生させることができるなど、実は相当の格の神様になれる素質があるが、ゆりえ本人は自覚しておらず、どんな神様になりたいのかも決まっていない。
学業と並行して、神様として神社の行事や町の催し物に参加してみんなに貢献している。
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漫画の原作「かみちゅ!」というオリジナルアニメ
漫画「かみちゅ!」の原作は、アニプレックス製作のオリジナルのアニメ「かみちゅ!」であり、2005年6月29日 – 9月28日まで放送されました。
タイトルの「かみちゅ!」は「神様で中学生!」の意味。
アニメ「かみちゅ!」は、平成17年度(第9回)文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞し、日本のメディア芸術100選アニメ部門に選出されるなど、非常に高い評価を受けています。
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鳴子ハナハルの手による、かみちゅ!の高レベルな漫画化
原作のアニメには無いオリジナル展開を多く含みつつも、そのオリジナル展開が非常に高品質なのが特徴です。
原作の雰囲気を損なうことなく、むしろ鳴子ハナハルのノスタルジックな絵と漫画作風と絶妙にマッチしていて、各方面から漫画版かみちゅ!は高い評価を受けています。
原作の漫画化で最も成功したものの一種と考えて良さそうです。
漫画版「かみちゅ!」の絵
なかなか表に出てこない超実力者「鳴子ハナハル」
- 絵やストーリーといった、鳴子ハナハルの描く漫画はノスタルジックな雰囲気で読者に好評
- 背景絵の描きこみ密度が高い
- 一枚絵のイラストは、躍動感や色彩などの画面構成力が優れていると評価されている
- 雑誌に掲載した漫画を収録した鳴子ハナハル初の単行本「少女マテリアル」が、発行部数が100万部を超えてしまう。推定される印税額は約1億3000万円。
- 過去に雑誌に掲載して単行本化していない漫画がたくさんあり、それを単行本にまとめて売り出せば間違いなく馬鹿売れするのに、なぜか「少女マテリアル」以降、単行本化する気配が無い
2013年4月に放送された地上波TVアニメ「翠星のガルガンティア」のキャラクター原案を鳴子ハナハルが担当するなど、近年は活躍の場がメジャーなものになってきています。
鳴子ハナハルが描いた魅力的なイラスト
おまけ:鳴子ハナハルが○○を描いてくれた!
鳴子ハナハルの描いてくれた「涼宮ハルヒ」!
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鳴子ハナハルの描いてくれた「朝霧の巫女」!
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