中高生の妄想や憧れを具現化した、作品中に登場する中二病系の展開・設定を調査したので、分かったことを報告します。
作品における、中二病系な展開集
中二病的展開の例
ヒロインの存命か、世界の存続か、二者択一を迫られる
特殊な術・魔法などを使える人間を「能力者」と呼んで、一般人達と区別する
10代の少年少女なのに、すでにその道のプロフェッショナルでお金を稼いでいる
主人公の出生の秘密が解き明かされる
育った村や町を敵に壊滅させられたという暗い過去がある
ヒロインとの死別や、強大な力を得た代償のような展開で、
闇堕ちしている
闇堕ちしている
師匠の死を乗り越えて、能力的にも精神的にも強くなる主人公
味方が敵の手で洗脳・催眠・操作などを受けていて、
敵として戦わざるを得なくなる
敵として戦わざるを得なくなる
その身に受けた呪いの効果で、
死ぬほどの損傷を負っても自動復元してしまって死ねなかったり、
年を取らずにいつまでも死ねなかったりして、
呪いを施した人物をずっと恨んでいる
死ぬほどの損傷を負っても自動復元してしまって死ねなかったり、
年を取らずにいつまでも死ねなかったりして、
呪いを施した人物をずっと恨んでいる
酷い状態でも強引に生かされていたり、死にきれなかったりで、「たのむ、俺を殺してくれ…」
主人公達で秘密裏に結成された、反体制グループ
悪事を行っている権力者や組織の敷いた体制に押し込められている主人公達が、反逆する
「世間には秘匿されている機関・組織」の存在
機関から身を追われていて、もしも捕まったら消される
能力者達が、能力の強さや性質によって、
最弱はレベル1クラスの能力者、最強はレベル5クラスの能力者といった具合に、
レベル別に分類されている
最弱はレベル1クラスの能力者、最強はレベル5クラスの能力者といった具合に、
レベル別に分類されている
拮抗した3つの勢力の、三すくみ状態
変身したり能力を作動させると、強くはなるが、
猛獣のような挙動をするようになって人心や倫理観が失われてしまう
猛獣のような挙動をするようになって人心や倫理観が失われてしまう
許容量を超えた能力を使い、敵を倒して味方を守り、自分は限界を超えた反動で死亡
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仲間が自己犠牲を敢行して、
自爆して敵を道連れにしたり、一人で大勢の敵と戦って戦死する
自爆して敵を道連れにしたり、一人で大勢の敵と戦って戦死する
特殊な能力をもつキャラが当たり前のストーリーの中で、
ただ一人だけ特殊能力を持たずに体術や剣術のみで能力者達を圧倒する強者が存在している
ただ一人だけ特殊能力を持たずに体術や剣術のみで能力者達を圧倒する強者が存在している
能力者じゃないのに、長年かけて徹底的に磨き上げられた技能が能力者がもつ超能力に匹敵するので、
能力者達ですらそいつには気軽に手出しできない
能力者達ですらそいつには気軽に手出しできない
死んだ好敵手が使っていた武器を受け継いで、その武器で戦うようになる
主人公の持つ武器が意思を持っていて、
自らを使うにはふさわしく無い弱者相手には鞘から抜けなかったり、
使い手の主人公の奮闘に呼応して武器自身も自らの意思で能力を高める
自らを使うにはふさわしく無い弱者相手には鞘から抜けなかったり、
使い手の主人公の奮闘に呼応して武器自身も自らの意思で能力を高める
敵は新機種、味方は旧い機種で、
新機種の方がスペックで全面的に勝っているのに、旧機種がこれまでに培ったテクニックや経験や思いの強さで敵に勝つ
新機種の方がスペックで全面的に勝っているのに、旧機種がこれまでに培ったテクニックや経験や思いの強さで敵に勝つ
そのキャラの潜在能力を全解放すれば敵対者を瞬殺できるほどだが、
全解放すると自分の身体が持たない・何らかの制限を受けているせいで、力を抑えた状態でしか戦えない
全解放すると自分の身体が持たない・何らかの制限を受けているせいで、力を抑えた状態でしか戦えない
キャラクターが覚醒して、能力の質・レベルや、人格、体質が、一変する
主人公の能力が最弱だと認定されているが、それは本人や周囲が誤解していたもので、
主人公がもっていた不可解で微弱な能力を覚醒させると最強の能力へ変貌する
主人公がもっていた不可解で微弱な能力を覚醒させると最強の能力へ変貌する
敵がやっていることは世界基準では悪だが、敵には敵なりの正義と事情がある
自分をこんな酷い境遇へ落とした相手にずっと復讐を誓っていたが、
自分が強くなりすぎたり相手がみじめすぎたりして、復讐なんかどうでもよくなる
自分が強くなりすぎたり相手がみじめすぎたりして、復讐なんかどうでもよくなる
人類の愚かしい所行に、警鐘が鳴らされる展開
後世で「○○防衛戦」や「□□決戦」と名付けられている歴史的な戦いの描写
金銭やアイテム獲得といった損得を度外視して、闘争を渇望する主人公が戦うために戦う
主人公の思いや哲学や熱意が誰一人として理解されず、主人公だけでずっと孤独に戦い続けている
味方全員や、世界中の人達から、エネルギーを集めてパワーアップしたりエネルギーを使用した攻撃技を放つ
「隊長命令だ。死ぬな、必ず生きて帰還しろ」
秩序維持のために残酷な仕組みを取り入れている世界・社会へ、
主人公が「俺はこの世界を否定する!」
主人公が「俺はこの世界を否定する!」
主人公の行動・決断に、世界の運命が委ねられている
ボスを倒したり問題の根幹を解決した後、
その場の残党相手に「最後の仕上げだ」と味方みんなで無双する展開
その場の残党相手に「最後の仕上げだ」と味方みんなで無双する展開
その他、よく見られる中二病的設定
「主人公やヒロインの正体がただ者ではない」
一見すると平凡な学生のように見えて、その実は世界を揺るがす反則的な能力を秘めていたり前世が天使や悪魔のような人間の上位存在だったり、王族だったり、特別な血統を引いていたりする。
その他でありがちな特徴は、
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- 二つ名をもっている
- ヒロインの存在自体が、重大な存在を起動させるために必要な「鍵」
反則的な強さの「チート能力」
中二系設定には欠かせないものがチート能力。
作品世界の力のバランスが崩れようがおかまいなしに、主人公のチート能力で無双をする、といった展開になりがち。
チート(cheat)の本来の意味は、コンピューターゲームのデータをいじくって本来とは異なる動作をさせ、レベルやステータスや所有アイテム数を最大にしたりする行為を指す。
「ごてごてとした装飾の、スゴい武器や服や装備」
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実用性や必要性からかけ離れた、ハデで奇抜な形態の武器・装飾品いっぱいの鎧のような服をまとっている。
さらに、キャラクターの外見的な中二病要素として、白髪(もしくは銀髪)、オッドアイ、隻腕・隻眼(眼帯を装着している)、包帯が巻かれている、黒ずくめの服装、身体に刻まれた呪術的な刻印、異様にカラフルな髪の色など。
「自分の理想とかけはなれた世界の様相に憤慨する」
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若さゆえに自分の理想を絶対視していて、世界の汚れた実情に嫌悪感を発露する、少年少女の青臭さの表現方法。
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