スマートフォンやPCを使ってインターネットに依存することで受ける、良い影響と悪い影響をそれぞれ調査したので分かったことを報告します。
ネットに依存することで受ける、2つの良い影響やメリット
1「情報が直接的なメリットになるタイプの人達」には非常に恩恵が大きい
- 株式取引やFXのトレードを日常的に行っている人達
- Web製作を仕事にしている人達
- 色々な物事の学習用にネットを活用している人達
- ネット上にアップロードされている高レベルな写真やイラストを収集することが趣味の人達
などが情報が直接的なメリットになるタイプの人達の例
ネット上で収集した情報を金銭に換える方法をもっていたり、情報が趣味用に役立つタイプの人達は、ネットに依存することで良い影響があります。
2「ネット上のコミュニティーに所属して人々と交流することができる」
ネット上では、特定のサイトや掲示板上に人々が集まることで、
自宅に居ながらさまざまな種類の人達とメッセージや音声によるコミュニケーションが可能になります。
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このコミュニケーションにより、自身の見識が深まったり、他人と繋がりをもつことでの安心感を得ることができるようになります。
ネットに依存することで受ける、6つの悪い影響やデメリット
1「ネットにハマりすぎて、やるべきことに手を付けないようになってしまう」
特に、知的好奇心が強くて自制心が未熟な子どもが危険です。
分別がある大人でさえ高確率でネット中毒になってしまうので、子どもはなおさらネットにハマって勉強や友達との交流がおろそかになる危険性が高くなります。
2「ネット上のコンテンツに際限なく時間を奪われてしまう」
- Yahoo!やInfoseekやライブドアが運営しているニュースサイト
- 5ちゃんねるのまとめサイト
- YouTubeのような各種動画サイト
「インターネット」と「暇つぶし」の相性は最高級であり、ぼんやりとネット上のニュースや各種記事を眺めているうちに数時間が経過していたという事態がザラに起こります。
そのせいで、自身にとって本当に必要な勉強や、建設的な趣味行動が取れなくなる危険性が高くなります。
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3「情報リテラシーの低い者達」は金縛りに遭ったように身動きが取れなくなってしまう
- その物事のリスクの一覧リストと、リスクを根拠にして挑戦を止める文章
- 挑戦して失敗した後に待っている末路の情報
- 自分よりもはるかに成功している人達がSNSに投稿する、きらびやかな日常の出来事や写真
- こんな風になりたい!と現実離れした高望みをすることの原因になる
- 身も蓋もない、人生のネタバレ
などが、身動きできなくなる情報の代表例
ネット上には、挑戦を肯定して背中を後押しする情報よりも、挑戦を否定して行動開始を引き留める情報の方が圧倒的に多いです。
そのせいで、ネットに依存していると、「ある程度のリスクを負った挑戦事」を開始することが難しくなります。
4「ネットの情報によって頭でっかち状態になり、行動力が減退する」
ネット上で情報を収集してそれだけで満足してしまい、
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「どうせやるだけ無駄」「少しでもリスクがあることには最初から近寄らない方が良い」
といった考え方に陥りやすくなります。
「行動することによって初めて得られる経験・知見」が貯まらなくなるので、人生に悪い影響が出やすくなります。
5「自身の思想・考え方がいちじるしくかたよってしまう危険性が高い」
- 異性を過度に嫌悪すること
- 特定の国をバッシングすること
- 特定の職種を差別すること
- その時に炎上している芸能人やSNSユーザーをみんなでよってたかって叩きまくる
- お互いに相手に学歴や年収や趣味内容でマウントを取り合うこと
- 当たり前のように相手を誹謗中傷すること
などが、ネット上のかたよった文化の例
主にネット掲示板や、そのレスを抽出したまとめサイトで、いちじるしくかたよった意見のコメントが羅列しています。
ネットに依存して、かたよった意見や偏向した情報に触れ続けていると、性格や思想がひねくれて、悪い結果がもたらされることが多くなります。
6「ネット世界に自分の居場所を見出し、現実逃避が日常になってしまう」
- ニート
- 無職
- 社会不適合者
などがネット世界に依存しやすい例
ネット世界では自身の名前・顔・経済状態を秘匿したまま他者と交流することが可能です。
そのため、ネット世界に自分の居場所を見出して依存し、現実の自分から逃避してしまう危険が高くなります。
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ネット世界に愚痴を吐き出してガス抜きをすることで、行動開始の原動力となる欲求不満をある程度解消してしまい、
現在のかんばしくない状況から抜け出すことが余計に難しくなる、というデメリットもあります。
ネットの悪い部分と、その反対の、ネットのいい部分
ネットの悪い部分
情報を扱う能力が低い人には暇つぶし用にしかならない
現代のスマートホンユーザーの大部分が、本項目に該当するように思われます。
「この問題の答えを知りたいから、その答えを知るためだけにネットを使おう」というはっきりとした目的も無しにぼんやりとネットを見ていると、
際限無く時間が奪われてしまい、しかも知的レベルはほとんど向上しません。
精神的な悪影響を受ける可能性が高い
「働いたら負け!」「日本はブラック企業が多いからニートでいることが最適解!」「女ってほんとわがまま!」のような極論と暴論がネット上に多く、
そのような毒の情報シャワーを浴び続けるうちに、本気で信じ込んでしまい、ニート化や女叩きなどに走ることが多いと考えられます。
便利なせいで頭でっかちになりやすい
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スマホ片手に何でも調べられるせいで、ネットの情報を盲信して現実に対して変に斜に構えるようになりやすくなります。
現実に対して悲観的になったり、ネットで知ったリスクを恐れるあまりに消極的になりがち。
ネットの良い部分
人と人とのコミュニケーション手段の幅が格段に広まる
インターネットを使って、メール、電子掲示板上での議論、ライブチャット、SNSなどなど、
面と向かって話さなくても、地理的・時間的制約をすり抜けてコミュニケーションできる方法がどんどん開発・提供されるのは、ネットの最も素晴らしいところです。
本当に欲しいモノのきっかけを知るのにとても便利
例えば、YouTubeでは歴史に名を残すクラシック音楽を聴くことができます。
クラシック音楽趣味を始める良いきっかけを与えてくれますし、ファンの小説家の新刊が発売されている事をネットショップで知ってスムーズに購入することができます。
欲しいモノのきっかけを得られる点ではネットは極めて有用です。
ちょっとした調べものにとても便利
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料理のレシピや駅までの地図情報など、日常で困った事や、これから挑戦しようとしている事につきまとうリスクを調べるうえで、インターネットはとても便利。
経験上、ブログ管理人がネットという場に対して特に強く感じる事
その人の性格によって所属するコミュニティーが違ってくる
オタク気質で批判的な性格なら「5ちゃんねる」に、
友達と軽めに繋がり合いたい社交的な性格なら「twitter」や「facebook」のようなメジャーなSNSに、
人生と生活をより良いものにしたい欲求が強い性格なら「はてなダイアリー」に所属して、
読み専門からやがて書き込みをする側になっていきます。
そしてたいていは、そのコミュニティーの所属員は他のコミュニティーを小馬鹿にしています。
オタクが多い
特に、漫画・アニメ系のオタクです。
日本の場合、ユーザー達によって発信される情報の多くが、イラストや漫画を駆使した二次元系に関連したコンテンツである事から、ネットユーザーにオタクが多い事をひしひしと感じます。
ネットは実に広大で、自分の住む小さな世界以外は目に入らない
ネット上には、プログラミングや学術上の情報を公開するサイトも多いのですが、ライトなネットユーザーにはなかなかそういう世界には目が向きません。
ブログ管理人にも、どういう意義と需要があって稼働しているのか全く理解できない高度な情報系サイトが数多くあります。
ネットを完璧に活用する事は至難
ネット上には便利なフリーソフトや、専門書もかくやというほどの専門知識が無料公開されていますが、
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いくらソフトや情報があふれていても、それらをフル活用することは極めて難しいと思われます。
結局は自分の生活と趣味に必要な、全体のごく一部しか関わらないようになります。
色々な意味で想像を絶する人を目にする
日常生活圏ではまずお目にかかれない、神業のようなテクニックを有する人や、
その反対のとんでもない底辺の人を、どちらもいとも簡単に動画投稿や掲示板コメントなどで目にすることができます。
極論や過激な意見が多い
ネットユーザーは「読むのみの人」が圧倒的に多く、「書き込む人」はごくごく一部しかいません。
確固たる自身の意見や、身に余るほどの絶望・激情をもった「濃い人」達ばかりが書き込むので、必然的にネット上に残され続けるコメントは極端な内容になりやすいようです。
世の中を悲観したコメントや、口汚いコメントを見続けるうちに、性格が歪む事も決して珍しくはありません。
ネットは「暇つぶし用」には最高級のおもちゃである
ネット上でリンクや検索ワードをたどっていけば際限なく情報が表示されるため、
やることが無くて暇な人や、遊ぶお金が無い貧困層には、ネットはかっこうの暇つぶし用道具です。
暇つぶし用として極めて有用であるがゆえに、人生がネットの暇つぶしで全て使い潰されてしまう人が後を絶たない。
10代の方々に伝えたい、「正しいネットの利用法」
ブログ管理人は、ネットの利用を通じてパソコン関連の技術と知識が自然に獲得され、結果的に今、パソコンとネットを使った仕事をしています。
ネットを利用していて数々の恩恵にあずかりましたが、
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これまでの人生を振り返ると、特に価値が大きかったのはネットを介して知った名書や名作と名高い漫画や小説や音楽で、
ネット上にあふれる雑談コメントはほとんど益にならなかったと感じます。
自分が本当に欲しいモノ・価値の高いモノの名前や概要を知って、その本や道具を購入して入手するにはネットは極めて有用ですが、
それ以外ではネットは時間の浪費を招きやすいという点でデメリットの方が大きい……
というのが、ここ十数年でのブログ管理人の結論です。
特に、現代の10代は手元のスマホ一台でいつでもどこでもネットを使いたい放題という状況にあるため、
「何でも調べられる」という万能感からネットを過信しやすく、大した目的も持たずにネットに入り浸り、人生を浪費してしまう危険性が非常に高いと思われます。
インターネットは、自分と、自分が欲する高価値のモノの間に立つ、橋渡しの役目を果たすだけの存在。
ぜひそのようにドライに構えてネットを活用してもらいたいです。
道具を使うのではなく、道具に振り回されているようでは本末転倒ですし、その人自身の能力が低い事の証明になってしまいます。
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