この世に「ならず者国家」が存在し続けている理由を調査しました。
この世にならず者国家が存在する、4つの理由
1「その国で『独裁体制』が完成していて、武力に頼った外交をしようとするから」
- 「ある特定の政党あるいは大統領」「ある特定の血筋の一族」による独裁が、長年続いていて、その国の国民達には支配体制を変えることが困難な状況にある
- この独裁政権・独裁者が、自国の『核兵器』『軍事力』を交渉のカードにして、他国から有利な交渉条件を引きだそうとすることが非常に多い
- 独裁体制にある場合、外交で弱腰姿勢を見せると、政府内部の人間達によるクーデターや国民達の反政府運動で失脚する可能性が高くなるため、
暴力的な外交姿勢がどんどんエスカレートしていく傾向にある
2『元は共産主義圏の国』であり、国の行動基準が異質だから
- 元は共産主義圏の国は、現政権や国民達の価値観が、資本主義国家のそれとは大きく異なっている場合がかなり多い
- 政府側の人間達は、国民達の命・人権をとても安くあつかっている
- 一般的な国民達は、全体主義(個人は全体を構成する部分であるとし、個人の一切の活動は、全体の成長・発展のために行われなければならないという思想または体制)に染まっていたり、不正選挙をなかば容認している傾向がある
元共産主義圏の国は、
「自身の勢力圏を拡大するために、他国を経済的に支配下に置こうとする」「以前に自国から分割されて独立された国家を、また元の状態に戻すために武力で併合しようとする」
といった、暴力的な手段に訴えやすい傾向があります。
スポンサーリンク
3「その国で、『宗教の影響力』が大きすぎるから」
- たとえば「イスラム教」のような、多数の宗派が存在するタイプの宗教が国教になっている場合、異なる宗派同士が内戦を始めることが多くなる
- 過激派のグループが国内外でテロ行為をすることが多くなり、他国にも被害が波及する
4「その国の『経済力』が低いせいで、お金を得るために悪事に手を染めやすいから」
- 「国際法に違反した、天然資源や兵器などの横流し」などのような犯罪行為を、お金ほしさのためにしやすい傾向がある
スポンサーリンク
世界から「ならず者国家」が無くなる可能性は、非常に低い
・イスラム教のような非常にメジャーな宗教が世界から無くなる可能性は、低すぎるから
・共産主義的な体質を受け継いでいる国家は、現代の世界でも大きな存在感を示しているから
・「経済的に困窮していて、犯罪行為に手を出してしまう国家」は、いつの時代でも無くならないから
ただし、
スポンサーリンク
「独裁国家が、国民の反体制運動を経て、民主主義国家へ変わること」はよく起こっても、
「民主主義国家が、自発的に独裁国家へ変わること」はほとんど起こっていないため、
長い目で見れば世界から独裁国家が減ってゆき、ならず者国家の数は減っていくと考えられます。
本ブログ推奨の、書籍や漫画の読み放題サービス
スポンサーリンク
コメント