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魅力的なマッドサイエンティストの、禁忌の研究などの特徴集

 

漫画やゲームや映画での、

魅力的なマッドサイエンティストキャラに共通する特徴・条件を調査しました。

 

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魅力的なマッドサイエンティストキャラの、3つの特徴・条件

1『禁忌とされる領域』に、ためらうことなく手を出している

  • たとえば「人体実験」のような、倫理的問題・法的問題が大きすぎる行為
  • 「人間の不老化」「人間の不死化」など、もしも実現したら社会が大混乱に陥る研究
  • 「高度な知性をもった、新しい種族(その種族単独での繁殖が可能)」の創造
  • 「人間の脳の意識・記憶をデジタルデータ化して機械式の頭脳・身体へ転送して不老化・不死化を実現する」というような、生命の在り方を大きくゆがめる研究
    • 上記のリストのような禁断の研究に着手している理由が、ただの金銭欲や功名心ではなく、
      「自身でも押さえることができない、強すぎる知的好奇心」「自分なりに世界を救済するための、尊い使命感」だと、マッドサイエンティストとしての魅力がより高くなる

 

本項目の典型例:ゲーム・バイオハザード2の『ウィリアム・バーキン』

 

・T-ウイルス(感染した生物の耐久性と攻撃能力を飛躍的に高める人工ウイルス)
・G-ウイルス(感染した生物を、生物兵器として際限なく進化させ続ける人工ウイルス)
このような、世界の在り方を一変させるウイルスを若くして開発した、天才科学者。
どちらのウイルスも倫理的な問題があまりにも大きすぎるうえに、
ウィリアムが軍の襲撃を受けて瀕死におちいった際には、ウィリアムは自分自身にG-ウイルスを投与して知性の無い怪物「G」へと変化してしまう。





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2「目標・目的の成就のために、いろいろな大事なものを捨て去っている」

  • 自身の、人間としての身体
  • 自身の命
  • 人間としての情
  • 社会的地位や名誉
    • あまりに異端すぎたり倫理的問題をはらむ研究を続けていたせいで、学会から追放された過去がある、というパターンが多い

 

本項目の典型例:漫画・メイドインアビスの『ボンドルド』

 

未知の生物と貴重な遺物が多数存在する謎の大穴「アビス」の最深部を目指す高名な探窟家で、同時にアビス内部の深層で研究者としての活動を続けている。
非道な人体実験や、自身の人体改造を躊躇せず行う、高レベルのマッドサイエンティスト。
アビスの探索を進めるための必要な手段としてオリジナルの自分を死亡させ、さらにはボンドルドの人格をコピーした人間達の集団で研究を続けているなど、
目標・目的の成就のために、自身の命と存在の唯一性をいさぎよく捨て去っている。

 

 

 

 

3「性格や倫理観は破綻していたとしても、非常に有能で人類に貢献している」

  • マッドサイエンティストとして悪人の側面がある一方で、
    科学者として非常に有能であり、人類に大きく貢献する秀逸な発明や、そのような発明の基礎となる貴重な研究をしている

 

本項目の典型例:漫画・シドニアの騎士の『科学者・落合(おちあい)』

 




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人間と、奇居子(ガウナ、人類に敵対的行動を取る強靱な宇宙生物)を遺伝的に掛け合わせた生命体を研究で造り出し、それを強力な兵器として運用するなど、かなりのマッドサイエンティスト。
ただし、
対ガウナの戦争で、人類側の切り札となる究極の破壊兵器「重力子放射線射出装置」の完成にこぎつけることができた理由は、
科学者・落合が数百年にもわたって本兵器の実現のための研究を続けていたからこそ、
という多大な功績を残している。

 

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