あまり見かけないので珍しい、マイナー・マニアックな、ヒロインの萌え属性・萌え要素を解説します。
マイナー・マニアックな、ヒロインの萌え属性
目隠れ(めかくれ)
- 「長い前髪によって目が隠れていて、他者達からは目が見えない」というタイプのヒロイン
- 「常時、両目が隠れている目隠れタイプ(めったなことでは目をのぞかせない)」「片目だけが隠れている目隠れタイプ」の、主な2タイプがある
- 「人見知りで恥ずかしがり屋」「メンヘラ気質であり、心に闇を抱えていたりストーカー的言動が多い」といった特徴を備えている
本項目の具体例:ライトノベル・Re:ゼロから始める異世界生活の「レム」
女騎士・女軍人
- 女騎士の場合、騎士道精神と義を重んじる清廉な武人であることが多い
- 女軍人の場合、軍の規律を重んじ、男勝りの荒々しい気質を備えていることが多い(軍事作戦のために自身が殉職することもいとわない覚悟をもっている)
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本項目の具体例:ゲーム・ファイナルファンタジータクティクスの「アグリアス」
OL・女性社員・公務員
- 「企業」「政府系組織(官公庁など)」を舞台にしたストーリー作品で、本項目のキャラが登場しやすい
- 「女性用ビジネススーツ」「ストッキング」などのフェチ要素が、一部の人達に好評
本項目の具体例:アニメ・PSYCHO-PASSの「常守 朱(つねもり あかね)」
委員長
- 委員長(学級委員長である場合がほとんど)という立場で、主人公に接してくるタイプのヒロイン
- 「立場上、公明正大に接しなければならないが、自分の恋心と立場の間で揺れる」というシチュエーションになることが多い
- 委員長キャラは「眼鏡」「三つ編み」といった萌え属性もかねそなえていることが多い
本項目の具体例:アニメ・新世紀エヴァンゲリオンの「洞木ヒカリ」
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エンジニア(機械・電気・土木などの技術者)
- 特定の分野(機械方面であることが多い)のスペシャリストであり、エンジニアの立場で主人公に接してくるタイプのヒロイン
- 知力・才能などはずば抜けているが、ずっと研究開発一筋であったため恋愛経験がゼロに近く、主人公に対して上手く接することが出来ない、というパターンが多い
- 本項目に類似したマイナー属性として「女性の天才科学者・天才研究者(高確率でマッドサイエンティスト)」というものがある
本項目の具体例:漫画・シドニアの騎士の「佐々木」
メンヘラ・ヤンデレ・電波系
- 「主人公へ、病的な愛情を向け続ける女の子キャラ」が本項目のタイプ
- 「度を超えて主人公に依存したり、主人公への愛を貫くためにあらゆる非合法手段に訴える」という行動は読者・視聴者の好みが分かれるため、本項目のヒロインはレア
本項目の具体例:漫画・ハッピーシュガーライフの「松坂さとう」
ボクっ娘・ボーイッシュ
- 「女性なのに、一人称が僕(ボク)」「髪型がショートヘア」「胸が薄い」「言動・思考のスタイルが男性的」といった特徴を備えている
- 本項目のタイプは、男性の読者・視聴者からの需要が小さいせいで、創作物にはめったに出てこない
本項目の具体例:漫画・ローゼンメイデンの「蒼星石(そうせいせき)」
アスリート(運動選手)
- アスリート(陸上競技の選手であることが多い)で、スポーツ万能・明るい性格・勉強や難しいことはちょっと苦手といったような特徴を備えていることが多い
- 運動選手ならではの「綺麗に引き締まった身体」「スパッツや体操服などの運動着」「運動後の全身汗だく状態」などのフェチ要素が、一部の人達に好評
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本項目の具体例:ライトノベル・ロウきゅーぶ!の「湊 智花(みなと ともか)」
社会不適合者・ニート
- 対人恐怖を抱えていて、挙動不審
- 不登校状態
- 引きこもり状態
- ニート状態
- 上記のリストのような状況にあり、社会常識が欠落していたり私生活が荒廃していることが多い
本項目の具体例:ライトノベル・エロマンガ先生の「和泉 紗霧(いずみ さぎり)」
外国人
- 留学という形で、日本で暮らしているパターンが多い
- 「金髪」「碧眼(青い目)」といった特徴を備えた欧米系もしくはスラヴ系の少女であることが多く、片言の日本語を話しながら日本の文化に驚いたり自国の文化・価値観を日本人に押しつけようとすることが定番になっている
本項目の具体例:漫画・きんいろモザイクの「アリス・カータレット」
肌の色が褐色(かっしょく)
- 外国人キャラであり、なおかつ、肌の色が褐色(黒みを帯びた茶色)という女性キャラ
- 日焼けして一時的に肌が浅黒くなった、というパターンとは別種
- 「エキゾチックで、しかも身体全体の雰囲気が扇情的」と一部の人達に好評だが、
褐色キャラの扱い方次第で人種差別問題に抵触する可能性が高くなり、そのせいで制作者側に忌避されやすい
本項目の具体例:ライトノベル・ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかの「ティオネ・ヒリュテ」
巫女(みこ)
- 巫女服のデザインが可愛らしいため、萌え属性の1つに数えられている
- ただし、巫女がストーリーに本格的にからむ物語分野「和風伝奇」はいちじるしく不人気であり、巫女キャラが出てこられる場面・状況は限られている
本項目の具体例:PCゲーム・月陽炎の「有馬 柚鈴(ありま ゆず)」
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アンドロイド
- 見た目は美少女だけれど中身は100%機械(アンドロイド)、というタイプのヒロイン
- サイボーグ(人間の生体機能の重要な部分を電子機器などに代行させたもの)とは違って、人間の脳に相当する部分もメカで出来ている
本項目の具体例:ゲーム・サモンナイト3の「クノン」
獣人(じゅうじん)・獣娘(けものむすめ)
- 獣耳としっぽが生えていることに加えて、全身が毛皮に覆われていたり思考のスタイルが動物寄り
- ファッションアイテム的要素として獣耳・しっぽが生えているキャラは多いが、上記のような獣人キャラはかなり珍しい
本項目の具体例:ゲーム・Solatorobo(ソラトロボ)の「エル・メリゼ」
高身長
- 「背が高い男性と、同じくらい背が高い女の子キャラ(同世代の女の子達の中で、突出して高身長)」というタイプのヒロイン
- 「本人は、背の高さをコンプレックスに感じている」「背丈と同じように胸も大きい」「見た目に反して、性格は気弱」といった特徴を備えていることが多い
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本項目の具体例:漫画・おちこぼれフルーツタルトの「前原 仁菜(まえはら にな)」
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