「漫画やアニメなどの創作物上のヤンデレキャラクター」と、
「現実世界のメンヘラ女性」の、それぞれの違いを解説します。
「創作物上のヤンデレ」「現実のメンヘラ」の、各種の違い
「愛情の永続性」についての違い
創作物上のヤンデレの場合
- 原則的に、最後まで男主人公への愛を貫いてくれる
- 「病的なまでの、男主人公へのいちずな愛」が、
ヤンデレキャラの一番の売りであるため、この事情から、最後まで男主人公への愛を貫くことは絶対条件になっている
- 「病的なまでの、男主人公へのいちずな愛」が、
本項目の具体例:漫画・ハッピーシュガーライフの「松坂さとう」
好きな相手との恋愛を維持するために「友人を刃物で殺す」「逮捕から逃れるために、恋人との国外逃亡を実行しようとする」などをしたほか、
作品のラストで、究極的な形で恋人への献身を果たし、それをもって2人の物語に幕を引いた。
現実のメンヘラの場合
- メンヘラにとって都合が悪い状況になると、あっさりと男を捨てて次の男へ向かう
- 「男側が精神的・体力的・金銭的に疲弊しすぎて、これ以上の搾取は難しい」というのが、メンヘラにとっての都合が悪い状況
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「恋愛関係を維持するためのコスト」についての違い
創作物上のヤンデレの場合
- 本項目で言うコストはほぼ最小化されており、せいぜい、重い態度の恋人になぐさめの言葉をかけ続けることが必要な程度
- コストが小さいどころか、「あれこれと男主人公へ尽くしまくる、愛が重いタイプのヤンデレキャラ」が多く、ノーコストで色々と貢いでくれる場合も珍しくない
本項目の具体例:ゲーム・アイドルマスターシンデレラガールズの「佐久間(さくま)まゆ」
プロデューサー(本ゲームの、プレイヤーの分身であるアイドルのプロデュース役キャラのこと)への愛があまりにいちずで極めて重い、アイドルキャラクター。
ほぼノーコストでプロデューサーだけを愛し続けてくれる、ヤンデレキャラのいいとこ取りをしたようなアイドルだが、
その反面で思い込みが激しくてストーカー的な言動も多く、
仮にプロデューサーが愛を裏切ったり浮気などをした場合、躊躇なく刃物で刺してきそうな怖さがある。
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現実のメンヘラの場合
- あれこれと時間・手間・労力・金銭を費やし続けないと、恋愛関係を維持できない
- 一例として、情緒不安定になった恋人に深夜に呼び出され、移動費がかかったうえに生活スケジュールを狂わされる、といった事態がひんぱんに起こる
- 「リストカット」「自殺未遂」などをする確率もそれなりに高いため、恋人のフォローには細心の注意が要求される
「メンヘラ・ヤンデレから受ける被害内容」についての違い
創作物上のヤンデレの場合
- 作品のタイプによって、ヤンデレから受ける被害内容が大きく違う
- ヤンデレが複数のヒロイン達のうちの1人でしかない作品タイプ:ストーカー行為や思い込みの激しさによる粘着行為くらい(たいていはギャグテイストで描写されるのでそれほど重く感じない)
- ヤンデレをメインテーマにしている作品タイプ:ヤンデレのサイコパスの側面が強調されるため、「男主人公の監禁」「男主人公を調教して服従させようとすること」などが為される
本項目の具体例:漫画・異常者の愛の「三堂三姫(みどう さき)」
男主人公への病的・偏執的な愛を向ける、本作品のキーキャラクター。
小学生時代、モテる男主人公に近づいた女の子をカッターナイフで殺害し、
後年には、男主人公と恋愛経験をもった女性達全員に入念なお仕置き(拷問系体罰)を実行し、
男主人公自身も拘束して監禁し、倒錯した愛情からカッターナイフで身体中に切り傷を付けるなどの凶行を為した。
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現実のメンヘラの場合
- 日常的な罵倒(ばとう)
- 浮気・不倫
- 恋人を孤立させて自身に依存せざるを得なくするために、恋人の人間関係を「〇〇さんは、実は悪人」といった嘘の吹聴などによって破壊すること
- 試し行為(メンヘラがよく行う、わざと無茶な要求・相手に負担がかかる迷惑行動をして恋人がどこまで対応してくれるかを試す行為のこと)
- 本項目の被害に加えて、本記事の「恋愛関係を維持するためのコスト」の項目も加わるため、たいていの男性はメンヘラとの恋愛にいずれ耐えきれなくなる
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