近年まれに見るほど大炎上した「けものフレンズ2」を例にして、
アニメ作品が炎上する原因・理由の主なパターンを解説します。
けものフレンズ2に学ぶ、アニメ作品が炎上する主な3つの原因
1「原作」「前作」のストーリー・世界観を、改悪してアニメ作品を作ってしまう
- 本項目が「アニメ作品の炎上事件」における最たる原因であり、だいたいの炎上事件においてその炎上理由は本項目のパターンである場合が多い
- ストーリー・世界観を改変(制作側にとってはよかれと思ってしたことであっても、ほとんどの場合で視聴者達・原作ファンにとっては改悪にしかなっていない)は、
『誰にでも理解しやすい、目に見えて判るダメなポイント』であるため、本項目が多くの視聴者達に指摘されて炎上がスタートしやすくなる
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本項目の、けものフレンズ2における例
・けものフレンズ1期における「ほんわかした作中雰囲気&そのようなキャラクター同士の関係性」とは大きく異なる雰囲気・関係性へと、改変してしまった
(具体的には、ストーリー上でキャラクターが孤独におちいる展開が多かったり、キャラクター同士の対立・いがみ合いが起こる)
・特に、かばんちゃん(1期での主人公)の性格が前作から大きく変更されたことと、
かばんちゃんとサーバルちゃん(1期でのかばんちゃんのパートナー・親友)の関係性がほぼリセット・初期化されたことが、視聴者達に大不評だった
2「そのアニメ作品のストーリーや作画などが、限度を超えて低クオリティー」
- ストーリーがつまらない
- 「話にひねりが無い」「話に起伏が少ないせいで退屈」などはまだ許されても、「あれこれの伏線をろくに回収せず、そのまま終了」は未完成品だと見なされて炎上しやすい
- 作画が低クオリティー、あるいは、作画崩壊を起こしているシーンが目に付く
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本項目の、けものフレンズ2における例
・けものフレンズ2では「伏線の未回収」というミスが多すぎたため、そのせいで駄作認定されるとともに炎上の大きな原因になった
(複数ある未回収ミスのうちの最もひどいやらかしとして、
1期で親友同士だったかばん・サーバルちゃんが、2期ではサーバルちゃんがなぜかそのことの記憶を失っていて、「記憶を失っている理由」が最終話まで明かされないまま2期が終わってしまったこと。
サーバルちゃんだけでなく、その他複数のフレンズ達の記憶も消えているため事態の規模が非常に大きく、その理由から決して些末な問題とは言えない)
3「アニメ作品の制作側の人事・態度などが、視聴者達の反感を買う」
- 制作陣のうちの主要人物が、不謹慎だったり反社会的な内容の発言を公共の場(SNSアカウントでの発言である場合が多い)でしてしまい、それが視聴者達の怒りを買って作品が炎上する
- 過去に不祥事を起こしたアニメ監督を起用し、作品の前評判が最悪的なものになる
- 本項目は、上記のリストのような場合が多い
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本項目の、けものフレンズ2における例
・けものフレンズ1期の大部分を作り上げた「たつき監督(アニメーション監督・アニメーター)」を、2期で降板させるというリスキーな人事に、1期のファン達がこれ以上ないほどに激怒
(たつき監督の手腕による作品ストーリー・作中の絶妙な雰囲気・アニメーションのおかげでけものフレンズが圧倒的に支持されていて、放送当時はたつき監督のファンが非常に多かった)
・この人事のせいで1期のファン達の多くがアンチと化し、2期のあら探しをする気満々で視聴し、放送前に危惧されていた「以前とアニメ監督が違うので、作風が大きく変わってしまうこと」が現実の物となったため、本作は大炎上した
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