低予算アニメ(低額の制作費で作られたアニメ作品のこと)の特徴を解説します。
「低予算アニメ」によく見られる、5つの特徴
1「そのアニメ作品の「アニメーション部分」が、全体的に低クオリティー」
- 「止め絵」が頻出し、そのせいでキャラクター達があまり動かない
- キャラクターが動く際のアニメーションが、何だかぎこちなく見える(高クオリティーアニメによく見られる、ぬるぬるとなめらかに動く作画とは明らかに違う)
- 「キャラクターに関するアニメーション」だけでなく、背景の絵・風景の絵もほぼ確実に低クオリティー
- 「作画崩壊」を起こしている場面が、よく目に付く
- キャラクターのデフォルメ絵(描く労力が、通常絵よりもはるかに小さくなる)をひんぱんに出す
- シーンごとのカメラアングルが工夫されておらず、視点が固定され続けるせいで退屈な印象を受ける
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2「作品上の「作画」「色彩」などが、時代遅れの品質」
- 「キャラクターの作画」「色彩」などの具合に、「今現在の最新の、高予算アニメ作品」とは大幅な落差を感じることが非常に多い
- 具体的には、今から5年~7年くらい前のアニメ作品(放送当時で、凡庸な部類の作品)の作画・色彩と同程度・類似している
3「アニメ化する際に、原作からの改変ポイントがかなり多い」
- 原作のストーリーの順序をかんがみて、当然アニメ化されるはずのエピソードが、ばっさりカットされる
- 原作ではその場面を克明に描写しているのに、アニメでは全く違う絵・イメージ図などで表現している
- 上記のリストのような現象が起こる理由は、制作側が作画の負担をなるべく減らすため
4「作品に出演している声優が、全くの無名あるいは有名の両極端」
- 予算が無いため無名声優を使わざるを得ず、声質に個性・魅力を感じられなかったり、演技が下手あるいは凡庸
- 声優陣がやたらと豪華
(声優のギャラは、アニメーション製作費よりもはるかに低いため、
せめて豪華声優を起用して作品のクオリティーを底上げしたり、その豪華声優のファン達に作品を購入させようという意図)
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5「そのアニメ作品の原作」が、聞いたことも無いようなタイトル
- そのアニメ作品の原作が以前から、ネット上のアニメ・漫画系のコミュニティーでほとんどといって良いほど話題になっていない
- この事情により、原作がアニメ化されて放送されても、視聴者達に「この作品って何?」「原作全然知らないけれど、いつの間にかアニメ化されてた」というような反応
- 原作の種類が「小説家になろう発のライトノベル」「ライトノベル」「Web上で連載されていた漫画」などである場合が多い
- そのアニメ作品の原作の内容が「色物(いろもの、奇抜さばかりを狙っていて王道から外れているもの)」であったり、
色物でなかったとしても単純に作品内容がつまらない、という場合がかなり多い
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