「漫画やアニメなどの創作物上のヒロイン」と「現実の女性」の、それらが大きく違っている部分・ズレている部分を解説します。
「創作物上のヒロイン」と「現実の女性」の、主な違い
1「思考」「意思決定」のスタイルが、男性のそれに近すぎる
- 創作物上のヒロイン達のそのほとんどが、「問題解決」を第一に優先して行動する
- 「女性キャラ自身の感情・気持ちの具合」を意識したりとらわれる時間が極端に短く、ヒロインキャラの考え方や行動方針が過度に合理的すぎる
- 本項目が、「創作物上のヒロイン」と「現実の女性」の最大の違いであり、
創作物上のヒロインは「外見は美少女・美女、中身は男」のような状態になっている
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本項目の具体例:アニメ・リコリス・リコイルの「井之上瀧奈(いのうえ たきな)」
見た目は完全に美少女であるが、中身は任務(日本の治安を乱すテロリスト・犯罪者を、秘密裏に銃火器で排除すること)を最優先にする合理主義者。
自由意志・欲望が希薄で、感情の起伏も小さい。
2「ラブコメ系・ハーレム系作品の場合、男主人公に惚れるハードルが低すぎる」
- ラブコメ系・ハーレム系作品の場合、男性主人公との初対面時からすでに好感度がかなり高い状態(なかば惚れているような状態)
- 上記に加えて、「話しかけただけ」「ヒロインの間違い・問題を指摘して諭す」「軽い手助けをしただけ」という異様に低いハードルで男性主人公に惚れることも多々あり、この点が現実離れしすぎている
- 現実で女性が男性に恋愛感情を抱く条件は、
「その男性が、社会や所属組織でのヒエラルキーのかなり上位に位置していること」「清潔感がある容姿で、なおかつマメな性格であり、女性にあれこれ尽くしてくれたりプレゼントを贈ってくれること」など、非常にハードルが高い
- 現実で女性が男性に恋愛感情を抱く条件は、
- 非ラブコメ系・非ハーレム系の作品の場合、男性主人公がヒーロー的な活躍をする場合が多く、ヒロイン達が惚れることにもある程度の説得力がある
- 上記に加えて、「話しかけただけ」「ヒロインの間違い・問題を指摘して諭す」「軽い手助けをしただけ」という異様に低いハードルで男性主人公に惚れることも多々あり、この点が現実離れしすぎている
本項目の具体例:漫画・ギリギリアウトの「黒部汐莉(くろべ しおり)」
3「負の感情」への耐性が高すぎる
- 不快な出来事が起こっても、「愚痴を言わない」「すねない」「だだをこねない」など、負の感情への耐性がいちじるしく高い
- 男性主人公に対して文句を言う際も、ツンデレ属性におけるツン部分のアピール場面であるなど、ただの可愛さアピールである場合が多い
- 「落ち込んだ状態」から立ち直るまでにかかる時間が非常に短く、
また、立ち直りに必要なコストも不自然に小さい(自力で勝手に立ち直ったり、他者からの気休め程度のアドバイスですぐに立ち直るなど)
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本項目の具体例:アニメ・ラブライブ!の「高坂穂乃果(こうさか ほのか)」
1期終盤において、嫌な出来事が連鎖し、スクールアイドルを辞めると言い出して自暴自棄状態・鬱状態におちいったが、
同じアイドルグループの仲間達にこれまでのことを感謝されたり檄を飛ばされて、比較的短時間で立ち直った。
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