漫画やアニメにおいて、
好かれるヒロイン・女性キャラクターの特徴と、嫌われるヒロイン・女性キャラクターの特徴をそれぞれ調査しました。
好かれるヒロイン・女性キャラクターの、3つの特徴
1「行動力があったり、有能だったり、性格が快活で清らか」
- 行動的であり、積極的に主人公を支えたり、各場面で献身的な行動をする
- 戦闘力が高かったり、サポート能力が優秀だったり、事務能力が優れている
- 性格が、細かなことにこだわらないおおらかなものであったり、さっぱりしていてさわやか
- 上記のそれぞれの特徴を備えていることに加えて、容姿が優れていると、好かれるヒロインになる可能性が極めて高くなる
本項目の典型例のひとつ:漫画・マギの「モルジアナ」
最初は奴隷の身であり、男主人公達に奴隷の身分から解放された後は、仲間に加わって冒険を共にする。
自身を助けてくれた男主人公達に強い恩義の念・敬意を抱いており、彼らを助けるために戦闘面でモルジアナ自身が戦い、活躍する。
容姿の良さと戦闘能力の高さ、実直で飾らない性格であることから、高人気のヒロイン。
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2「男主人公に強い好意を抱いていて、恋心のアピールを繰り返す」
- 男主人公に惚れていて、くり返し恋愛感情を発露したり恋愛感情をアピールする
- 「好かれるヒロイン・女性キャラクターの前提となる条件」として、『男主人公に恋愛感情を抱いていること』という条件が挙げられる場合がかなり多い
本項目の典型例のひとつ:漫画・月刊少女野崎くんの「佐倉千代(さくら ちよ)」
漫画家である男主人公へ強い恋愛感情を抱き、漫画作製の補佐・アシスタント作業を通して交流するようになる。
好意を隠すことなく、男主人公に向けて露骨に恋愛感情をアピールするが、男主人公の鈍感さのせいでそれが上手く伝わらない。
3「男性主人公を全肯定したり、辛いことがあったら存分になぐさめてくれる」
- 男主人公の行動や考え方や、ダメな部分でさえも、それらを全部肯定して受け入れてくれる
- 本タイプのヒロインは、2010年代後半くらいから人気が高まり始めた
- 辛いことがあって男主人公が落ち込んでいたら、大きな包容力・母性をもって、男主人公をなぐさめてくれる
本項目の典型例のひとつ:漫画・世話やきキツネの仙狐さんの「仙狐(せんこ)」
800歳を超える、神使の狐(きつね)。
過去に、本作の男主人公の祖先と仙狐の間で縁があったことから、現代で男主人公の家に住み込み、家事全般の世話をしてくれている。
日々の仕事で疲労が抜けない男主人公のことを全肯定し、料理やいたわりの言葉で甘やかし、癒やし続けてくれる。
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嫌われるヒロイン・女性キャラクターの、6つの特徴
1「すぐに暴力を振るうこと(通称・暴力系ヒロイン)」
- 理不尽な理由で、男主人公を殴ったり蹴ったりして、暴力を振るう
- 男主人公側に落ち度が無いにもかかわらず、「イライラしていたから」「一方的な勘違いや思い込み」などによって暴力が振るわれる
- 照れ隠しのために、暴力によってその場をごまかすことがある
- ヒロイン側の説明不足・努力不足が原因で男主人公に好意が伝わっていないという状況で、
「なんで分かってくれないの!」といら立ちの感情によって主人公に暴力を振るったり非難する、ということがある
本項目の典型例のひとつ:ラノベ・とらドラ!の「逢坂大河(あいさか たいが)」
可愛らしい顔立ちと小柄な体格のおかげで容姿は極めて優れているが、その代わりに、性格が非常に気が強い。
大河はひとり暮らし中でなおかつ生活能力が皆無のため、本作の男主人公の家にたびたび上がり込んであれこれ面倒を見てもらっているが、
その恩人の男主人公にも、大河のコミュ障的な性格が原因でひんぱんに暴言を吐いたり暴力を振るってしまう。
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2「身勝手だったりわがままな性格をしている」
- 利己主義者
- 理想主義者であり、他者と衝突した時に妥協をすることや落とし所をさぐるといったことが困難
- 臆病な性格であり、恐怖心のせいで自身の保身を優先する
本項目の典型例のひとつ:漫画・NANAの「川村幸子(かわむら さちこ)」
本漫画のもう一人の主人公・一ノ瀬奈々が付き合っていた男性を、彼が現在交際中と知ったうえでなお誘惑し、
最終的には、男性と一ノ瀬奈々を別れさせ、幸子が彼女に成り代わった。
略奪愛に加えて上記の画像のように計画的に好意のアピールを行うなど、嫌われる女性キャラクターとして名前が挙がりやすい。
3「仲間達の足手まといになることが多すぎる」
- 敵側にさらわれて、人質にされる
- 実力不足なのに、わざわざ戦いの前線に出て、ヒロインが負傷したり仲間の足を引っ張って、仲間側が窮地におちいる
本項目の典型例のひとつ:アニメ・機動戦士Vガンダムの「シャクティ」
本アニメのヒロイン。
11歳という年齢を考慮すればある程度思慮に欠けることは仕方無いが、シャクティの身勝手な行動が原因でシャクティが敵側に捕まり、彼女を助けるために多数の人命が犠牲になる。
しかも、上記のことを劇中でふたたび繰り返してしまう。
さらに、シャクティは本記事での4「あまりにも、頭がお花畑状態」の特徴も兼ね備えているため、嫌われるヒロインとしてかなり名前が挙がりやすい。
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4「あまりにも、頭がお花畑状態」
- 「敵と戦って、敵を全滅させる」しか味方側が生き残る道は無いと分かりきっているにもかかわらず、「争うのはやめて」などと言い出す
- やっとのことで追いつめた極悪人に止めを刺す際に「殺すのはかわいそう」などと言い出す
本項目の典型例のひとつ:アニメ・機動戦士Vガンダムの「シャクティ」
上記の項目3「仲間達の足手まといになることが多すぎる」の典型例と、同一人物。
シャクティが行動する際に持ち前の道徳・倫理などを根拠にするが、
11歳という年齢のため、稚拙な道徳・倫理では戦場において無力になってしまうことが多い。
また、周囲の状況についていけずにシャクティが混乱状態になると、
戦場の土を掘り返して花の種を植え始める癖があるなど、ズレた平和主義を抱いているように周囲の目に映ってしまう。
5「女性読者達に強く嫌われる特徴をもっている」
- ぶりっ子(かわいく見せようとする人)
- 実は悪女であるが、人前では猫を被っている
- 「胸が大きい」「ウェストがはっきりとくびれている」「お尻が大きい」など、スタイルが非常に良い
- 同性の前での態度と、異性である男性の前での態度が、はっきりと違っている
- わがままな言動をしているのに、男達からチヤホヤされている
- 「顔が可愛くて、なおかつ胸が大きくて、なおかつ性格がおっとりしていたりちょっと天然ボケ」という、男にモテまくる特徴を生まれ持っていること
本項目の典型例のひとつ:漫画・BLEACHの「井上織姫(いのうえ おりひめ)」
本漫画の主要人物であり、美人・巨乳・天然ボケな性格と、女性読者達に嫌われる要素をいくつも兼ね備えている。
連載初期時は天然ボケな性格・言動を披露していたが、
ストーリーが進むにつれて冷静で賢い側面が折に触れて発露するようになり、
それによって、「織姫の天然ボケは、男にモテるための演技」と一部の読者達に見なされるようになり、嫌われるヒロインとして非常に名前が挙がりやすい。
6「常軌を逸した加害行為・犯罪行為を実行する」
- 嫉妬心や愛憎の気持ちが原因で、男主人公に大怪我を負わせたり、包丁やナイフ等で殺害する
- 男主人公へ向ける病的な恋愛感情から、男主人公を拉致&監禁する
- 巧みな話術やあらゆる行為で男主人公を洗脳・調教し、自身に依存させる
本項目の典型例のひとつ:ゲーム・君が望む永遠の「穂村愛美(ほむら まなみ)」
ストーリーの序盤はまともな性格だったが、
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男主人公に依存し始めてからは彼を病的に愛し、ストーカー的な存在になる。
愛美が男主人公を階段から転落させて骨折させた後、手錠などを使って家の中に監禁するなど、常軌を逸した行為を続ける。
本ゲーム(2001年発売)と穂村愛美というヒロインは相当昔の存在であるが、病的な性格のヒロイン達の中の代表格の1人として伝説的なものになっている。
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