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戦争という現象が、技術の発展・進歩を促進させる3つの理由

 

戦争に、技術を発展・進歩させる側面が備わっていることの理由を解説します。

 

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戦争によって技術の発展が促進される、主な3つの理由

敵国を上回るため・裏をかくために、新技術の開発が強く要求されるから

戦争時には「情報技術」の分野が、特に発展しやすい
  • 敵軍の位置情報を割り出すこと
  • 敵軍の通信を傍受すること
  • 自軍での通信を、秘匿しつつ高速かつ確実に実行できること
    • 戦争においてはこれらを実現したり、より精度を高めることが急務であるため、情報技術の技術革新が促進されやすい
      • 戦争では敵国と技術の競争をしている状況に近く、敵国が技術を更新すると、自国もそれを越えるべく新技術の開発を進めるため、
        その繰り返しで短期間で大きく技術が進化する

 

・GPS(アメリカ海軍と空軍のプロジェクトがGPSの発祥元)
・PCのような電子計算機(ミサイルの弾道計算用に開発された計算機が発祥元)
・電子レンジ(軍事用レーダーの実験中にマイクロ波が発見され、それによって電子レンジの仕組みが考案された)
たとえばこれらのように、
現代の生活で不可欠の技術が、元をたどると軍事技術だったという例が少なくありません。




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工業分野の発展も、大幅に促進される
  • 「より早く、より低コストで、兵器を生産すること」が求められているため、新素材の開発や兵器の設計思想の根本的な見直しなどが行われ、そのおかげで技術革新が起こりやすい
    • たとえば、現代世界の戦争では「偵察用や、自爆型のドローン」が存在感を増しており、
      兵器用ドローンの開発と改善の過程で、様々な発見や新技術が生じる

 

 

 

 

戦争では、広範にわたって様々な需要が生じ、それに応じて供給が充実するから

  • 兵站(へいたん、戦場の後方にあって作戦に必要な物資の補給や整備・連絡などにあたる機関)の改善
  • 傷病兵の治療
    • 戦時では大量消費にともなう大量生産によって、改善を続けた結果、
      生産性が大きく向上したり、生産と消費のサイクルが早くなったことで新しい発見が生じやすくなる




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戦争時は「自分達が、生きるか死ぬか」という状況であり、関係者全員が必死だから

  • 平時とは緊急度が全く違うため、技術者達の熱意・労働時間・モチベーションなどが段違いに上がる
  • 敵国との戦争に勝つために、国から与えられる技術の研究・開発の予算額も跳ね上がる
    • これらの事情により、技術革新が進みやすい
    • 本項目の事情により、本記事の他の項目の現象がブーストされる

 

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