「姉キャラ」の人気があまり出なかったり、
妹キャラよりも人気度が下になりやすいことの主な理由を解説します。
姉キャラが不人気になりやすい、主な2つの理由
実姉キャラは、年上お姉さんキャラ(非血縁者)の強みが使用不能であるため、有効な長所を作りづらいから
- 大人の余裕
- どこかミステリアスな雰囲気
- 年がかなり離れている状況から生じる、年上お姉さんキャラの独特の色香・妖艶な魅力
- 年上お姉さんキャラ(非血縁者)はこれらの強みがあり、きちんとキャラが立っている
- それに対して、実姉キャラは身内であるため男性主人公である弟と距離が近すぎたり、距離が近すぎるせいでこれらの強みの劣化バージョンしか使えない場合がほとんど
- 年上お姉さんキャラ(非血縁者)はこれらの強みがあり、きちんとキャラが立っている
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本項目の具体例:アニメ「凪のあすから」の、先島あかり(さきしま あかり)
本作の男子主人公の、その実姉。
家庭的な雰囲気の姉キャラであり、母親が居ない一家において家事全般を担当し、あれこれと悩む弟を優しく見守っている。
家庭の事情により、姉キャラでありながら母親のような側面も併せ持っているが、
本作はキャラ萌えを追究するタイプの作品では無いため、先島あかりの姉としての魅力が強調される描写はあまり見られず、可愛い姉キャラとしてネット上で挙げられることはなかなか無い。
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実姉キャラは不人気要素を抱えやすく、実妹キャラには遠くおよばないことが多い
- 弟(男性主人公)に対して、暴力的・高圧的な態度である実姉キャラが多い
- 弟(男性主人公)に対して、過保護・甘やかしまくりという実姉キャラも多いが、この場合は弟の行動を制限する要因になってしまう
- 実姉キャラは年齢が高くて、実妹キャラと比較すると可愛らしさに欠けている
(実妹キャラは、年下の身内であるため庇護すべき存在という大義名分が得られるものの、実姉キャラはそれが得られず、ストーリー上での扱いがかなり難しい)- 「母性」「包容力」などについても、母親キャラの下位互換の性能しか備えていない場合がほとんど
本項目の具体例:ライトノベル「デュラララ!!」の、矢霧波江(やぎり なみえ)
本作の登場人物の一人である男性キャラの、その実姉。
夫婦喧嘩が絶えない荒廃した家庭で育ち、両親からは与えられなかった愛を身近な弟に求めた結果、弟を家族の域を超えて異性として愛するまでに至ってしまう。
弟の方は、姉の波江を「やたらと構ってきたり甘やかしてくるので、ややうざったい姉」としてしか感じておらず、姉の本心には気づいていない。
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