ゲームセンター業界がすたれた・オワコン化した主な原因を解説します。
ゲームセンター業界が衰退・オワコン化した、3つの理由
家庭用ゲーム機が進化し続けた結果、ゲームセンターの優位が失われてしまった
- PlayStation2以降のゲームハード
- ニンテンドーDS以降のゲームハード
- 上記のリストのようなゲームハードで、すでに消費者が十分満足できるレベルのゲーム性能を提供できていたという評価が多く、わざわざゲームセンターへ足を運ぶ理由が小さくなってしまった
- ゲームセンターの筐体でできる「対人プレイ」「ネット対戦」が、近年のゲームハードではオンライン形式で簡単にできるようになったことも、ゲームセンターには大きな痛手
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スマートフォンが大普及した事により、あれこれとゲームセンターが不利になった
ソーシャルゲームを筆頭にして、スマホを介する娯楽が充実しすぎてしまった
- ソシャゲ
- 動画サイトでの動画鑑賞
- SNS
- ネット上の、ニュースサイトや5chまとめサイトや個人ブログなどを閲覧すること
- スマートフォンを使って上記のリストのような物事に関わっていれば、ほぼゼロコストで延々と暇つぶしができる
- 明らかにソシャゲはゲームセンターの競合ジャンルであり、基本無料で遊べるソシャゲに対して有料のゲームセンターはかなり分が悪い
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メルカリなどのフリマアプリを使いやすくなりゲームセンターの景品を安く買えるようになった
- スマートフォンの大普及により、メルカリなどのフリマアプリの敷居(しきい)が大きく下がった
- 上記の事情により、プライズ(ゲームセンターのUFOキャッチャーなどの、その景品)をフリマアプリで手軽かつ確実に入手できるようになり、わざわざゲームセンターへ足を運ぶ理由が小さくなってしまった
ゲームセンターが衰退中なので大きな賭けに出られず、余計に客足が減っている状況
- ゲームセンター業界を盛り返すためには、現代のニーズに合わせた新作のゲーム筐体を店舗に導入することが必須条件になっている
- 新作のゲーム筐体は1タイトルにつき500万円~2000万円程度かかり、
今のゲームセンター業界の衰退具合をかんがみると、導入費用の元を取ることは困難であるため、新作筐体になかなか手を出せないでいる- 結果として、一定の固定ファンがついているメダルゲームやクレーンゲームなどに頼らざるを得ず、この事情からゲームセンター業界の体質が旧いままであるため、客層の新規開拓が進まずに業界の衰退に歯止めがかからない
- 新作のゲーム筐体は1タイトルにつき500万円~2000万円程度かかり、
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ゲームの筐体は、
・新作タイトルが世間でウケるかコケるかは、かなりの部分が運に左右される
・プレイヤー達がネット対戦をするたびに、通信料(そのゲームタイトルのライセンス使用料のようなもので、1回数十円)をゲームセンター店舗側が支払わなければならない
・開発側の事情によってサービス終了することが多く、終了した場合はゲームの筐体がゴミになる
などの高いリスクを備えており、ゲームセンター側にとって難しい商材です。
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