ニート達が、ふだん自宅や外出先で何をしているのか、調査したので分かったことを報告します。
ニートの生活型1「完全無気力系」
- 毎日、15時間以上眠っている
- 何もしていない。ただ、生きているだけ。
- 一日中、布団の中でごろごろする
- 一日中、瞑想を続ける
- 就寝する前に、どこで道を間違ってしまったのかを後悔して泣きつつ入眠、など
毎日、何もせずにぼーっと過ごしていたり、1日の大半を眠って過ごしているのが、この「完全無気力系」。
本人は退屈さに苦しんでいるようです。
1日の密度が極めて低く、大晦日の日にこの1年間を振り返っても、何の思い出も無いということが多いです。
スポンサーリンク
うつ病・パニック障害のような心の病気を抱えているニートも多く、そのせいで「完全無気力系」となって部屋の中で廃人のように過ごさなければならない、というパターンもあります。
この「完全無気力系」をしているニート達は、「ニートの素質」に恵まれている人達であることが多いと考えられます。
参考「ニート生活を謳歌するために必要な、ニートの素質」
- 「物欲の無い人」がニートに向いている。ネコを眺めているだけで人生全てが満足、という感じ。
- 「働かない状況」に罪悪感を一切覚えず、後ろめたさを全く感じずに趣味を堪能できる
- 「暇」という感覚があまりなく、ぼーっとしていて気づいたら1日が終わっていた、という人
- 「なにもしない」という行為をいくらでも続けられる
ニートの生活型2「消極的行動系」
- ネットの閲覧(ニュースサイトや、2chのレスを抽出して編集したまとめサイトなど)
- テレビ番組鑑賞
- アニメ作品の批判をネット掲示板に書き込む
- 政治批判をネット掲示板に書き込む
- SNSに、毎日の愚痴や溜まった嫌な感情を吐き出す
- ブックオフ
- スマホでソーシャルゲームを遊ぶ
- ネットゲームや、オンライン式のFPS
- クリアしたRPGの、キャラクターのレベル上げ作業
- パチンコをする
- お遊びレベルのお絵かき
- 「自分がどう生きるべきか」を思索する哲学
- SNSで炎上している人を見つけて、自分もみんなといっしょに叩く
- 「世界規模の大戦争が起こって人類が滅亡する」ことが現実に起こるように祈る
- 公務員試験の勉強をしているふり、資格勉強をしているふり
- 求人情報誌を見て憂うつになる
- 転職サイトなどを閲覧して、応募しようか、恐いから止めようか迷う作業 など
「スマホ」「ノートパソコン」「デスクトップパソコン」「テレビ」のような、家にいながらにして情報を受け取ったり発信できる機器に依存し、ニート生活を続けていることが多いのがこの「消極的行動系」。
ニートの大部分が、この「消極的行動系」を毎日続けていると思われます。
その作業が大好きだからやっている、というのではなく、単に暇つぶし目的として受動的にやっているだけなので、退屈感を覚えたり、イライラしたり、ふとした瞬間に将来への不安が頭をよぎって嫌な気分になってしまうことが多いようです。
ニートの生活型3「趣味系」
スポンサーリンク
- 読書(主に漫画・ライトノベル、たまに新書やビジネス書)
- オンラインゲームで、どこかの誰かとひたすら戦い続ける
- DVDやBlu-rayをレンタルしてきて、映画鑑賞
- 楽器で演奏する
- 本腰を入れて、絵を描く
- 魚釣り
- 家庭菜園
- 将棋
- クロスワードパズルを解く
- 数学の問題を解き続ける
- 株式取引やFX
- 喫茶店やマックへ行って読書をする
- 裁判を傍聴する など
趣味をやるのに忙しいのが、この「趣味系」です。
毎日が趣味で忙しく、あっという間に1日が終わってしまうのが特徴的。
趣味行動で毎日が充実しているので、やりたくもない暇つぶしを毎日やって鬱屈としているニートよりははるかに状況が良いと言えます。
スポンサーリンク
ニートの生活型4「積極的行動系」
- 筋トレ
- ジョギング
- 散歩
- 外出ついでに、図書館へ行って読書
- サイクリング
- バイクでのツーリング
- 買い出し・料理・洗濯・掃除など家事全般
- 勉強
- 漫画を描く など
上記の「趣味系」に含まれている映画鑑賞や読書や勉強なども「積極的行動系」は行う
「自発的に行う、筋トレやジョギングのような運動」をしているニートが多いのが「積極的行動系」の特徴です。
筋トレをはじめとした運動は、うつ病の予防や、心を落ち着ける効果がある重要な神経伝達物質・セロトニンの分泌条件であり、運動が心の安定に必要だと「積極的行動系」のニートは経験則的に理解している可能性があります。
しっかりとした家事をして家族に貢献する「積極的行動系」のニートも多く、家族関係はおおむね良好。
やや過密気味なスケジュールで、次々と運動や趣味や家事をしていて、規則正しい健康的な毎日を送っているようです。
本ブログ推奨の、書籍や漫画の読み放題サービス
コメント