親が引きこもりの子どもに取る対策法を、穏健派から過激派まで3種類解説します。
穏健派:「話せば分かる法」
引きこもりの子どもと、親が対話を試みることで、引きこもりから脱出させてあげようとする方法。本ページで解説している3つの方法の中で、最も穏和な方法。
他の方法のような即効性は無いが、時間をかけてゆっくりと子どもを立ち直らせることができる。
- 引きこもりの更生には年単位の長い時間がかかるのが普通なので、その覚悟をもって接する
- 引きこもりの子どもに、親の考え・理想を強要しないようにする
- 子どもから信頼される親になれるように、子どもの嫌がることはしないようにし、常に親身に話を聞いてあげる
- 今、安心して心地よく過ごせるようにあれこれ配慮してあげることで、時間をかけて家族とこの世に対する警戒心を解かせる。それによって、将来的に引きこもりを脱出させる
- 過保護・過干渉という問題行動を親が取ることで、子どもが引きこもりになっているケースが多いので、親側の態度を改める必要がある
- 引きこもりの子どもがいることを恥と考え、かたくなに医療機関・引きこもり支援機関とは関わらないようにする親が多いので、その考えを止める
- 長期的に引きこもっている子どもが家庭にいると、
家族は暗くなりがちになり、それが引きこもりにもしっかり伝わって状態が悪化する。
努めて明るく振る舞うこと。
- 引きこもりは、高確率で、うつ病・パニック障害・統合失調症のような精神疾患を抱えている。
なので、心療内科へ通わせてカウンセリング・投薬治療を行わないと精神疾患は改善せず、引きこもりも脱出できない。 - 精神疾患以外に、「発達障害」を抱えているせいでミスを頻発・他人と上手くコミュニケーションが取れないという症状から、
社会に適応できずに引きこもりになった場合も多い。
発達障害を取り扱っている心療内科で、専用の治療薬を処方してもらうことで症状が緩和し、引きこもりを脱出しやすくなる。
執行猶予派:「期限までに必ず行動してもらう法」
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「今年中」「1年以内」という猶予期間を設け、その期限日までに「進学、就職」するか「家を出て行く」のどちらか1つを選ばせる、という手段。
ただし、親からしても「とりあえず問題を先送り…」という逃げの意味合いが強く、引きこもりの子どもが約束の期日になっても「結局何もせずに家に居座り続ける」ということもよくあるため現実的には有効性が低い。
強硬派:「金や人の力を使って引きこもりを強制排除法」
業を煮やした両親が最後の最後に採る手段。
多額のお金がかかったり親の心は痛むが、その分効果は最大。同時に、引きこもり側の受けるダメージも最大。
引きこもりにとっては因果応報といえる結末。
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- まず最初に、引きこもりを真人間に戻す方法は基本的に
「引きこもりと、引きこもり状態を可能にしている援助者(親)を引き離すこと、かつ、引きこもりの強制労働」の方法1つしか無いとしっかり認識すること - 「本人の意思に任せる」といった当たり障りの無い対処は、本人だけでは99%の確率で自立できないので時間の無駄となる愚策。
よって、基本的に本人の意思は無視すること。こじれきった引きこもりの精神を叩き直すためには、ある程度の荒治療は絶対に必要。
具体的な2つの方法
引きこもり・ニートの更生施設へと入れる
初期費用に300万円程度、毎月の生活費が10万円程度かかるが、これが最も現実的な手段。業者が部屋に引きこもった子どもの強制搬出と、施設での更生指導をしてくれる。
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家から追い出して勘当
親が強制的に部屋から引きずり出して家から追い出し、以後は家中の出入り口に鍵をかけて決して家に入れない。引きこもりを部屋から外へと連れ出す専門業者も存在している。
子どもはほぼ100%の確率でホームレスとして生きることを余儀なくされる(会社就職するために必要な資金も、居住も、スキルやコミュニケーション能力も持っていないため)。
情にほだされて子どもを家に招き入れて就職活動をさせようとしても、元の引きこもり状態へと逆戻りするだけ。完全に心を鬼にできる親におすすめ。
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