夏場、お風呂に入らなかった次の日の不快感と、汗による不快感をなるべく低下させる方法を調査したので、分かったことを報告します。
夏場にお風呂に入らない事で起こる、猛烈な不快体験
猛烈な不快体験
- 前日の汗で汚れた肌の上にまた汗をかくので汗の上塗り、すなわち不快感が約2倍に
- 夏場は暑く、細菌の増殖に好都合な環境なので、増殖によってもたらされる汗臭さが強烈となり、自他共に不快
- 全身のベタベタ感や、髪の毛のギトギト感など、常時不快感がつきまとう。
これは、日頃からマメにお風呂に入り、何かのトラブルでお風呂に入れなかった人ほど違和感が強烈になる。 - 髪や顔に手で触れた際に指に皮脂がついてベタベタになるので、書類に皮脂がしみこんで変色し、大変なことになる
困った事に日本は多湿な自然環境で、汗をかいても高い湿度が邪魔をして汗が蒸発しにくく、汗を吸った服はじっとりとしたまま、空気は湿っていて蒸し暑い…という嫌な状況です。
こういう状況下で、お風呂に入らずに翌日を迎えると、その不快度は限界を軽々と突破します。
汗の成分と、汗が臭くなる原因
汗の成分
- 皮膚の「エクリン腺」から分泌される汗の99%の成分は水分であり、無臭
- 水分以外の成分は塩分であり、「マグネシウム」「カリウム」「鉄」「乳酸」「尿素」などの成分も微量に含まれている
汗が臭くなってしまう原因
- 分泌された汗が、皮膚の表面にある垢(あか)・皮脂と混ざり、それを雑菌が分解することで悪臭が生じるようになる
- 汗が皮膚上へ出る前に、皮膚内にある導管部でナトリウムイオンや塩素イオンなどが再吸収され、皮膚の上へ出てきた汗はさらさらで蒸発しやすくなる。
しかし、導管部での再吸収が上手くなされない場合、分泌された汗はねばねばとして蒸発しにくく、悪臭を放ちやすくなる。 - 「エクリン腺」とは別の種類である「アポクリン腺」から分泌される汗は、雑菌によって分解されると強い臭気を放ち、ワキガの原因となる
部屋の湿度を下げると一気に快適になる
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部屋の湿度(しつど、温度ではありません)を下げると汗が蒸発しやすくなり常に肌がさらさらで非常に快適になります。
「新聞紙」は吸湿効果が優れているので、部屋にたくさんの新聞紙を置くと、新聞紙が水分を吸収してくれるおかげで部屋の湿度が下がります。
「炭」は非常に吸湿効果が優れているので、部屋にいくつか炭を置いておくだけで部屋の湿度が大きく下がります。また、炭は脱臭効果も優れています。
湿気を吸いきってしまった炭は、沸騰させた湯の中で10分程度煮て、その後に風通しの良い場所で乾燥させれば、また優れた吸湿効果を取り戻すようになります。
夏場のお風呂は「クールダウン浴」が超おすすめ
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「クールダウン浴」とは、お湯の温度を体温よりも低い34、5℃などに設定し、ぬるめのお湯に入ることです。
お湯の温度が低いので身体が過度に熱せられることがなく、お風呂上がりに汗が噴出することもありません。
また、ぬるめのお湯に浸かると副交感神経が優位に働くようになり、身体が休息モードへ入るので安眠できるようになります。
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