漫画「メイドインアビス」の名悪役『ボンドルド』の魅力について調査しました。
黎明卿・ボンドルドについての、面白いネット意見
それでも差し引きで計算すると、圧倒的なプラス。
怒濤の勢いでアビスを攻略し人類に大きな恩恵を次々ともたらす>>>>>>>いずれ勝手にのたれ死んだり強盗みたいな反社会勢力に育つであろう浮浪児達を使い潰す
ゾアホリックで自身の意識を増殖させ続けることも十分異常で狂気の沙汰だと思うんだよな。
ボ卿はヤバいことが多すぎて、読者の感覚が完全に麻痺してる。
ボ卿を完全には憎み切れていないし、
憧れのアビスへ導いてくれた恩を感じている側面もある。
ナナチはボ卿のことを、性格がかなり悪い「父親」「師匠」のような存在だと考えているかも。
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街も大変なことになるし、後進の探窟家達がアビスに潜るどころじゃなくなる。
ボンドルドは私財と人員を割いてクオンガタリの群れを焼き払ってるし、
公共の利益を優先する心は間違いなくあるんだよね。
・呪い針-シェイカー-(手甲内装の矢)
・明星へ登る-ギャングウェイ-(ホーミングレーザー)
・月に触れる-ファーカレス- (無数の触腕)
・枢機へ還す光-スパラグモス-(ビームサーベル)
・カートリッジ(上昇負荷回避装置)
ド外道な性格に、ロマン満載でえげつない装備と、ファーカレスで立体的に空間を移動するスタイリッシュな戦闘スタイル。
それに加えて、慈愛あふれる台詞と圧倒的父性。
ボ卿のファンが大勢いるのもうなずける。
そもそも、あの子ども達って、世間に相手にされずに大人達全員から見捨てられた孤児。
そこへただ一人だけ手を差し伸べて、本物の愛と、自身の存在が肯定される居場所と、アビスの謎解明という名誉ある役目を与えたのがボンドルドだったわけで。
プルシュカも、レシーマほか祝福用の子ども達も、上昇負荷で死ぬ最後までボ卿を慕っていたし応援していた。
独特の価値観の親子愛が完成しているから、
表面だけ見て外野がとやかく言うのも、何だか違うんだよな・・・。
・「実は昔は良い人でしたが、過去の惨劇のせいでこんな悪人に・・・」という、安っぽいお涙ちょうだい話が無い
・過激な研究を続けている理由が、安っぽい正義感や富や名声を求める動機ではなく、純粋な探究心・アビスの謎への憧れ・揺るぎない信念
ボンドルドはただの悪役というか、もはやダークヒーローの一種。
「アニメ版を流し見した程度の人達」→ボ卿が嫌い・怖い・気持ち悪い
「メイドインアビスの世界観に魅せられているガチ勢」→ボ卿を嫌いになれないどころか、本作の看板キャラで客寄せパンダ的なナナチよりも、ボ卿の方が圧倒的に好きになる人も多い
最初の登場シーンはどう見ても悪のマッドサイエンティストだったのに、
最後は卒業式で生徒達を送り出す恩師みたいだった。
・帰還不可の6層へ進んでしまうので、二度と会えなくなるナナチへの寂しさ
・プルシュカ他大事な子ども達を一気に失ったことでの傷心
・勇気を胸に深淵へと進んでいくリコ一行への憧れ
・ボ卿のこれまでの愛や善意についての発言がまぎれもない本物であったことの証拠
いろいろな情報が表れているように見える。
参考:ボンドルドのボイスのサンプル(動画の最初と最後)
偉人・鉄人・狂人としての、それぞれの黎明卿
偉人としてのボンドルド
- 深界5層という、人間が人間のまま帰還できる限界地点に基地を設立し、
人が深層に留まりやすい拠点を作ることでアビスの攻略を飛躍的に加速させる - 危険な原生生物(大量の昆虫)が上層やオースの街へ拡大することを未然に防ぐ
- アビス内で、未踏のルートを新規開拓し、他の探窟家達が深層へ進みやすくなる
鉄人としてのボンドルド
- 極めて危険な原生生物達と交戦しても、攻撃用の遺物を駆使して勝利できる
- 危険すぎて常人ではまず生存できない深界5層まで踏破し、そこに留まってアビスについての研究を続けるなど、強さやサバイバル能力も常軌を逸している
狂人としてのボンドルド
- 人体実験と、それによる貴重な薬品の開発
- 新規ルートを開拓するために、その場所の動植物ごと自然を焼き払ったり、害虫退治のために貴重な水源に毒を流し込むこと
- アビス深層の「遺物」「情報」の、違法的な横流し
- アビスの探索のために、自身の命や自身の子ども達の命を平気で犠牲にすること
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ボンドルドの実験による犠牲者達
- ナナチ:アビスの上昇負荷問題を解決するための実験で、上昇負荷の影響で半獣人のような姿にされる
- ミーティ:アビスの上昇負荷問題を解決するための実験で”成れ果て”にされ、ミーティが獲得した不死性の検証のためにたびたび身体を損傷させられる
- レグ:ロボットである身体の構造を研究するために、片腕を切り落とされる(切り落とされた腕は、レグの遠隔操作で動かせる)
- 大勢の子ども達:アビスの上昇負荷を克服するための実験で成れ果てにされたり、アビス探索用にカートリッジに加工されてその後に死亡
犠牲者とも協力者とも判別が難しい「プルシュカ」
アビスの上昇負荷のせいで自我がなかば崩壊していた幼児期から、ボンドルドが大事に育てていた娘。
最終的には、ボンドルドが祝福を受けるための装置としてプルシュカはカートリッジに加工されてしまったが、
ボンドルドもプルシュカも、互いに親子として愛し合っていた。
ボ卿の話は、主に原作の4巻と5巻で展開されます。
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ボンドルドの、印象深い台詞と名言
おやおや
レシーマが終わってしまいました
心優しい傑作の一つでした
将来の夢はお姫様だったんですよ
可愛いですね
ナナチ
家族とは血の繋がりのみを言うのでしょうか
私はそうは考えていません
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慈しみ合う心がヒトを家族たらしめるのです
血はその助けに過ぎません
愛です、愛ですよナナチ
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それに家族とは他人同士が出会い築き上げるものなのですよ
素晴らしい
極限の環境下でも 君の吸収力や感受性は一切衰えませんでしたね
ミーティを連れて出て行った時などは本当に感動しました
『祝福』を受けるにふさわしい
さあナナチ
もっと楽しいことが待っています
ぜひ私のところで手伝ってください
プルシュカ…
好きなものが出来たのですね
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プルシュカ
たった今から君の世界は変わってゆきます
生の全てを呪っていた君が最初の喜びを見つけたのです
これからの一歩一歩が君を創ってゆくでしょう
今日が君の誕生日
君の冒険の始まりです
てめーの『憧れ』はここで終わりだ
ざまあみろ
……
……
とんでもございません
君たちの祈りが
自ら道を選び進もうという切なる願いが
私のそれにまさったのです
この身体が破壊されてしまったのは甚だ残念ですが…
君たちと出会い…ぶつかりあえたことは
かけがえのない喜び…
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君たちがこの先に進む事こそ…
私の新たな憧れです
闇すらも及ばぬ深淵に
その身を捧げ
挑む者たちに
アビスは全てを与えるといいます
生きて死ぬ
呪いと祝福の
その全てを
旅路の果てに
何を選び取り終わるのか
それを決められるのは挑む者だけです
どうか君たちの旅路に…
溢れんばかりの…
呪いと祝福を…
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