1人の人間である子どもを自分の操り人形のように扱って、間違った教育をしてしまう「毒親(どくおや)」。
毒親によって自立心や一人で生き抜く力を奪われ、子どもの成人後に引きこもり化やニート化を招くとされ、近年問題になっています。
毒親の特徴や対策方法について調査したので、分かったことを報告します。
毒親が子どもに対して取る、主要な2つの行動
子どもを否定する
「悪い子」「そんなことをする子はうちの子じゃありません」と、子どもの人格・価値観を繰り返し否定します。
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兄弟姉妹や、他の家庭の子と比較して「この子はできるのにどうしてあなたはできないの?」と子どもを否定することも多いです。
子どもを叱るときに、今後の教育のためではなく、子どもを傷つけることを目的にした脅迫じみた言動が多いです。
子どもを自分の思い通りに動かそうとして支配してくる
親が決めたルールを守らせようし、子ども自身がやりたいことを禁止します。子どもが親の規則から外れそうになると、言葉の暴力や実際の暴力で子どもを言いなりにさせようとします。
毒親に育てられた子どもは、このような傾向をもつようになる
- 常に緊張している
- 「くつろぐ」という感覚が分からない
- 自信が無い
- 「好き」「嫌い」といった自分の感覚がよく分からない
- 他人に期待されている人間像を演じてしまっている
- 自分を大切にできず、他人ばかりを優先してしまう
- 「自分が無い」と他人によく指摘される
- 他人に心を開くことが困難
- 「支配する」か「支配される」かのどちらかの関係へ走りやすい
- 他人が自分を好きかどうか試すような行為をしてしまう
- 相手の顔色をうかがってしまいがち
- 罪悪感を感じやすい
- 責任感を感じすぎる
- 批判に弱い
- 白黒はっきりつかないと気が済まない、極端な判断
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毒親の、3つの種類
1.「過干渉型」の毒親
子どもの言動・行為に過度に口出しするのがこのタイプの特徴。
子どもを自分の所有物のようにとらえていることが多く、子どもの進学・就職・結婚まで、親の意向通りにしようと指図してきます。
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2.「無関心型」の毒親
親の定めたルールを守れる子どもだけを愛し、ルールを守れない子どもは疎外するタイプ。
自分の理想を子どもにおしつけることが多いです。
3.「言葉で子どもを傷つける型」の毒親
子どもを「悪い子」「頭が悪い」「容姿が悪い」などと繰り返し罵倒し、言葉の暴力をふるうタイプ。
子どもが、自分よりも幸せな人生を歩むことが許せないと考えていることが多いです。
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毒親への3つの有効対策
1.まずまっさきに、毒親から離れる
年齢的・経済的に自立ができるようになったら、毒親がいる実家から離れて独り暮らしをするのが最重要です。
40代~50代という大人の考え方を変えることはほぼ不可能なので、独り暮らしをして心理的・物理的に距離を取るのが根本的な解決策になります。
2.物事の決定は「事後報告」で良い
「あの人と付き合っているから」「結婚したから」「就職したから」など、行動した後に報告する形でいいです。
「あの人と付き合おうと思う」などと事前に相談したり報告したりすると、自分の子どもを支配できなくなるので毒親が阻止・邪魔しようとしてきます。
毒親に対して成人後もわざわざお伺いを立てることはデメリットしか無いので、自分で自由に判断・決定するようにしましょう。
3.家庭から自立できない間ははっきりと意見を言うようにする
まだ子どもなので独り暮らしが不可能な時期は、はっきりと意見を言うことで毒親の支配から脱しようとすることが重要です。
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「押しつけが苦しい」「自分は嫌だと強く思っている」「もう深く干渉しないで欲しい」とはっきり言い返せば、毒親の支配が弱まることがあります。
また、自覚無く毒親行為をしていたので、子どものはっきりとした物言いで初めて間違いに気づき、行動を改めるというケースもあります。
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