機能を追及しながら道具を変化させ続けた結果、無駄が一切無くてデザインが完成された道具があります。
機能美の極みとも言える、完成されたデザイン・機能をもつ道具について調査したので分かったことを報告します。
デザイン・機能ともに完成されている道具20選
1.「ハンマー」
2.「はさみ」
3.「トースター」
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4.「本(紙製の本)」
5.「拳銃」
6.「はし」
7.「アイロン」
8.「メガネ」
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9.「包丁」
- ナイフ
- 日本刀や西洋の剣
などもデザインが完成していると言われている。
10.「懐中電灯」
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11.「ドライヤー」
12.「ウォシュレット」
13.「電子レンジ」
14.「ネジ」
15.「くつべら」
16.「こたつ」
17.「くつした」
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18.「爪切り」
19.「炊飯器」
20.「バイオリン」
- バイオリンに限らず、「フルート」や「ハープ」など楽器には完成されたフォルムのものが多い
「機能やデザインが完成されている道具」に共通する特徴
特徴
- その道具の用途が単一・単純であり、「切る」「叩く」「固定する」「温める」といったある特定の用途にしか使わない
- 人間の手で使う道具であることが多く、人間の手の形状はずっと変わらないため、人間の手の形に最適化された形態の道具は完成されたデザインフォルムであることが多い
- 「耐久性をさらに上げる」「さらに軽量化させる」「さらに省電力化させる」「もっと安価な素材で同品質の製品を作れるようにする」といった改善の余地はあるものの、
いくら改善してもその道具の元の機能や基本的形状は不変のままであることが多い - 「マイナスイオンを出す」「スマートフォンで遠隔操作できる」「細部のデザインをいじる」といった付加価値をつけた新製品が毎年発売されるが、それらの新機能はただの蛇足であることが多い
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