世界中に商品やサービスを販売し、世界への影響が極めて大きいアメリカ企業のITビッグ5(「Amazon」「Apple」「Alphabet」「Microsoft」「Facebook」がITビッグ5と呼ばれている)の事業内容や影響力の強さについて調査したので、分かったことを報告します。
Amazon
- アメリカ・ドイツ・イギリス・フランス・日本など世界14ヶ国で展開する、大規模なネット通販事業
- 電子書籍サービス「Kindle」の販売
- 電子書籍リーダー「Kindle Fire HDシリーズ」の開発と販売
- 「Amazon Prime」「Amazonビデオ」「Kindle Unlimited」といったAmazonが独自に提供するサービスは「コストパフォーマンスがばつぐんである」と好評を博す
- クラウドコンピューティングサービスであるAWS(Amazon Web Serviceの略称)を提供販売していて、企業用から個人用までシェア率を急速に伸ばしている
Amazonは非常に使いやすいサイトデザインであり、ユーザーのサポート体制もしっかりしていて、価格もかなり安いため、今やネット通販の分野の王者として世界に君臨しています。
現代のAmazonはただの通販サイトではなく、AWS(Amazon Web Service)も高い収益率があり、AWSがAmazonの運営を支える太い柱になっています。
AWSとは大規模な計算処理能力をオンラインで自己のコンピューター上で利用できるというものです。AWSのサービスを利用すれば、たとえ自己のコンピュータースペックが貧弱であったとしても数々の高度なWebサービスや処理速度の早さを手にすることができます。
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Apple
- スタイリッシュなデザインのPC「Macintosh(マッキントッシュ)」の開発と販売
- プログラムアイコンなどの各種デザインが優れているOS「macOS(パソコン用)」「iOS(スマートフォン用)」の開発と提供
- 「iPhone」という全世界で大人気のスマートフォンや、「iPod」「iPad」「Apple Watch」といった革新的なデジタルガジェットの開発と販売
- 「Apple Pay」といった決済サービス、「Apple Music」「App Store」「iTunes Store」「iCloud」といった有力なオンラインストア・オンラインサービスの運営
カリスマそのものといった経営者「スティーブ・ジョブズ」によって作られたApple製品はPCの世界の常識や、人々の生活を一変させました。
ジョブズ亡き後のAppleの進退が不安視されていますが、2018年8月にAppleの時価総額が1兆ドルを突破し、1兆ドル超えという世界初の快挙を成し遂げるほどの成長を続けています。
Alphabet(「Google」の持ち株会社)
- 高い検索精度と非常に軽快な動作を併せ持つ「Google検索」の開発と提供
- 最も人気が高い動画投稿サイト「YouTube」の提供
- 大きなシェアを誇るスマートフォンのOS「Android」の開発と提供
- 「Googleマップ」「Gmail」「Googleドライブ」「Google翻訳」といった非常に便利なオンラインサービスの多くを無償提供している
- 「Google Play(Android端末向けの音楽・アプリ・書籍などのコンテンツの提供サービス)」の運営と提供
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もはやGoogle検索は社会のインフラと化しており、人々にとって無くてはならない大事な存在です。
AlphabetはWeb開発者向けに数々の便利なサービスを無償提供していることも特徴的であり、開発側にとっては特にお世話になっていて良い印象を抱かれる企業です。
Microsoft
- PCのOSで圧倒的なシェア率の高さを誇る「Windowsシリーズ」の開発と販売
- 「Office」「Visual Studio」といった事務作業用ソフトやソフトウェア開発用のソフトの開発と販売
- タブレット端末「Surfaceシリーズ」の開発と販売
- パブリッククラウドサービス「Windows Azure」を販売提供していて人気を博している
パソコンを常用する人達にとっては、Microsoftが提供するWindowsシリーズは非常に馴染み深く、Microsoftは無くてはならない存在と言えます。
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- 世界最大のSNSである「Facebook」の運営と提供
- Facebook内で表示される広告で多額の収益を得ている
世界最大のSNSである「Facebook」は、多くのネットユーザー達に愛用されています。
しかし、近年ではFacebookで大規模な個人情報の流出事件が起こったり、SNS疲れによってユーザー達がサービスから離脱してしまったり、ネット世界の流行が変化したりと、それらの理由からFacebookの株価がtwitterと並んで急激に下落するなど、経営状況に暗雲が漂っています。
なぜアメリカでばかり強大なIT企業が誕生するのか?
- アメリカではプログラマのようなIT分野のエンジニアが高年収で優遇されているため、ITエンジニアを目指す人が多く、そのおかげで超有能なエンジニアが誕生しやすい
- アメリカでは「起業」や「斬新なアイデア(先進性が求められるIT企業には不可欠)」をみんなで賞賛する文化土壌が備わっているから
- アメリカは英語圏であるため、「メジャーな言語である英語が話せて、立身出世を志す有能な人間達」がビジネスや研究分野に強いアメリカへ世界中からどんどん集まってくるから
- アメリカでは国を挙げて情報技術の研究と開発に大金を投入しているから(民間企業内のエンジニア達に開発させて培われた情報技術は国家の軍事強化に大いに役立つし、これからの時代ではITが世界を動かしていくと理解している)
- アメリカでは投資文化が根付いているので、IT企業が成長してやがて国内で目立つ存在になると個人投資家達や他企業からの投資対象になりやすく、そこからお金の力で一気に大きくなるから
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