ノベルゲーム・アニメ「Steins;gate」シリーズで、メインヒロインにして天才少女であり、
数々の偉大な発明を成し遂げた「牧瀬紅莉栖(まきせ くりす)」の魅力について調査したので分かったことを報告します。
牧瀬紅莉栖(まきせ くりす)の魅力
稀代の天才であり、彼女なくしては決してSteins;gateの物語は成立しない
- アメリカの大学へ飛び級入学し、弱冠17歳で権威ある科学雑誌に紅莉栖の論文が掲載される
- ダルと協力してタイムリープマシンを作り上げてしまう
- タイムリープマシンで未来からタイムリープしてきた岡部に対し、
その超常的な状況の仕組みをすぐに理解して受け入れて、たびたび的確な助言をする - α世界線の未来では紅莉栖はタイムマシン開発に大きく貢献し、紅莉栖が世界の支配構造を大きく変えてしまう
牧瀬紅莉栖の天才ぶり、有能さ、頼もしさに強い魅力を感じる人が大勢いることでしょう。
「賢明で優秀な科学者であると同時に、ロマンチスト」という二面性
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合理的な判断を優先させる態度から時には冷徹とさえ見えてしまう紅莉栖ですが、
科学がもたらす力の可能性を無邪気に追い求めたり、
自身の命を諦めてまで岡部の思いを遂げさせようと尽力したり、
恋愛と脳科学をリンクさせた独特の恋愛観を語ってみたり、
内面に広大なロマン世界を抱いているのが牧瀬紅莉栖という少女。
作中での紅莉栖のロマンチストとしての言動で、紅莉栖や、科学そのものが好きになった人もたくさんいるはずです。
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予備知識:牧瀬紅莉栖のデータと特徴
- 未来ガジェット研究所では、牧瀬紅莉栖はラボメンNo.004
- 「Steins;gate」の本編の時点で18歳
- 専攻分野は脳科学であるが、物理学や情報学など複数の理系分野に精通している
- 知的好奇心が極めて強く、実験が好きで、根っからの研究者気質
- 大多数の人達に対してかなりキツい態度を取り、態度や立ち振る舞いにも隙が無いため、友達が全然いない
- 巨大ネット掲示板「@ちゃんねる」に入り浸っており、固定ハンドルネーム「栗悟飯とカメハメ波」として日常的に掲示板書き込みを行っている。
さらには、岡部と知り合う以前から、@ちゃんねる上で鳳凰院凶真(岡部)の書き込みを煽りまくり攻撃しまくっていた。
そのため、科学者であると同時にインドア派オタク的な側面をもっている。 - 料理は非常に下手
牧瀬紅莉栖にとって特別な関係がある人物達
岡部 倫太郎
岡部の、一見すると重度の中二病者だが、その裏側に隠された仲間思いで真摯な人間性や、
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紅莉栖と絶縁状態にある父親との仲を取り持つために、岡部が紅莉栖の恋人を演じて父親のもとまでわざわざ遠出しようとする優しさに惹かれ、
次第に岡部を異性として愛するようになる。
椎名 まゆり
「岡部がもともといた世界であるβ世界線」から移動した先であるα世界線では、まゆりは世界線の収束現象により絶対に死亡してしまう。
α世界線ではまゆりは必ず死ぬが、紅莉栖は存命し続ける。
その反対に、β世界線ではまゆりは存命し続けるが、紅莉栖は必ず死ぬ。
その事実と、岡部にとってまゆりがどれほど重大な存在なのかを全て受け入れたうえで、
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紅莉栖は「自身が死に、まゆりが助かるβ世界線」へ帰るように岡部を始終助け続けた。
比屋定 真帆(ひやじょう まほ)
主に「Steins;gate0」で活躍する、海外のヴィクトル・コンドリア大学での紅莉栖の先輩の研究者(女性)。紅莉栖よりも3歳年上。
紅莉栖は真帆を先輩として慕っていて、真帆自身も紅莉栖を無二の親友だと思っていたが、
大学での研究の日々で紅莉栖の天才ぶりに接して、真帆は強い劣等感にさいなまれている。
ストーリーの中で岡部に協力し続け、次第に紅莉栖への劣等感から解放され始めていった。
アマデウス
「Steins;gate0」で登場する、紅莉栖の「人間の記憶をデータ化する理論」にもとづいて構築された、
牧瀬紅莉栖の記憶と人格と意思と思考パターンをもつ人工知能プログラム。
アマデウスの作成には、上記の比屋定真帆が大きく貢献している。
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「Steins;gate0(紅莉栖の死が確定しているβ世界線での物語)」で、死亡した紅莉栖の代替者のような存在として活躍する。
牧瀬紅莉栖だったらどう思いどう感じるか?といった簡単な質問には答えることができるし、ネットワークシステムと接続して高度なナビゲート役をすることなどはできるが、
「紅莉栖の優れた知力を自在に活用してタイムマシンの開発用に利用する」といったことはアマデウスの性能を超えているため、不可能。
紅莉栖と同様に、アマデウス紅莉栖も岡部に恋をしている。
牧瀬紅莉栖が生み出した、素晴らしい発明品
「タイムリープマシン」
過去の世界にメールを送ることができる「電話レンジ(仮)」を、紅莉栖とダルが共同で機能拡張させたものが「タイムリープマシン」。
- 「電化製品の電子レンジが稼働の最中」かつ「その電子レンジのそばに、点灯中の42型ブラウン管が存在している」
という状況で、電子レンジを介して過去の世界へ簡易的に情報を送信できる - 電話レンジ(仮)と機能が連動した携帯電話を使って、過去へメール による文章(通称、Dメール)を送信できる
- Dメールという名前のDの由来は、De Lorean(デロリアン)であり、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の劇中の車型タイムマシンの名前から
- Dメールで一度に過去へ送ることができる文字数は、たったの全角18文字(半角36文字)までであり、送ることができる情報量が極端に少ないという欠点がある
- 「Dメールを送ることで過去の世界に干渉すること」を原因にして、世界線が変動する、という重大な事態が引き起こされる
- 上記の「電話レンジ(仮)」の機能を拡張し、
人間の記憶データを超圧縮して、超圧縮した記憶データを過去の人間へと送信できるようになったものがタイムリープマシン - ダルがPCを使ってSERNが保有する粒子加速機(LHC)の機能を遠隔利用できるようにし、
「電話レンジ(仮)」に接続されたヘッドセットを使用し、紅莉栖の脳研究の内容を応用して人間の脳の記憶をデジタルデータへ変換し(記憶のデータ容量は約3.24TB)、
LHCの効果で生み出された極小ブラックホールを通して記憶のデータ容量を16Bまで超圧縮し、
Dメールを送信する要領で、携帯電話を使って過去に電話(超圧縮された記憶データ付き)をかける。
過去の世界で電話に出た者は、展開された記憶データが一瞬で脳に上書き処理されることで、
未来の出来事を思い出す、という状態になる。(この状態がタイムリープした状態) - 時間経過で脳の生理状態は刻々と変化していくため、今と非常に近い状態の脳にしかタイムリープできず、
最長で48時間前までしかタイムリープできない
「タイムマシン」
α世界線の2036年において、SERNに所属する研究者の紅莉栖の尽力によって生み出された、
メールや記憶データではなく人間そのものを過去へと自在に転送できる、完全なタイムマシン。
この功績により、牧瀬紅莉栖は「タイムマシンの母」と呼ばれるようになる。
しかし同時に、タイムマシンを利用したSERNの世界支配が実現してしまい、結果的に多くの人達を不幸にすることになってしまう。
その他、紅莉栖のミニ発明
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「ダーリンのばかぁ」
スピンオフ作品「比翼恋理のだーりん」で紅莉栖が発明。
腕時計型の嘘発見器であり、2個でワンセットの発明品。恋人同士の血圧や発汗などの身体的変化を計測し、
その結果、浮気や喧嘩をしていると判定されれば、装着中の「ダーリンのばかぁ」から電撃を受ける。
「未来ガジェット13号機」
スピンオフ作品「比翼恋理のだーりん」で紅莉栖が発明。
ヘッドホン型の脳内計測装置であり、これを装着した者の思考・夢などをディスプレイに映像として表示できる。
「宇宙標準時計」
劇場版「STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ」の小説版で紅莉栖が発明。
16進数で6桁表示された砂時計。
「時間が不可逆であること」を証明することがテーマになっている。
Steins;gateでの、牧瀬紅莉栖の名言

あなたはどの世界線にいてもひとりじゃない。私がいる。

相対性理論って、とてもロマンチックで、とても切ないものだね。

例え失敗ばかりだったとしても
それを含めて今の自分があるんだから。

ここまできたんじゃない!

海馬に記憶されたエピソードは、忘却しにくいのよ。

β世界線にいた私が死んでいたとしても、今ここにいる私が死ぬ保証はどこにもない。
無数の世界線に、別の私が居るのかもしれない。
その意志が繋がって、自分という存在があるのかもしれない。
それって、素敵だと思わない?
あらゆる時、あらゆる場所に自分がいる。
誰かを愛する強い気持ちが、何かを信じる強い感情が、
何かを伝えたいと思う強い思いが
時を超え、繋がって、今の自分があるのだとしたら
それは、素晴らしいこと。
だから、見殺しにするなんて思わないで。
世界線が変わってもたった一人、岡部が忘れなければ私はそこにいる。
だから…。
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