アンドロイド(人間を模倣して造られたロボットのこと)というキャラクターの魅力を強調するために、よく用いられれるストーリー展開を解説します。
「アンドロイドキャラ」の魅力を引き出すために用いられる、主なストーリー展開
1「想定外の事態として、アンドロイドキャラに”自我”が芽生える展開」
- コンピューターのOSのアップデートを繰り返した結果
- 情報収集や機械学習や日々の体験などを繰り返し、それらによって思考スタイルのアルゴリズムがアップデートされ続けた結果
- コンピューターウイルスに感染して中枢プログラムが変質した結果
- 一例として、上記のリストのような原因でアンドロイドの開発者の想定外の事態としてアンドロイドに自我が芽生える
- 自我が芽生えた結果、
「意思決定のスタイルや仕草などが、人間らしくなる」
「自身を造り出した研究者などに反逆するようになる」といったもののいずれかの展開になりやすい
- 自我が芽生えた結果、
- 一例として、上記のリストのような原因でアンドロイドの開発者の想定外の事態としてアンドロイドに自我が芽生える
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本項目の具体例:ゲーム「ペルソナ3」の、アイギス
シャドウという、人間の精神を喰らう怪物を制圧・排除するために開発された、少女型の兵器でありアンドロイド。
ストーリー上での初登場時ではいかにも機械然とした思考スタイルであったが、
人間社会の中に加わり、正体を偽って学生として人々と接するうちに、次第に「心」と呼びうるものを獲得していく。
ストーリー後半では、男性主人公に執着する原因であった「自身にセットされた、プログラム上での責務感・義務感」を超越した、男性主人公への恋愛感情を抱くようになる。
2「アンドロイドキャラの”機能美”が表現される展開」
- 「情報収集」「情報の記録・保存」「情報の解析・分析」「得られた情報や今の状況の分析結果から、適切な戦略判断を提供できること」といった、情報と判断に関する機能がいちじるしく高レベル
- アンドロイドのビジュアルが、美男・美女として設計されていること
- 通常業務に加えて「戦闘行為」が可能など、特定の機能を果たすための専用装置・専用プログラムが機体に組み込まれている
- 身体が極めて硬くて頑丈であることに加え、酷暑・極寒・低酸素状態などの劣悪な環境への耐性も高い
- 上記のリストのような機能・特性をもつアンドロイドを「人型の、極めて高機能の道具」として位置づけ、
外見は美男・美女でも、思考スタイルや振る舞い方には人間らしさが皆無、という描写の仕方- 「思考面・感情面で人間らしさが無い、優れた道具として完成されているアンドロイド」にかっこよさや独特の美しさを見出す人が、それなりに多い
- 上記のリストのような機能・特性をもつアンドロイドを「人型の、極めて高機能の道具」として位置づけ、
本項目の具体例:ゲーム「ニーア オートマタ」の、2B(ツービー)
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西暦11945年、地球を占拠しているエイリアンおよび、その手先である機械生命体(人類側に敵対的なロボットのような存在)から地球を奪還するために製造された、女性型アンドロイドの兵士の一人。
任務には私情をはさまないようにしており、常に冷静であるが、仲間に対する情が無いわけではない。
近年まれに見るほどの秀逸なキャラクターデザインであることと、しかも人間では無いアンドロイドということで、ゲーマー達(特に、海外のゲーマー達)に高い人気を博している。
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