「高い確率で悪い結果をもたらす、悪い種類の借金」の内容を調査したので、分かったことを解説します。
破滅を招き寄せる「悪い種類の借金」
「遊びのため」という目的でする借金は、典型的な「悪い種類の借金」です。一時の快楽のために借りたお金を使い果たすだけで、お金が次につながらない使い方です。
また、「生活のため」という目的の借金も、借金が習慣化してしまうため「悪い種類の借金」です。借金をしなければ成り立たないほど生活に困っている原因(低収入や浪費など)を見つけ出して、生活を改善するほうが借金をするよりも先です。
将来のためになる「良い種類の借金」
- 家を建てるための住宅ローン
- 起業をするための銀行からの融資
- 大学へ通うための奨学金 など
将来の大きな目的のために、先行投資として借金したお金を使う行為は、「良い種類の借金」です。
家を建てれば不動産という資産が手に入りますし、起業してビジネスが軌道に乗れば借金した金額を回収できて完済し以後はどんどんお金が入ってくるようになります。
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将来的に、借金した金額以上のものが手に入る見込みが大きい借金は「良い種類の借金」に分類できます。
生活の中に潜む、意外に身近な借金の数々
消費者金融系
この種類の借金
- アイフル
- レイク
- プロミス
- アコム
- モビット
個人を対象にして1000万円以下の小口融資をしているのが「消費者金融」です。
テレビCMでは、お金のイメージを巧妙に隠した作りの映像で、消費者金融の使いやすさ・便利さを訴えかけてくるので注意が必要です。
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このCMに乗せられて、軽い気持ちで消費者金融を利用してしまう人が多いようです。
銀行系
この種類の借金
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- Mr.カードローン(住信SBIネット銀行)
- みずほ銀行カードローン(みずほ銀行)
- おまとめローン(東京スター銀行)
- 楽天銀行スーパーローン(楽天銀行)
- バンクイック(三菱東京UFJ銀行)
- りそなプレミアムカードローン(りそな銀行)
メガバンクや大手銀行が提供しているキャッシングサービスです。
これらの有名銀行を、仕事での給与の振込先や生活用のメインバンクとして活用している人も多く、その銀行をいつも使っているという信頼感・安心感から、ついカードローンに手を出してしまう人が多いようです。
信販会社系
この種類の借金
- VIPローンカード(ORIX オリックス)
- セディナカードローン(Sedyna セディナ)
- α倶楽部カード(アプラス)
- プレミアビアージュ(JACCS ジャックス)
- CREST(Orico オリコ)
信販系会社(クレジットカードのサービスを提供する会社)が発行するクレジットカードのキャッシング枠によって借金をするタイプです。
日常的にクレジットカード決済をしている人は多く、そのクレジットカードへの信頼感から軽い気持ちでキャッシングを利用してしまう人がたくさんいます。
キャッシングを使うようにひんぱんに信販系会社からメールが届いたり、キャッシングを利用するとポイントが大量にもらえるような特典もあるので、それにつられて使ってしまう人もいるようです。
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友人との関係に「借金」が入り込むこともある
友人に「個人的に、お金を貸して欲しい」と頼まれたり、自分が友人にそのように頼むことがあります。
この場合、「相手から拒絶される」「貸したけれど、全然お金を返そうとしない」などの事が起こりやすく、高確率で絶縁という事態になります。
また、「借金の保証人」になって欲しいと頼まれることもまれにあります。
保証人になると、借金をした友人が返済できなくなったり蒸発すると、保証人になった自分が借金を背負うハメになり、借金の取り立てが自分に向かうようになります。
ほほ全ての場合において、借金の保証人になることは避けた方が良いです。
要注意!借金に通じがちな口癖や考え方
- 若いうちしか遊べないんだから、遊んでおけるうちに遊んでおこう
- どうせ貯金したって、ある日突然死んだらそれは無駄になる
- 自分が借金をしている金額が、他人からの信用の高さだと自慢する
- 税金の支払いをよく滞納する
- 1つの仕事が長続きせず、職を転々とする
- 「すぐ返すから、ちょっとお金貸して」とよく言う
- 「実は悩んでいることがあって…」「相談に乗って欲しいんだけど…」とよく言う
借金癖がある人の特徴は、「性格がだらしなかったり無責任」「見栄っ張りで外面が良い」「現実と正面から向き合おうとせず、現実逃避をしがち」などです。
もしも借金が返せなくなったら、自分がするべきこと
返済不能な借金を抱えた場合には次の4つの方法が有効
- 「任意整理」:貸し手と借り手が返済方法・返済額を話し合う。弁護士・司法書士に依頼することもできる。
- 「特定調停」:裁判所が間に入り、返済条件の変更も含めた話し合いをする。破産せずに済む方法。
- 「個人再生」:今後の収入を考慮した再生計画案を裁判所に提出し、その計画案が認められれば債務額が1/5に減額される。任意整理と自己破産の中間的な手段。
- 「自己破産」:裁判所から破産宣告をしてもらって破産者となり、借金を免責(チャラ)にしてもらう。生活必需品や仕事道具や必要最低限のお金以外の財産は、全て差し押さえられて没収される。
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